個人事業主の確定申告はMFクラウド確定申告とフリーのどっちがいいか

マネー

個人事業主の確定申告はMFクラウド確定申告とフリーのどっちがいいか

確定申告するならMFクラウドとfreeeのどっちがいいのか。ちょうど知人にそんなことを聞かれたので、現在の自分なりの意見をまとめてみようと思います。

最終更新日:2017年2月27日

今年もまた、個人事業主の1年に1度のイベント「確定申告」の季節がやってまいりました。

ここ2〜3年は「ちゃんと確定申告時に覚えておくべきことを記録に残す」ということをやっていたおかげで、少しずつ確定申告の負担は減ってきています。

中長期で繰り返すようなことは、手順をちゃんと記録しておくと効果は大きいです。

作業手順書をEvernoteに保存しておいてノートリンクフル活用でToDoリストから参照する

で、今年の確定申告はあとは「提出作業」(eタックスめんどくさいから郵送)のみになったわけですが、そんなタイミングでこんなことを聞かれたので、自分なりの意見をまとめてみようと思います。

今使っている確定申告ツールはMFクラウド確定申告なんだけど…

もともと、個人で個人向けの「マネーフォワード」を使っていた影響で、その履歴を丸ごと引っ張ってこれるのが魅力で確定申告用に「マネーフォワードビジネス」(今はMFクラウド確定申告って名前になった)を使い始めました。

マネーフォワードの利点をざっとまとめるとこの辺りです。

  • freeeよりも料金が安かった(今もfreeeより安い)
  • 個人向けのマネーフォワードの履歴を(好きな口座、財布だけ)確定申告用に取り込める
  • 請求名からの費目の推定
  • 請求名を「前方一致」「含む」などの条件で自動費目分けを行う

クレジットカードや電子マネー(Suica)で支払いをすれば履歴がちゃんと残るし、同じ名前のものは学習して「同じ費目」として分類してくれているのは実にありがたく「デジタルツール使った確定申告すげー。クレジットカードとかSuicaでお金払えば帳簿とかめっちゃ楽やん!」って感動してました。

ただ、2年3年と使うにつれて、だんだん色々と細かい不満が溜まってきて、毎年毎年マネーフォワードの不満点をぼやくようになってきていたのです。

で、今年改めてfreeeをちょっとだけ試してみた感想がこれ

MFクラウドの不満点

特に不満だったのが、確定申告書を作る際に、毎回「自分の名前や住所」などを「手動で」入力させられるところ。


そりゃまぁ住所とか変わる可能性はゼロではないし、そんな程度の手間は時間にすれば微々たるものなのはわかります。

でも多分、多くの人は住所などは「去年と同じ」はずで、そういうのを自動化できることことが「デジタルでの確定申告」のメリットなのに、それが少なくとも3年間は修正されていないとなると、色々と信頼感が下がってしまうわけです。

で、この辺気になってfreeeの無料版を試してみると、freeeは少なくともその辺り、MF確定申告よりもちゃんと親切で「確定申告が苦手でよくわからない人」のことをちゃんと考えてくれてました。

最初の登録後に、自分の住所や名前を入力する欄があるんですが、ここは住所を入力したら、自動で「近所の税務署」をプルダウンで選択させてくれてたり、

扶養家族や生命保険についても質問に答える形式で確定申告書類を作ってくれたりとか。

この辺は、ついさっきやったばっかりのMFクラウド確定申告と比べても、圧倒的に親切でわかりやすかったです。

参考までに、マネーフォワードの同じ確定申告書作成の入力欄はこんな感じ。

人によってはこっちの方が「申告書と同じ」だからわかりやすいと感じるかもしれません(昔の自分もそうだった)

ただ、freeeがかなり親切でわかりやすくなったおかげで、少なくとも今現在の私の場合は「freeeの方がわかりやすい」と感じます。

数年前の曖昧な記憶によると、当時のfreeeは「わかりやすい風を醸し出してるんだけど、確定申告を勉強するとむしろfreee独自の仕様がわかりにくい」だったんですが、今現在は「通常の会計とは違う、freee独自の謎の仕様っぽさは少しあるんだけど、確定申告のプロ(税理士など)でない限りはこっちの方がわかりやすい」と思うようになってきました。

