気がついたらそこにあったiPad2。そしてiPad2といえばスタイラス。初代iPadの時代とは違い、品数が非常に充実してきているスタイラス。
初代iPadは持ってたけど、スタイラスは全く使った事が無い。
すなわちスタイラス素人。
そこで、日本一のiPad画家Necojita先生に、ちょっととりあえず素人なんですけどとりあえずスタイラス何買ったらいいでしょうか、と教えてもらったのがこの「スマートペン」
お値段およそ1500円!棒一本が1500円!
はたしてこの「スマートペン」は1500円分の仕事をこなしてくれるのか。
スマートペン外観
とりあえずスタイラス素人なので、とりあえずブロガー的な「開封の儀」を執り行う。
表
裏
開封の儀完了。
ペン先を拡大
先っちょを触った感じは、薄っぺらいゴム。指で押さえると変型する(スタイラスはある程度設置面積がないと「書けない」らしい)
手に持ったらこのくらいの長さ。
スタイラスを使ってみた感想
まともにスタイラスを触ったのははじめてなので、その上でしか「スマートペン」の感想は書けないが、それでも敢えて言うなら、すっげー使いやすい。
スタイラスとてつもなく凄い。指とは完全に別次元の世界。
スタイラスの先はどうしても「太さ」があるので「ペン」と同じにはならないが、見えないわけではない。
なにより、30分程度触って、スタイラスが反応しないとか、書きにくいという事は一切無かった。
軸の太さや長さも全く文句ない。重すぎず軽すぎず。長すぎで持ち運びにくいわけでなく、短すぎで書きにくいわけでない。
すげー丁度いい。
他のスタイラス知らないけど、これで何も不満を感じないから、別のモノを敢えて試すまでも無いかな、と感じた。
問題はiPadとかアプリ
まず、すっげー困ったのが「マルチタスク用ジェスチャ」の誤作動。
全てのiPadユーザーは今スグ設定すべき!!マルチタスク用ジェスチャがマジでヤバ(・∀・)イイ!! | GoTo Number
4本指とか5本指でアプリを切り替えたりする機能なのだが、これが変な挙動になりまくる。
親切なはずの「下敷き」機能なのだが
最近iPadの手書きメモアプリで流行ってるっぽい、「下敷き」機能。
ここに手を乗せても文字が書かれる事はない、本当に文字通りの下敷き。
タブレットで文字を書く場合に、これがあるかないかで書きやすさはめっちゃ変わる。
しかし、困った事に「マルチタスク用ジェスチャ」を設定していると、ごれが誤作動を起こしまくる。手を乗せて、文字を加工とすると、アプリ切り替えが反応して文字が書けない。そんな事が結構ある。
もちろん、この機能をオフにしてしまえばそういう「誤作動」はなくなり、楽しいスタイラスライフを送る事が出来ると思う。
マルチタスク用ジェスチャをオフにしたくない
しかし、iPadで一度このマルチタスク用ジェスチャを覚えてしまったら、もう戻れない。
iPadを「手書きメモ」にしか使わないなら、マルチタスク用ジェスチャはOFFにするが、iPadは当たり前ながらそれ以外の目的でも使う。
じっくりアプリ探しをしようと思う
とりあえず、まだスタイラスをじっくり触って小一時間しか経過していないので、この問題をどうやって解決したらいいのかよくわからない。
ただ、手書き系アプリを複数種類試して思ったのは、iPadに紙のノートと同じモノを求めるべきではないな、ということ。
多分まだ1年や2年では「紙」にはなれない。
しかし、紙には出来ない「デジタルならでは」の何かっていうのは必ずあると思った。(簡単に写真を取り込める、っていうだけでもそれはメリットだし、オブジェクトを手で触って再配置出来るってのはすんごく便利な事だと思う)
「買い」なタブレットだと思った
ちょっと話がずれちゃったけど、スタイラスとして「スマートペン」は文句なしに十分良い製品だと思う。
どのスタイラスも簡単に1000円とかする事を考えたら、下手に冒険して「ハズレ」をつかむよりは、この「スマートペン」をとりあえず買ってみる、で良いと思う。
そして、もう一つ感じたのは、スタイラスよりもアプリの方が遙かに重要だという事。
「ペンに対する反応」ってのも、アプリによって全然違う。それは「書き心地」の違いになってそのまま現れてくる。
ちなみに「文字の書き心地のみ」で言うと、お絵かきベクターアプリのAdobe Ideasが一番「綺麗な字」になるって事もあって気持ちよかった。
ただ、ノートアプリではないので、下敷きは無いし、次々に文字を書いていく、という事がやりやすいわけでは全くないので要注意。
どのアプリが「一番のお気に入り」になるのか。
これはもう少しじっくりと色んなアプリを試してから。
参考
iPhone Painters Japan(画伯のサイト)