ScanSnapが作られてる工場を見学してきたぞ 石川県PFU工場見学ツアー2 #pfutour

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取材・イベントレポート

ScanSnapが作られてる工場を見学してきたぞ 石川県PFU工場見学ツアー2 #pfutour

「ScanSnapアンバサダー・2013PFU工場見学ツアー」レポート第2弾。 一人寂しく金沢駅まで移動し、その後PFU […]

最終更新日:2013年12月19日
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「ScanSnapアンバサダー・2013PFU工場見学ツアー」レポート第2弾。

一人寂しく金沢駅まで移動し、その後PFU本社に行ってすげぇスキャナを見せてもらったあとは、昼食を取り「工場」へ移動。

これぞまさに「オトナの社会見学」ってイメージで、生産効率を上げる工夫とかの興味深い話も多く、なによりも細かい事抜きにして「もの作りの現場」ってのは見ているだけですげぇ楽しい!

PFU ProDeSセンターへ移動

PFU本社からProDeSセンターへ移動します。本社からバスでだいたい10分くらい。

丘のふもとの「PFU」の文字がいい感じ
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丘を登って工場へ入ります
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その後、まずは会議室的な所でこの場所についていろいろ教えてもらいました。

そもそもなんで「ProDeSセンター」って名前なのか、というところから。

ProDeSというのは、Produce Design Service という言葉から作った、日本語で「プロです!」という意味も掛け合わせた造語。
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いわゆる「工場」ではなくて、ProDeSセンターという名前を付けているのは「工場」という「モノを作るだけ」の場所ではなく製品の「開発」から「製造」「保守」まで全てを自社で一貫して行う場所であるから、という意味も込められているそうです(開発250名、製造250名)
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また、個人的にもう1つ印象的だったのが、いわゆる「工場」という場所は「大量生産」というイメージがあるんですが、ここで行っているのは「多品種少量生産」というスタイルであるということ。
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たとえばPFUが作っている製品の中には「ファミポート」などのキオスク端末があって、こういう製品なども色や形などお客さんの要望に応じて、工場全体で1200ものモデルを生産可能。

場合によっては「1台」からの製造も行っているらしいです。

人員稼働率100%&製造ミス0を達成するための工夫

そしてもう1つ、生産の「仕組み」としてすげぇなぁと思ったのが、工場全体での生産効率を上げる工夫と、製造ミスを無くすための工夫。

「少量」「多品種」を受注生産で作り上げる、というスタイルを取っているために、どうしても起こるのが受注量のバラツキ。

ある時はめっちゃ忙しいし、ある時はヒマ。

「お客さんの要望に応じた製品作り」というのを行っている限りは、そういう事はある程度避けられないようになってしまいます。

そこで「ヒマな人」ができないように、月毎の注文量の余力応じて「定番商品」であるScanSnap(ここでは国内向けiX500を作っている)の生産量を調整することで、生産部門全体での「生産量」が一定になるようにして「稼働率100%」になるようにする。

これによって「国内で生産」を行っても、実質的に「中国で作るのと同じコスト」でScanSnapを製造できるようになるとのこと。

「少量多品種」故にもう1つ工夫されているのが「記憶に頼らない生産システム」

これは実際に工場の中で見せていただいた「仕組み」の部分なんですが、製品毎にパーツの色が違ったりネジの場所が違ったりと、一個一個どうするかとかは覚えてられない。
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で、こういったパーツ1個1個の今作ろうとしている製品に必要なパーツ、というのをきちんとシステムで管理していて、画面に出ている「次に何するか」に従って操作すれば「誰でもできる」という仕組みになっている。

なによりも印象的だったのが「違うパーツ」を取り出して組み立てようとした場合には、電動ドリルなどの部品が「動かない」ので「間違えようがない」という所。
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工場内へ進む

その後、実際にどんな風に開発、設計を行っているか、という話を聞かせてもらって、3Dプリンターで作れる商品モデルの精度の高さに驚かされたりしながら、工場の中へ。

まずはScanSnap iX500を組み立てているところ
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実際に自分が使ってる製品が作られていく様子を見せてもらうのは感慨深いものがありました
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ちなみに見学させてもらった我々も帯電防止のジャケットと帽子を被っております

PFU工場 iX500製造工程 – Spherical Image – RICOH THETA

その後、基板部品などの組み立てを行っているクリーンルームへ
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マスクをして、帽子までかぶると誰が誰だかわからんくなる可能性もあるので、制服には「背番号」も付いているらしいです

PFU工場 クリーンルーム – Spherical Image – RICOH THETA

その隣は、いわゆる「カイゼン」を行うための「手作り工房」という場所
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手作り工房で生み出された新しい仕組みなども展示されていました
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この後は写真が撮れない場所だったのですが、実際に「キオスク端末」が作られているところ、コンピュータのフレーム部分を作っているところ(これらも基本オーダーメイド)や、基盤を熱でハンダ付けする機械、マイクロメートルとかの精度で3Dモデルが作成出来る3Dプリンタ(これでも既にだいぶ古いものらしい)など、いろいろ見せていただきました。

また、事業仕分けなどで色々話題になったスーパーコンピュータ「京(けい)」のフレームはこの工場で作られたものだということ。

とは言え、京の完成品はこうやって「隠れて」いるので、見えないのが残念です、とも言ってました
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PFU ProDeSセンターはクリーン&ハイテクな工場だった

工場を一通り見学させてもらって感じたのは、とにかく色々とハイテクな仕組みが整備されていて、同時に工場内が非常に清潔だった、ということ。

今までに見たことあるでけぇ工場って言うと、むかーし学生時代に見学したことがある「飛行機の外装」とか「超巨大なケーブル」「半導体のシリコンウェハー」、その他、わりと近所にある自動車部品を作っているところとか、ソニーの工場(確かかつてデジカメを作ってたところ)とかそういうところくらい。

まぁ、見たことあるのは基本どれも10年以上前のものばかりで、比較対象が古すぎるというのはあるんですが、とにかくそれらに比べてものすごーくハイテクで、ものすごーくキレイで清潔なモノでした。

ていうかそもそも、一部の特別なエリアだけでなく、見せてもらった工場全部が土足禁止なところって今までで初めてかも。

ひっさしぶりの団体行動でなんだか遠足みたいな気分も味わえて、さらには「工場見学」それ自体がすげぇ面白くて、非常に素晴らしい体験をさせていただきました。

PFUさんありがとうございます!ScanSnapだけじゃなくてPFUはすげぇってのを思い知らされました。

この後は「オトナの遠足」には(たぶん)欠かせない、美味い酒&美味いメシツアーでございます。

参考

石川県PFU工場見学ツアー1 ScanSnapの元になる業務用スーパースキャナなど #pfutour | ごりゅご.com

新型ScanSnap iX500 の新機能まとめとレビュー Wi-Fi機能と読み取り速度アップがアツイ | ごりゅご.com