久しぶりに自分のEvernote記事を書きたくてたまらぬ。
ということで、久しぶりなEvernoteについて考えてみたシリーズ。
今までの連載タイトルが長すぎたから短くした。
ライフログを残す
先日、人生は1冊のノートにまとめなさいを読んでから、ライフログをもっと徹底的に取ってやろうぜ熱が上がりました。
そして、使うのはもちろんEvernoteなわけであります。
色々とEvernoteに保存しておきたい材料が増えてきたのでそのまとめ。
ライフログとしてなにをEvernoteに残すか
ライフログライフログって言っても、何を残すかなんてその人次第。とは言っても、なんでもいいは難しい。
今まで色々考えたりして、主に食べ物や行った場所の記録は残すようにしていましたが、それ以外にも残しておくと便利そうなものがいっぱい出てきました。
人生は1冊のノートにまとめなさいが非常に参考になりました。
この本を読んで、改めて気合いを入れてライフログを取ってやろう、と考えたのです。
今回は、どんな事を、どんな風に「ライフログ」として残しておきたいと思ったのか。そんなまとめ。
スタック最強
β版での提供ですが、WindowsもMacも「ノートブックのスタック」という機能が備わりました。
いきなり話がそれるのですが、これによってEvernoteの便利さに勢いが付いたので、ライフログ用に作ったノートブックを例にちょっと紹介。
こんな感じで、複数のノートブックを一つのグループとして扱うことが出来るようになりました。
スタックが便利なのは、グループをまとめられるだけでなく、グループの親ノートブックを選択した場合には、グループ内の全てのノートブックを一覧で表示させられると言うこと。
ただ整理しやすくなって、見やすくなったというだけなのですが、使ってみるとこれはかなり快適です。
「ログ」を見る場合に、写真だけの記録を見返すことも出来るし、写真を含めたあらゆる行動を、時系列で振り返ることも出来る。写真を見ていて気になった場合は、たいてい前後にメモが残っている。これで記憶の補完がますます容易になりそう。
私の中では、もともと大して使っていなかったタグの重要度がますます下がりました。
スタックの話はこれでおしまい。
以下、それぞれのノートブックの簡単な説明。
1.自分が書いたブログ
最近は、少なくとも自分のブログではEvernoteのクリップボタン(このブログの記事タイトルの横のやつ)を使った方が見栄え良く残せるので、一週間に一回程度、自分のブログを読み返しながら、Evernoteに手動で保存しています。
メンドくさいから自動化したいけど、自分ブログを読み返す意味も含めて仕方なく手動で保存しています。
2.Twitterの自分のつぶやき
Twitterはある意味最強のライフログ。多くの自分の行動を、Twitterに残している人も多いでしょう。これは有効に使わない手はありません。
私は、twtr2srcというサービスを使って、一日分のつぶやきをまとめてこのノートブックに保存しています。
このサービスはめちゃめちゃ便利。
以前はメールで一日分のつぶやきをまとめて送ってくれるだけでした。
これだけでも十分便利でしたが、最近はEvernoteにも(メールではない方法で)対応。簡単に特定のノートブックに保存できるようになり、ますます便利になりました。
とにかく自動で保存してくれるのがイイ。Twitpicなどのサービスにも対応していて、画像付きのつぶやきは、そのまま画像を表示してくれるのも素晴らしいです。
写真
FastEver Snap 1.1(iOS 4.0 テスト済み)(¥230)
FastEver Snap
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥230
iPhone および iPod touch (4th generation) 互換 iOS 3.1 以降が必要
FasteverSnapというアプリを使って、とにかく写真を撮ります。キレイだとかそういう目的ではなく、とにかく「記録」としての写真。
最速でEvernoteに写真保存 FastEver Snapが出た
FastEver&FasteverSnapの凄いアップデートがキタ
大半は「食べたもの」
外食、弁当、お菓子、酒、ジュース、コーヒー。胃の中に入ってくるモノは覚えている限り写真に撮る。
どこか出かけた場合にはその場所の写真(看板とか)を撮ったり、何かモノを買った場合に写真を撮ったり。ごくたまに使う手書きメモなどもとりあえず写真を撮ってから捨てるようにしています。他に、本を読んでいて気になった内容なども手書きでメモるのがメンドくさいので、写真に撮って残したりしています。
とにかく、写真を撮るだけで記録が残せるというシンプルさが継続の秘訣。
Evernoteに保存するために手間がかかるようだと、これはメンドくさくなって続かなくなると思います。
いつも手にしているiPhoneのおかげ。
写真は、文字だけのデータよりも遙かに直感的でわかりやすい。写真が多ければ多いほど価値があがる。ざっと眺めるだけで、いつ何をしていたのか、容易に振り返ることが出来ます。
また、FasteverSnapでどのノートブックに保存するのか、ということをあらかじめ選択しておけば(写真専用のノートブックを作っておく)、整理の手間の省けて快適です。ノートブックを毎回選択していると、面倒になって続かなくなるのではないかと思います。整理は気が向いた時にやれば十分です。
おまえは今まで食べたパンの数を覚えているのかなんて言われても、これで安心ですね。Evernoteが覚えている。
あらゆる行動の記録
これが、人生は1冊のノートにまとめなさいを読んで、最近新しく追加した項目。
今までやってなかったけれども、これをマメに記録しておいたら結構便利じゃないかと思って、メンドくさいけど試してみることにしました。
たとえば、
- 御飯食べる
- ブログ書いてる
- ポケベガしてる
- コンビニに行く
- 寝る
なんでもいいので、ふと思いついた段階でFastEverを使ってメモをするようにしました。(FastEverは現在、行動記録専用アプリになった)
FastEver 1.5(iOS 4.0 テスト済み)(¥230)
FastEver
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥230
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.0 以降が必要
人生は1冊のノートにまとめなさいでは、今の時間や場所もメモっておくといいよ、と書かれています。
ここがデジタルツールのパワー。
内容だけメモしてやれば、時間も場所も、自動でEvernoteに残ります。
「あらゆる行動の記録」
これが何の役に立つのか、いつどんなタイミングでメモをしたらいいのか。詳しくは本を読め、なのですが、簡単な内容だけまとめておきます。
ライフログが何の役に立つか
たとえばこんな効果
- 何気ない日々を「確固とした体験」にする
- やったことの記録して自信になる
- 継続したいことが続けやすくなる
- やめたいことがやめやすくなる
どんな風にライフログを残すか
- ふと思いついた時でいい
- 10秒20秒で書けばいい
- 寝た時間、食べたもの
- どこにいたか、何をしたか
- 固有名詞をたくさん盛り込む
- 出来れば一、二時間に一回メモる
固有名詞を盛り込むのが重要で、「電車」ではなくて、何駅へ向かっているか。「本」ではなく本のタイトル。
こういう風に記録することで、日々の変化を感じ取り、同じ毎日ではないと思える。
らしい。
まとめ
アツくなって長々と書いてしまいましたが、人生は1冊のノートにまとめなさいに書いてあった内容を、なんとかデジタルツールEvernoteを使った方法に変えてみただけ。
「ライフログ」という言葉は意識していましたが、「行動記録」を付けようと思ったのはまだここ1,2週間。行動記録が何の役に立つかはまだ実感できていません。
ただ最近、何もしてないくせに一日が終わってしまったぞ、と感じる日が多いです。もう少しデータが集まってくれば、記録を元に何らかの対策を立てられるんじゃないかと期待しています。
そして、Evernoteにブログ書き終わったって保存する、と。