2018年10月にオープンした間近でボーイングが見られる施設、FLIGHT OF DREAMSに行ってきました。 中部国際空港(セントレア)の敷地内に新しく作られた施設で、中部国際空港駅から動く歩道を通って5分くらいの場所。 右手の歩道を歩く。道路を挟んだ反対側の建物が駅とセントレアホテルの場所 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_778C923F2DB6-1-1.jpeg) 今後は、このFLIGHT OF DREAMSの先に、セントレアの第2ターミナルを作る予定があるみたいで、そことの「繋ぎ」になるような施設です。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/img_access_01-1-1.png) 建物の中に入ったところ。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04878-1.jpg) 施設は全体が(ボーイング創業の街である)シアトルをイメージして作られていて、中のお店も色々と「それっぽい感じ」になっています。 FLIGHT OF DREAMSの見所は「ボーイング初号機の実機展示」だと思うんですが、有料のエリア(FLIGHT PARK)に入る前段階でもわりと近くまで行くことができます。 エレベーターを降りていく段階ですでに右手にボーイング。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04880-1.jpg) 1階がいわゆる「博物館」の有料エリア。チケットは、大人が1200円、3歳以上の子供が800円。 また、別料金にてボーイング787のシミュレーター体験も可能ですが、料金もお高めで、15分3240円〜というもの。良くも悪くも「本格的」なやつらしいです。 > 本格的なシミュレーターですので飛行機がお好きなお子様には喜んで推奨致しますが、あまり飛行機にご興味がないお子様にはサービス内容が適さない場合がございますので、併せましてご相談ください。 [セントレアPLAN | 羽田・セントレアでフライトシミュレーターを体験するなら「LUXURY FLIGHT」](http://737flight.com/plan2/) (多分飛行機搭乗時のゲートを意識して)チケットのQRコードをゲートにかざして入場する仕組み。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04890-1.jpg) 入ってすぐのところにボーイング787の展示。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04893-1.jpg) 階段を登っていくと、操縦席をかなり間近で見ることができます。操縦席は透明の板で仕切られているので写真の場所までしか近づけませんが、実機のコクピットをこの距離で眺められるのは、結構興奮します。 素直に「おおおーすげーーー」ってなりましたこれは。かっこいい。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04896-1.jpg) ちなみにこのコクピットは基本的に行列に並んで順番に見学できる仕組み。私たちが行った時(2018年12月27日)ほとんど待ってる人は居ませんでしたが、混雑してる時は余裕で30分くらい並びそうな雰囲気。 ## チームラボ系の展示 また、ここは「最新のテクノロジーを活用したシステムやデジタルコンテンツの開発を行う」チームラボの常設展示が2つあるのも特徴的なところ。 1つは「紙飛行機を折って飛ばすもの」 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04904-1.jpg) 紙飛行機を飛ばすと、ある一定の境目を超えて行く度に光と音が鳴って綺麗やで、って感じのやつなんですが、ほとんど全ての飛行機は最初の壁を超えられるかどうかのところで墜落。 童心に帰って紙飛行機折ってみましたが、全然飛びません。 また、飛ばした紙飛行機はコンベアによって対岸へ流され、拾ってもう一度飛ばすことができます。(紙飛行機が自分のものとわかるようにデコレーションしておくと良い) もう1つが「自分が書いた飛行機をデジタル化して飛ばす遊び」 置いてある紙に色を塗って ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04926-1.jpg) ScanSnapでデータを取り込み。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04929-1.jpg) しばらく待ってると、足元の飛行場から、自分の飛行機が飛び立っていきます。(ここでカーテンをくぐり、ドーム状の施設の中に移動) ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04932-1.jpg) 手渡されたiPhoneで飛行機を操作することで、ドームに自分の飛行機がやってくる、っていう仕組み。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04934-1.jpg) 4歳の息子でも(最低限のことを教えてあげれば)自分の飛行機をきちんとコントロールできるようになっていました。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04949-1.jpg) この後、めっちゃ気に入ったみたいで連続で飛行機。 ## 無料でもそれなりに見られるプロジェクションマッピング もう1つのFLIGHT OF DREAMSの目玉のプロジェクションマッピング。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2019/01/DSC04918-1.jpg) これ自体は好きな人はすごく楽しめると思うんですが、これに関しては別に**入場料払って中に入らなくても、スタバなどの外側のエリアからも割といい感じで見学できる**んで、なんかあんまりお得感はないかも。 1階フロアから階段を登った「特等席」は入場料を払った人しか見られないんですが、正直あんまり大きな違いは感じなかったかなぁ。 建物内のスタバとかも「いい場所から眺められる座席配置」になってるんで、プロジェクションマッピングを見るだけなら正直それで十分ではないかと思います。 ## まとめ 子連れなら楽しめるが大人的見どころはボーイングくらい [公式サイト](https://flightofdreams.jp)にも、フライトパーク(有料エリア)にどのようなコンテンツがあるか書かれていますが、コンテンツの絶対量は全然多くないです。 いわゆる博物館のようなものを期待していると、展示されているものはボーイング1台のみ。 科学館のようなコンテンツを期待すると、体験できるのは数種類程度。 子連れで、チームラボのコンテンツが大好きなのであれば非常に楽しめる場所だと思うんですが、そうでない場合は入場料が高いことも含めて、あまり満足できないかな、という印象。 同じ「名古屋エリア」で言えば[[名古屋金城ふ頭駅のリニア・鉄道館に行ってきた]]の方が満足度が高く、航空機などをたくさん見たいなら[[2018年3月にリニューアルした かかみがはら航空宇宙博物館に行ってきた]] とかの方が満足度は高いかなぁ。