iPadでのPDF編集がめっちゃ便利で泣けてきた with UPAD

UPAD 1.80App
価格: ¥450
公開日: 2010/11/19
バージョン: 1.80

 

iPad2を買って、とりあえず色々期待してたのは「手書きメモ」をiPadで済ませられないか、ってことでした。

そんなこともあって、とりあえずソッコーでスマートペンていうスタイラスを買ったりもしました。

そこから、結構色々「手書きアプリ」は試しました。

MUJI NOTEBOOK, Underscore Notify, neu.Notesなど。他にも、どっちかって言うとお絵かき系と言えるようなAdobe Ideas, SkethBook Proなんてのも試したりしました。

でも、なんていうかどれもしっくりこない。ていうか、iPadで手書きメモって行為自体がしっくり来ない。

そんな感じでiPad手書きメモ熱は冷め、iPadはRSSリーダー兼マンガリーダー兼ゲームマシンと化しておりました。

iPadでメモ書きしないことがわかった

iPad2を手に入れて1〜2ヶ月、UPADちょーすげーぞって話をあっちこっちで聞いたのですが、そんな頃には私のiPad手書き熱はすっかり冷めておりました。

いちおー、UPADには無料版があるらしいってことで、とりあえず無料版をダウンロードしたけど、全然使わず。

てゆーか、iPadも、スタイラスも、確かに便利なんだけど、ただメモするだけだったら紙の方が遙かに快適。遙かに便利。

ちょっとしたメモするんだったら、紙がいい。

iPadで「手書き」をするのであれば、なんか「デジタルならでは」ってのが無ければ、わざわざ使おうという気にならない。メモの代わりにiPadってのは、不便なことの方が多くて、使わない。

スーパーiPad画家である@necojitaさんみたいに「絵を描く」っていう目的なら、iPadはなんかもうすんごい面白い世界を見せてくれそうなんだけど、私は絵は描かないどころか絵を描くのは人生の苦行。なんとしてもやりたくないこと。

そんな感じで、いつの間にかiPadで手書きメモ、ってのは「興味のないこと」に変わっていきました。

転機が訪れる

そんな中訪れた転機。

生まれてはじめて本を書いて、本の「校正」ってのが必要になった。

校正の元になる原稿のことを「ゲラ」っていうらしいんだが、この「ゲラ」が届いた。

ゲラとかなんかプロっぽい!!ちょーかっこいい!!とか期待してたんだけど

デカい。嵩張りすぎる。

ただ単純にデカいだけでなく、この分厚さである。

なんかもう、触りたくない関わりたくない。

ページめくるだけで一苦労。これを全部読めとか、なんか並大抵の気合いでは無理。

iPadでPDF編集がめちゃめちゃ便利

そこでiPad様の出番である。

紙ではなく、PDFの状態のものをもらえば、原稿は全部iPadに収まる。しかも、郵送の手間も無いから、すぐにもらえるし、すぐに返せる。おかげで、ギリギリまで校正にこだわれる。

完成したら、メールするまでもなくDropboxの共有フォルダに入れておけばおしまい。

これで、iPadだけ持って、手軽にどこでも校正が出来る。しかもiPadなら「手書き」が出来るから、pdfの修正とかは、パソコンより便利。

「書きやすさ」のみで言えば、確かに紙の方が便利だけれども、とにかく嵩張らないってこと。おかげで気楽に全ての原稿をどこにでも持ち歩けるってこと。このメリットが果てしなくデカい。

リアルに「本の雰囲気」を感じ取るには紙の方がいいのかもしれないんだけど、細かい事を言えば、完成品である本と同じ紙に印刷してあるわけでもないし、綴じてあるわけでもない。紙が違うんだから、色とかだって同じわけでもない。

ていうかそもそも、デザインとかそういうのが出来るわけでもない。多少の意見を言うことはあっても、どっちにしたって最終的にはプロに任せるところ。

自分は「文章」のみに注力した方が、たぶん結果的によいことになる。

UPADがすごい

で、そんな中、色々PDF編集が出来るアプリを試して一番気に入ったアプリがUPAD。

とりあえず直接原稿に手書きが出来るのはもちろんのこと

編集したものをPDFに再度変換して

そのままDropboxにアップすることが出来る

ファイルはフォルダにまとめておくことももちろん出来る

UPADのアプリからDropbox内のpdfは読み込めないんだけど、Dropboxから「UPADで開く」を選んでやれば問題なし

iPadちょーすごい

iPad2、当時は買うかどうかすんごい迷ったけど、いつの間にか今はもうこれ無しでは生きていけない体になりました。

RSS読むのとかほとんどiPadだし、iPhone用のゲームも、基本的にiPadでやった方が楽しい。

AirVideoとか使えば、パソコンにある動画をいつでもどこでも見ることも出来る。

それなりに便利にブログ書くことだって出来るし、写真とか見せるのにもめっちゃ便利。

Keynote使えば、ちょっとしたプレゼンみたいなことまで出来ちゃうし、いざとなれば、Dropboxとか駆使して、それなりに仕事進めることだって出来る。

これが、一枚の板きれにおさまってて、しかもめっちゃ電池長持ち。

そして、PDFの編集という、パソコンでやるよりもずっと便利なことまで出来るようになっちゃったとか、もうこれどうしろと言うくらい素晴らしい。

家では傍らにiPad。そして、お出かけのお供には、常にiPad。

なんか、そんな生活スタイルが染みこんで参りました。

参考

てことで、そんなiPadで校正をした処女作を、どうぞよろしくお願いいたします。そろそろ表紙とかも出来上がるんじゃないかと思っております。

処女作「たった一度の人生を記録しなさい」9月30日発売であります

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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