書籍執筆ツールとしてのEvernoteの使い方

evernote_writing.jpg
Evernote セルフパブリッシング ライフハック

書籍執筆ツールとしてのEvernoteの使い方

先日公開した電子書籍は、原稿の大半はEvernoteで書き上げました。その方法、メリットなどをご紹介します。

最終更新日:2014年10月16日
ツイートする
ブックマークする
Evernoteへ送る
あとで読む

Evernoteで原稿を書く

先日公開した沖縄旅行の電子書籍は、Evernoteに頼りまくりでした。資料を集めたりとかネタを整理したりとかのみならず、実際の本の原稿もほとんどEvernoteアプリを使って書きました。

半分はEvernoteアンバサダーとして、なんか新しいEvernoteの使い方を試してみたかったってのもあるんですが、これ、わりと結構「書籍執筆ツール」としても悪くないな。つか、Evernoteだからこそのメリットってのも一杯あるな、って思った次第なのです。

具体的な方法をご紹介いたします。

資料も原稿もネタも全部1つのノートブックに

まず、基本は「書籍用のノートブック」ってのを1つ作ること。基本方針としては、この専用のノートブックに原稿も、アイデアも、参考資料も全部まとめておきます。

今回の場合だと、たとえばこんな風に表紙画像の候補を入れたたりとか
スクリーンショット 2014 10 02 19 22 45

そもそもKDP自体がはじめてなので、それに関するAmazon公式のガイドラインや、そのたWebクリップなんかもごちゃ混ぜに入れてありました
スクリーンショット 2014 10 02 19 25 54

その他、色々と旅の途中に思いついたり発見したり教えてもらったりしたメモとかも、全部ここにまとめて入れておきました。

リマインダーで目次が作れる

まぁ、ここら辺までは「わりとよくあるEvernoteの使い方」で、わりとどんな場面でも応用出来るような使い方です。

そこからもう一歩「本を書くための使い方」として思いついたワザが、リマインダーを目次代わりに使う、ということ
スクリーンショット 2014 09 29 17 32 49

Evernoteって、困ったことにノートを好きな順番で並べ替えたりは出来ないんですが、この「リマインダー」のみに限って言えば、ドラッグドロップで好きなように並べることが可能です。

これならば、タイトルとか作成日とか難しいことを気にしないで、好きな順番に原稿を並べて、わりとまぁまぁ読み返しやすい「原稿」を作り上げていくことが可能になります。

重要なのは「いつでもどこでも原稿が書けること」

ちなみに、はっきり言って「本を書く」という目的のみであれば、もっと機能が特化した便利なツールというのはいくらでもあります。

ちょっと前まではMacのScrivenerというツールを使っていたし、原稿の管理だとか様々な点でScrivenerの方が便利なところは圧倒的に多いです。

Scrivener
価格: ¥4,500
バージョン: 2.5

さらに言えば、この本の原稿も最初の方はScrivenerを使って書いていました。

(ちなみに、目次案を考える時にはWorkFlowyというアウトライナーを使いました)

でもねぇ、これだと全然進まなかったんです。6月終わりから思い立って原稿書き始めたのに、公開が9月末になったのは、その理由の半分くらいは「手を付けられなかった」からなのです。

パソコン開いて、原稿のファイル開いて、おっしゃ書くぞ!って気合い入れないと書けない状況。

この、おっ社書くぞ!すらめちゃくちゃ大変なのに、書き始めてもすぐに気が散ってしまい、一度寄り道をするとすぐに帰って来れなくなってしまうオレ。

紙の本ならば最低限の収入は保証されてるんだけど、電子書籍は完全に保証ゼロ。その上で、労力をかけて「電子書籍を作る」っていうのは、気合いを入れるのも時間をかけるのも、中々簡単にはできまんでした。

Evernoteならば隙間時間で書ける

で、思い立ったのが、とにかく「どこでも書けるようにする」環境を作ること。

ちょうど前々からこのEvernoteで書籍作りってのはネタ的にも面白いなーと思ってて、それを自分でやってみたら、これがいい感じに進められたのです。

とにかくまず「本を書く時間を作る」というのが難しいから、逆に「隙間時間で本を書く」という風に方針転換。

電車の移動時間とかちょっとヒマな時にiPhoneのEvernoteから原稿を書く。そうすると、わりとやる気が出てきたりして、家に帰ってから続きを書き始めようって気になれたりとか。

とにかくまぁちょっとした隙間時間を見つけては、iPhoneをいじって原稿書いたり原稿読んだり。

最初のアイデア出しや、、最後の「パブリッシング」という作業はiPhoneではほぼ不可能なんですが、やっぱりなんだかんだ一番の難関は「原稿を書く」という部分で、これさえなんとか出来ればKDPのセルフパブリッシングは「誰でも」できます。

ノートブックを共有すれば共同で進めることも出来る

また、この書籍専用ノートブックを誰かと共有することで、原稿を読んでもらって意見をもらったり、文字の間違いとかおかしい点を複数人で確認できたり、ってメリットもあります。

場合によっては「複数人で原稿を書く」なんてこともできるかもしれない。

私の場合、嫁とノートブックを共有しながら色々と意見をもらったり、本に使った写真とかを選んでノートに貼り付けてもらったりとか、だいーぶ色々「共有」のおかげで捗りました。

画像が簡単に貼れるのもEvernoteのメリットの1つだと思う
スクリーンショット 2014 09 29 17 33 22

まとめ

改めて色々まとめると

  • 文字書くだけならばEvernoteでもまぁなんとかなる
  • 資料とかアイデアも一緒に置いとける
  • リマインダーを使うと目次も自由に並べ替えられる
  • 画像もわりと簡単に貼り付けられる
  • 共有すれば複数人で仕事を進められる

などなど色々とメリットはありますが、とにかく最強なのはiPhone(スマホ)で原稿が書ける状況をわりと簡単に作れる、ということ。

たぶん、電子書籍作ってみよっかなーって思ってる人にとってもっとも大変なのは原稿を書く時間を作ることだと思います。

新しく時間を一定量確保するのは異常に難しいことだから、どこか空いてる時間を組み合わせて「執筆」するのが現実的には一番簡単。

Evernoteに原稿を置いとくと、通勤などの移動時間や、昼休みのちょっとした時間、その他諸々の「隙間時間」を手間暇かけずに「執筆時間」に充てられる。

これがEvernoteで本を書く最大のメリットなのかな、なんてことを思ってる次第であります。

参考

Evernote活用例 使い方まとめ | ごりゅご.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です