デジタルじゃないと出来ないこと、いや、デジタルだからこそ気楽に、簡単に記録でき、アナログを圧倒的に上回る情報量を持つもの。
写真、音声、動画。
この辺りの情報を、より多く残したいと思うようになってきた。自分だけ、自分のためのライフログ。
自分と同じ音声や写真、動画は絶対に他人には残せない。だからこそ、こういった自分だけのデータはより多く残しておきたい。
そして、丁度良いタイミングで、Evernoteの月間アップロード容量が増えた。プレミアム会員なら、一ヶ月1GBまでアップロード出来る。(Evernoteの最近のアップデートまとめ)
相変わらず、一つのノートには50MBまでしか添付出来ないいう制限がある。残念ながらこの制限がある以上、動画を全てEvernoteに入れるのは事実上無理。
また、写真は既に全てEvernoteに保存するようにしている。(Eye-Fi の写真アップロード先をEvernoteにしてみた)
ということで、今回のテーマは音声ファイルである。
どんな音声ファイルを保存しているのか、どうやって保存しているかのまとめ。
録音するツール
以下の二つ。
Rogue Amoeba | Audio Hijack Pro: Record Any Audio On Mac OS X
もうちょっと詳しく解説してみる。
Audio Hijack Pro
Mac用の万能音声レコーダー。シェアウエア$32。フリー版だと連続録音時間が10分(以降ノイズが入る)と制限される。
タイマー設定をしておいて、特定のURLの音声を抜き出したり、動画から音声を抜き出したりという事が簡単に出来る。入力ソースがマイクに限らず、全てのMac内の音源である所がポイント。
Ustream放送をタイマーで録音したりとか、わりと複雑な事も可能。
私は、シンプルにSkype通話を録音するためだけに使っている。録音した音声は、1時間毎に自動でファイルを分割する設定にしている。これがあとでEvernoteに保存をする時に便利(必ず50MB以下に収まる)
HappyTalkレコーダー
iPhone用の最強の音声収録アプリ。圧倒的な集音性能と、クリアな音質。そこらのICレコーダーに全くひけを取らない。
EvernoteのiPhoneアプリでも録音は可能なのだが、音質が全然違う。もう圧倒的。
ただ、録音するビットレートが256kbpsと音声にしては無駄に高音質。50MB以下に収めようとすると、20分程度でファイルを分割しないといけない。
超メンドくさいけど、今は仕方なく手動で64kbpsに落としてからEvernoteに突っ込んでいる。
これでもEvernoteアプリの録音より圧倒的にクリア。
録音する内容とタイミング
要するに、誰かと喋ったことを出来るだけたくさん録音したいのである。
音声録音に目覚めたのがつい最近なので、その辺りはまだまだ不慣れで、よく忘れる。
基本的に、Skypeでの通話、飲み会の時、打ち合わせっぽいこと。こんな時に録音するようにしている。
以前HappyTalkレコーダーを使った時は、ポケットに入れたまま会話をしていても、それなりに聞き取れるレベルでの音声録音が行えた。(ガサガサこすれる音はうるさかったが)
Evernoteに入れる時
ログ、という名前のノートブックスタックがある。ここに「音声」というノートブックを作っている。
超メンドくさいけど、Evernoteに保存した際に「作成日時」を「録音した日時」に手動で変更している。Audio Hijack Pro、Happy Talk レコーダー共に、ファイル名に録音した日時が入るので、日付自体を見失うことはない。しかし超メンドクサイ。それでもしばらくは頑張ってみる。
作成日時をきちんと設定しておけば「ログ」を選択した時に、色んな過去ログを全て時系列に遡ることが出来る。超メンドクサイ作業によって、あとでこれらを見返した際に、近隣のノートとの関連から、色んな事を思い出しやすいのだ。
ちなみに、音声は聞き返すのにもんのすごく手間がかかる。全部を聞き返すようなことはほとんど無い。
しかし、いつか技術が発達して、録音した音声ファイルから誰でも簡単にテキストを抽出可能になる時代がいつかくると信じている。
そんないつかのために、「今」しか残せない音声を出来る限りたくさん記録しておきたいのだ。
私も、自分の人生を愛しているから。
参考
Rogue Amoeba | Audio Hijack Pro: Record Any Audio On Mac OS X