処女作「たった一度の人生を記録しなさい」9月30日発売であります

だいたい処女作って言いたいだけな感じもしますが、処女作「たった一度の人生を記録しなさい」が9月30日に発売されます。

参考:本を書きました

本の概要

「たった一度の人生を記録しなさい」とか、なんかこう「ぽい」タイトルな通り、ていうかサブタイトルにも入っておりますが「ライフログ」ってのがテーマの本です。

と同時に、これがなくては私の「ライフログ」は成り立たないぜ、っていう「Evernote」がテーマの本でもあります。

ライフログてのをなんで残したいのか

一般的に「ライフログ」を残しておこうって言うのは、なんかとりあえず色々メンドクサイってイメージで、なんでそんなメンドクサイことをするのか、って思う人が多いのではないかと思います。

私の場合、一言で言えば「面白い」からそういうのをやってみたらどんどん面白くなっていつのまにか今に至る、って感じだったわけですが、マジメに考えてみると、ただ単純に「面白い」だけでは、こんなに長続きしていないと思うのです。

まさにタイトルの通りの「たった一度しかない人生」だからこそ、面白い人生を送りたいと思うし、その「面白いこと」を全部忘れたくないから「記録」をする。

逆に言えば、「面白い」と思ってなければ「記録」はしないわけです。

自分にとって、誰かと会って話をすることは面白いことだし、ご飯を食べるのは面白いこと。どこかに出かけるのは面白いことだし、本を読むのは面白いこと。嫌な出来事だって、10年もすればそれは大きな意味で「面白いこと」の一部だと思います。

そして、こういう一個一個の面白いことを、面白いから忘れたくなくて、記録する。人生一日一日が、面白いと思えるからこそ、そのあらゆる出来事をちゃんと覚えておきたい。

それが、わざわざメンドクサイ「記録」をする動機であり、言い換えれば、「記録すること」は、面白い事を発見するためのきっかけにもなったりしています。

見返すことも面白いこと

しかも、こういう自分の面白いこと集は、見返してみても面白いし、役に立つ。「Fun」だけじゃなくて「Interesting」の「面白い」がいっぱい詰まってる。

「記録する事」が面白い発見器でありつつ、しかもその記録を見返してみるとまた面白いとかちょーすごい。

そしてEvernote

で、こんなすんごい貴重な、オレ様によるオレ様のためのオレ様おもしろ人生目録を、どこに置いておくのかっていうと出てくるのがEvernote。

デジタルデータとかいつ無くなるかわからないし、しかもそれを「他人」に預けるなんて怖いでしょう、とかありそうなのですが、Evernoteて会社は心の底から信頼しております。

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もちろん、そこに100%の保証があるかどうかなんて誰にもわからないことです。でも「紙」に書いたデータだって、事故や天災で無くなる可能性はゼロじゃ無い。データを多重にバックアップして、物理的に複数の地域に保管することが出来れば信頼度はより高まるけれど、個人でそれを実現するのは現実的では無い。

その辺り色々考えてみると、メリットデメリット組み合わせて一番良いと思える選択肢が、自分の中では圧倒的にEvernoteというサービスなのです。

そんな感じの本

そんな感じの、なんで記録するのかとか、どうやって記録するのか、記録をどうやって「役に立つもの」にするのか、とか、そういうのをちょーマジメにまとめた本です。

発売まであと一ヶ月ちょっとあったりして、実はまだ表紙が決まってないとか、本の中身やらデザインも絶賛修正中だったりするのですが、どうぞよろしくお願いいたします。

ていうか「編集者」て凄いっす。オレちょーマジメにがむばって読みやすいように工夫しまくったつもりだけど、編集の手が入るとそれとは比べものにならないくらいすんごい読みやすい。これは最近の最大の発見。

参考

「たった一度の人生を記録しなさい」にいただいた書評や感想のまとめ

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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