ちょっと本気でEvernoteの使い方を掘り下げてみる -第八回 最強のノートブック保留-
ちょっと前から作ってたノートブック「保留」を最大限使うようになって参りました。
元々、読んで字のごとく「保留」しておくために使っていたノートブックだったのですが、ちょっと役割が変わってきたので、その使い方をご紹介します。
全部「アーカイブ」をやめた
今までEvernoteに入れているノートは、「Inbox」を通過した後、大半を「アーカイブ」ノートブックに入れていました。実際のところ、これで大して困ったこともなく十分快適にEvernoteを使えてはいました。自動でEvernoteに放り込んでいるノートは、ほとんど一定の規則性のある言葉が入っているため、その言葉で「アーカイブ」の中から検索してやれば、問題ないのです。
しかし、自動で放り込んでいるようなノートは、検索することで、問題なく「ざっと眺める」ことが出来るのですが、自動で放り込んでいない、自分の言葉で書いたノートだけを探し出すのが面倒なのです。
何でも放り込んでおけばおk。入れて入れて出しやすいゾウさん。これがEvernoteの魅力であることは間違いなく、その為にせっせと色々な情報を自動で放り込める工夫をしたりしていました。しかし、なんだかんだ一番大事なのは「自分で書いた言葉」だと思ったのです。(ふと思いついたことや、なにかの感想 etc..)
これが見つけにくいというのは何か違うんじゃないのか?
そんな風に考えて、全部を「アーカイブ」に入れておくことをやめるようにしました。
Twitter 自分Blog WebClip 自動転送メール + アーカイブにした
自動でEvernoteに放り込んでいるのは大体上記のモノです。そして、これらは想像以上に多いです。
ツイッターつぶやきは毎日まとめて送られてくるし、URLをTwitterでつぶやけば自動でページの中身がEvernoteに飛んできます。また、AmazonやらiTunesの請求書メールなどは自動でEvernoteに転送するように設定しています。
Twitterのつぶやきやブログは自分の言葉だからともかくとして、Amazonの請求書の如きものと、オレ様のナマの思いを同格に扱うとはけしからん。これらを同じレベルで扱っていたのが間違いだったのです。
「アーカイブ」に入れるのは基本的に「自分が書いたもの」
そうでないものは邪魔だから別枠へ。
こうすることで、自分自身の極めてパーソナルな思いだけをワンクリックで呼び出せるようになりました。(以前のスタイルでも同じことは出来なくはないが、とても面倒。楽チンであることは重要)
毎回Inboxからマメにノートを移動させるのが面倒になった
今までは、ほとんどのノートを何も考えずに「アーカイブ」に移動させてやるという簡単な仕事でした。これを、幾つかのノートに分けてやるとなると、簡単だけどメンドクサイ仕事にレベルアップしてしまいます。でもInboxに大量のノートが溜まっている状態は精神的によろしくありません。
そこで活躍するのが「保留」
今までアーカイブに移動させていたものは全部保留。
気が向いたとき(週一くらい)に保留にあるノートをじっくり眺めながら整理整頓。
忘れるプロgoryugoとしては、大抵一週間もすれば何もかも忘れてしまうので、改めて忘れたことを思い出しながら整理して忘れにくくするという、一粒で二度美味しい効果まで付いてくるようになりました。
二段階の選別を経ることで、手間自体は増えてはいますが、結果的に「覚えたいことを覚えやすい」環境になったのではないかと思います。
いやぁ、保留って素晴らしいですね。
参考
Posterousで雑記的なものの更新始めました。iPhoneとかEvernoteとか、これからブログで書こうとしている事など。毎日更新目標。