小一時間ほどfreeeを試した感想

せっかくなので、もう少し真面目に両方を比べて、どっちが便利なのか確認しようと思い、そこから1時間くらいfreeeでの帳簿入力を色々試してみたところ、とりあえず結論として来年(2017年分)はfreeeに乗り換えようと決意しました。

マネーフォワードで便利な「銀行口座・クレジットカード・電子マネーとの自動連携」は普通にできるし、一度登録した費目名はちゃんと覚えててくれて、以降はちゃんと自動化できる。

基本的な部分ではMFクラウド確定申告と同じことができるだけでなく、全体的な動作が軽快で、読み込みも早い。

さらにはキーボードのみで連続での取引登録。これが天才ですごく優秀で、もし今年の未入力の領収書がたくさんたまってる場合は、これ1つだけでもfreeeを使う理由になると感じました。

また、取引の高速登録だけでなく、自動取得してきた銀行口座やクレジットカードの履歴もキーボードのみで登録できる機能まで搭載されてました。(自動仕訳のキーボード操作はベータ版)

毎年毎年、仕訳項目の選別とかブラウザだと動作が遅くて、あーやっぱこういうのはブラウザじゃなくてローカルがいいよなぁ、でもローカルでは明細自動取得とかできないよなぁ、とか思ってたんですが、それももう解決しそう。

いやぁ、もうこれなら乗り換えの手間がかかったとしても来年以降freeeで確定申告した方が楽だわ、って思いました。

MFクラウド確定申告とfreeeの料金比較

ちなみに、とりあえず参考までにもう少し詳しく料金を比べると、MFクラウド確定申告は月800円or年8800円 電話サポートつけると年17200円(月1433円)に対して、freeeは月980円or月1980円で、年間プランはなし。

「安く済ませる」基準での価格差で年間2960円の違いなので、まぁ微々たる違いではありますが、安いのは確か。

マネーフォワードの安い方と高い方の違いは電話サポートの有無。

Freeeの場合は、安いプランだと「消費税申告できない」「請求書の定期発行がない」「売掛買掛のレポートがない」という制限があるので、業種によっては困るかもしれませんが、多分フリーランスのWeb系の人とかには問題はなさそう。

Freeeの安いプランは請求書の定期発行ができませんが、それはもともとMFクラウドでできないのことなので、ある意味「付加機能」とも考えられます。

freeeに乗り換えることで多少料金が高くなるとはいえ、このレベルの料金の違いであれば効率アップによる恩恵の方が大きいのではないかと。

結論 すでにマネーフォワード(個人)を使ってないならfreeeの方が良さそう

とりあえず結論としては、もし2016年の確定申告をする場合で、2016年分のお金の履歴がマネーフォワードに残ってる人以外であれば、きっとfreeeの方が良いのではないかと思います。

自動明細取得のデメリットは、たいていどれも過去3ヶ月ほどしか取得できないことで、それがマネーフォワードに残ってれば「確定申告で入力の手間が省ける」というのは大きいです。

ただ、それ以外であれば、freeeの「キーボードで連続で入力できる機能」だけ考えても圧倒的にこれが便利。

いやぁ、今現在使ってる確定申告ツールの乗り換えとか、さすがにないだろうなぁと思ってましたが、ブログ書くためにちょっと試してみた価値はありました。

freeeって、昔はもっと使いにくかったイメージですが、時間が経てば変わるものですねぇ。

また近いうちに、freeeとMFクラウド確定申告の細かい違いなど見つかれば、そのあたりもブログにまとめていこうと思います。

参考

とりあえずどっちも無料でお試しはできます。freeeは無料だと「1ヶ月のみの無料お試し&確定申告書の作成不可」に比べて、MFクラウドは(理論上は)ずっと無料でも使用可能。

ただ、MFクラウドは無料だと「1ヶ月15件までしか登録できない」という制限があるため、実質どちらもお試ししかできない、って感じです。
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