オレが書いた料理の本の魅力を編集者に語ってもらった

料理・食品・レシピ

オレが書いた料理の本の魅力を編集者に語ってもらった

チューブ生姜適量ではなくて1cmがいい人の 理系の料理 posted with ヨメレバ 五藤 隆介 秀和システム 20 […]

最終更新日:2015年9月19日
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Editor kizu 4

新しく書いた料理の本。これ、一体どうやってプロモーションしようか、って色々編集の木津さんと相談をしていたら、そこからこの本ができるまでの思い出話に突入してしまいました。

(紆余曲折あって企画から完成まで1年以上かかってる)

で、なぜか途中から木津さんが(まるで酔ったかのような勢いで)、今回の本について色々と熱く語りはじめまして、これがなんかこう聞いてて面白いんですよ。

あれ、この語り、書籍のプロモーションに使えるんじゃね?
著者が編集者に話を聞いてそれをまとめるって、割と面白いんじゃね?

って思いついたので頑張って木津氏の語りを「ぽい感じ」で再現してみたいと思います。

素人が料理の本を書いたっていいじゃない

この書籍、出版社は「秀和システム」である。公式のHPのタイトルにもある通り、いわゆる「IT系」「ビジネス系」の本を作っている出版社で、当然のごとく料理の本など今まで1冊も出したことはない

Syuwa

秀和システム:あなたの学びをサポートするIT・ビジネス出版社です

その秀和システムが、なぜ「料理の本」などというものに手を出したのか。

料理の本って、どれも固定観念で塗り固められてしまっている気がするんですよね。世の中に無数に料理の本はあるんだけど、どれもこれも料理ができる人を対象にしたものばかり。でも、料理が全くできない人が料理を作れるようになる本って、見たことがないんですよ

そんな中、五藤さんが料理の写真と感想、発見なんかをFacebookによく投稿してたじゃないですか。あれが面白かったんですよね。料理を覚えていく過程の中の理系っぽい気づき。これを丁寧にまとめたら今までにはない料理の本が作れるんじゃないのかな、って。で、興味あればマジレスください、ってコメントしたんですよ

そうそう、そう言えばそうだった。今回の本のきっかけってFacebookへの投稿でした。

過去にFacebookでそういうやりとりしてましたねぇ。

あの頃はとにかく基本能力がゼロだったせいで、何もかもが新しい発見だらけで、そして1回料理を作るたびに上達を実感できてました。

油断すると固定観念に囚われてしまう

Editor kizu 1

本に料理の写真を載せようって時に、五藤さん本当にまずそうな写真を送ってきたじゃないですか。あの時に思い知ったんですよ。既存の料理の本とは違うものを作りたいと思ってたのに、なぜか料理の写真は綺麗で美味しそうじゃないといけないと思い込んでいたんだって。

本当に残念な香草焼き

この本って、説明するのは簡単だけど、形にするのは難しいコンセプトなんですよね。ついこうやって固定概念にとらわれてしまうせいで、ほぼ完成まで行ったところでも、気がつけばまたコンセプトを見失ってしまっていて。それで結局こんなに時間がかかってしまって。でも、ほぼ完成から改めて作り直したおかげで、結果的にはきちんと綺麗に1本の筋が通った本にすることができたと思います。

本当、作り直すのはめっちゃ大変だったっすなぁ…ぼく一回キレそうになったりとかもしてたからなぁ…

でも確かに、苦労があるからこその愛着ってのは湧きましたねぇ。

五藤さんやっぱおかしいじゃないですか。だから面白い。

Editor kizu 3

普通、料理人に買い物のデータをくれ、って言っても出てこないと思うんですよ。でも、五藤さんに言うと出てくるんですよ。料理作った時間もレシートも作った料理も全部。これっておかしいじゃないですか。

しかも、失敗作の写真もちゃんと残してる。(焦げた肉について)こんなに綺麗な失敗作の写真ないですよね。しかも、失敗してもめげずにきちんと反省点まで記録してある。だから是非「料理のPDCA」ってのも書いてください、ってお願いしたんですよ。

そう言えば、既に5年くらい、ほとんどすべて(98%くらい?)自分が食べたご飯ちゃんと記録に残ってるわ。

もうあまりにも日常になりすぎて忘れてたけど、確かに「おかしい」ですねこれ。

さらに最近は、ほぼ全ての料理に全部コメントとか反省点とか書いてEvernoteに残してるわ(現在およそ500件くらいある。朝ご飯は米と納豆固定なので個別の感想はない。でも写真はある)
Cooking

かっこよく万事綺麗に行くと思ってないかい?

Editor kizu 2

この本のいいところって「素人が」「カッコつけてない」ってところだと思うんですよ。五藤さんができないことをすべて何もかもあからさまに晒け出し手くれてることで、結果的に料理ができない読者が「これでいいんだ」って安心できるっていうか。

その一番の象徴が「チューブ生姜の長さを測ってる」ってところなんですよね。いろんな人に意見を聞いたら、チューブ生姜1cmってのを定規で測ってる、ってのが一番バカバカしくて分かりやすい。素人がいきなり何もかも綺麗にできるわけがない。それをストレートに伝えるのにこれほどわかりやすい例ってないと思うんですよ。だから、タイトルは長くなっちゃうけど、どうしてもこのタイトルにしたかったんです。

そうなんです。この本は「計量」「計測」めっちゃ大事やん、てことなんです。ぼく本当に最初はチューブの生姜とか長さ測って料理作ってたんですマジで。

今は「測らなくても大丈夫」になったんだけど、それも「測ってみて測らなくても問題ない」って俺の中で理解できたからそうなったことなのです。

で、そういう試行錯誤とか、なんで測るのか、記録するのかってのは本にもいっぱい書きました。

で、この辺の話をしてる時に、あーそうか、ある意味でこの本もちゃんと1作目の「たった一度の人生を記録しなさい」と繋がってるんだな、ってことに気がついたのでありました。

木津さんもやっぱおかしいじゃないですか

こんな感じのことろ色々と話しながら、じゃあ、これ僕ブログに書くので、木津さんのろくろ回してる感じの、なんかそれっぽい写真撮って送ってください、って言って送られてきたのが、上記の写真たちです。

なぜか「今晩写真送ります」とか言ってて、なんで今晩送るんだろ。別に今職場で写真撮って送ってくれればいいのに、って思ってたんですが、自宅の方が胡散臭い感じになるから、自宅で、袖無し白シャツと、縞々スーツで撮りたかったらしいです。

そして、なぜかもう一枚送られてきた、ジャケットに短パンの写真…
Editor kizu 5

ぼくと方向性は違うけど、木津さんも十分におかしいと思うで…

そんな料理の本がこちらです

こちらから目次&一部コンテンツもご覧いただけます。
理系の料理 目次一覧&公開コンテンツへのリンク | ごりゅご.com

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