月々の電気代は200円くらい 電気の基本料金が無料になる5アンペア契約って知ってる?

先月の電気代は183円。

最近知り合った新聞記者の人と話してたら、なんかそういう正直一体全体何が言いたいのか意味不明なわけのわからんことを言われました。

細かい金額までは正確に思い出せないんですが、とにかく一ヶ月の電気代はだいたい200円前後くらい。

一見するともうなんか色々おかしいとしか思えない、一体全体どこから突っ込んでいったらいいのかわからない話なんですが、どうやら冗談でもなんでもなくて、これ「マジ」な話みたいなのです。

震災を体験した著者の電気を見つめ直すレポート

そもそもの出会いは、メールかなんかで取材させてくれませんかーってお声がけいただいて、そっから実際に会って話をしてたところから。

その時の雑談かなんかで、僕も本出したんですよ。節電の本なんです。電気代は月々平均200円くらいなんですよ、なんていう話を聞いてたんですが、そん時はへーなんかすごいっすねー、程度の認識だけでありました。

で、後日実際に著書をいただき、それを読んでみたところ、実にまぁなんというかこう私が大好きなタイプの「変なことを本気で追求して、それが本になった」という感じの素晴らしき本だったのです。

当時福島県に住んでいた筆者が、リアルに震災を体験して、そこで「電気」というものを改めてじっくり考える。

一度は「電気を使わない生活」をしようとするも、それはどうやら不可能っぽい。そんな時に教えてもらった謎の契約「5アンペア契約」

この契約を電力会社と交わすことで、電気の基本料金はゼロになる。ただし、同時に使用する電力が5アンペアを越えるとブレーカーが落ちるという諸刃の剣。

エアコンが使えないのは当然のこととして、電子レンジも不可能、掃除機の「強」も使えず、炊飯器やドライヤーなんかも諦めなければならないという、素人には全くお勧めできない禁断の契約。

そんな禁断の契約を交わしてしまった筆者の、いかに電気を使わず生活していくか、という試行錯誤や発見を綴ったのがこの「5アンペア生活をやってみた」という本。

いかに「電気を使わない生活を楽しむのか」

現代人からすれば、エアコンを使わないだけでもすでに十分にストイックなライフスタイルだと見られるわけで、エアコンが完全に使えないなんていいう生活は、やっぱり外から見れば「異常」とも言える状態。

表現の仕方によっては異常なまでの苦行の連続とも言えるかもしれない内容でありながらも、読んでみると、全然切羽詰まった息苦しいものではない、ごくごく「ふつー」の生活。

どうしたらうまいこと電気を使わず、なおかつ快適で楽しい生活ができるのか。そんなことを試行錯誤すること自体を楽しんでるような感じってのがすごーく好感が持てて、読んでて気分が良くなってきた。

私自身が、日々の人生でわりと結構他の人から見ると「アホみたいにいろんなこと記録しててちょっとおかしい人」みたいな感じらしいんだけど、私もこういういろんな試行錯誤を楽しんでるだけで、なーんも息苦しくも切羽詰まったりもしていないわけなのであります。

本の書き方も、誰かにこれを勧めているわけでもなんでもなく、自分自身はこういう風に思ってこういうことを始めた。そして、こういうことをやってみたらこんなことがわかった、みたいなスタイル。

この辺も、自分がブログで書こうとしているスタイルと近くて好きなんですよねぇ。

別に、私自身は本書を読み終えても節電しようとかそういうのは全然思わなかったんだけど、それでも最近は100%電子書籍しか読まなくなった私の中では、最後まで読み切れた紙の本というだけでも、十分に「面白本だった」って感想。

世の中、おもろいことやってる人はいっぱいいるんだな、ってことがよくわかる本であります。

ちなみに、電気の契約の形態っていうのは、各電力会社によって異なるらしく、東京電力や中部電力などは「5アンペア契約」があるんだけど、関西電力などは不可能みたいです。

それよりも、この本の電子版がまだ出てないみたいで、そこが個人的にはすごーく惜しい!紙の本も読めることはわかったけど、やっぱり私の場合はKindleの方が「いつでも読めて」結果的に「早く読み終わる」ってのがよーくわかりました。

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

愛知県在住1980年生まれ。

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

2014年に結婚して料理を覚えて、理系の料理という本を書きました。

年に1〜2回子連れで長旅をするようになり、新しく旅ブログも作りました。

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