刻印入りの新しいiPadを使ってみてのファーストインプレッションなど

新しいiPadの発売日に店頭に並んで買おうとしたのに、64GBは無い!と言われて泣きを見たgoryugoです。

本日3月30日、ようやくついに刻印入りの新しいiPadが到着いたしました。

発売日に買えなくて、その日にAppleStoreで刻印入れて注文をしたので、ちょうど2週間遅れでの「新しいiPad」となりました。

数時間いじくってみて、いろいろ感じたことなどをまとめてみようと思います。

新しいiPad 64GB白を選んだ経緯

まずは、これまで使ってた「iPad2」

初代と2代目は今までどちらもWi-Fiモデルの16GB。

今回はWi-Fiモデル64GBのホワイトを選択。

個人的にはあんまり白か黒かにこだわりはないんだけど、今までのがどっちも黒だったので、今回は新しいものの気分が味わいたくて白にした。

色についてはそのくらいの理由。

3G(今回は4G)モデルではなくWi-Fiモデルを選んだのは、iPhoneの3G回線をオフにして、常にモバイルルーターを持ち歩いているから。

単純に、定期的な出費が増えるのはツライです。

で、64GBにしたのは「スピード」と「消さなくていい」という2つのストレスを減らすため。

イマドキなら「クラウドサービス」的なやつを上手に使ってやれば、16GBモデルでも家にあるほとんど全てのデータにアクセスすることは可能。(写真にFlickr、データはDropboxやらSugarSyncやらEvernote使ったりPogoplug使ったり)

ただ、どうしてもそれだとちょっと「遅い」

たいてい、iPadを使いたい時ってのは「人に見せたい」時が多くて、そういう時に貧弱な回線しかなかったり、そもそも圏外だったり、そんなことになってしまうと「見せる」時にとても不便。

ストレージ自体の価格差を考えてしまうと、64GBってのは割高で、だから今までは「最小容量」のものを買ってきた。

ただ、もうそこは諦めて、Apple様の戦略に惑わされて「いちばんいいやつ」を買うしかないじゃないか、って結論に至った。

iPadファーストインプレッション

そんな感じで届いた刻印入り64GB iPadを数時間触ってみて感じたこと。

  • やっぱり画面の綺麗さはちょーやべぇ
  • とくに「文字」の読みやすさ半端ない
  • Retina非対応アプリは使いたくなくなる
  • しばらく手に持ってみるとやっぱり前より重い
  • 「分厚くなった」のは全然気にならない
  • iPad2のスマートカバーがそのまま使えるのは素晴らしい
  • 「速さ」は特に違いを感じず
  • スピーカーの最大音量がデカい
  • カメラでも面白こと出来そう
  • 刻印見てるとニヤニヤできる

いくつか、もう少し詳しく感想を。

画面綺麗すぎるだけで買い換えの価値はある

とにかく一番思うのはこれ。

新しいiPadって、画面が綺麗になった「だけ」じゃん、て意見はありますが、「だけ」のことがとんでもなく凄い。

Safariで見る自分のブログは「これがオレの理想!」って思えるくらいとんでもなく文字が綺麗で読みやすいし、この精細さのおかげで、マンガも書籍もついにようやく「実物と変わらないレベル」で見ることが出来るようになった。

当然、写真も(2048px以上の画像を表示すれば)すんごい綺麗。現状、写真を最も美しく眺めることが出来るのはiPadと言って間違いないと思います。美しさは大画面テレビより凄い。

そして、文字。

iPhoe4の時にも感じたんだけど、文字が綺麗になって「読みやすく」なることで、結果的に「読むスピード」が早くなるし、全体の一覧性というのも全然違ってくる。

たとえばTwitterを見るってだけでも、文字が綺麗だとそれだけで圧倒的にストレス減。「見やすい」ってこんなに何もかも違うのか、ってのを改めて痛感。

iPadでReeder見てると、それだけでなんか嬉しくなってニヤニヤしてきます。

「綺麗すぎる」せいで、新しいiPadのRetinaディスプレイに対応してないアプリのアイコンとかは、ギザギザが目立ちすぎたりぼんやりした画像になってたりで、むしろ使いたくなくなってしまったのは悲しい悩みと言っていいんだろうか。

重さとサイズ

Retina化の影響で、サイズ、重さはiPad2に比べてスペックダウン。

ちょっと分厚くなって、ちょっと重くなりました。

触った瞬間は、じっくりじっくり考えてみて、そういえばちょっと分厚いし、ちょっと重いのかなぁ、くらいに感じたのですが、しばらく触ってみたら「やっぱりちょっと重いかな」って感じがしています。

ただまぁ、どっちにしてもiPadは片手で持つには「重い」ものなので、これはもうちょっと使い込んでみたらまた全然気にならないものになるのかもしれません。

「厚さ」に関しては、並べてみてもほどんどわからないし、触ってみても結局ほとんどわからないので、こっちは気にならず。

音がデカい

これは、お店とかで使ってみてもなかなか気がつかないことなのかも。

音質うんぬんを抜きにして、よくこのサイズでこれだけデカい音出るなーって感心するレベル。

最近は音楽を聴くときにはJAMBOXっていうポータブルスピーカーを使っているのですが、音量に限って言えば、これに近いレベルの音が出ます。

iPhone4Sの時は、スピーカー音量が大きくなったことでスピーカーを使っての「ハンズフリー通話」がめちゃくちゃ快適になりましたが、iPadでも「音がデカい」を活かした使い方がなにか思いつけば、これまでよりも圧倒的に便利になりそう。

刻印嬉しい

で、これは新しいiPadは関係ないんだけど「刻印」入れられるのはすんげー嬉しい。

他の誰の物でもない「オレのiPad」感をたっぷり満喫出来る。

「中古」としての価値は激減してしまいますが、この「オレの物」感を味わう為であればそれは致し方ない。

なにか刻印についていいアイデアあるのならば、Appleのオンラインストアなら無料で刻印が入れられるので、これを利用しない手は無いのではないかと思います。

ブロガーなら、ブログ名とURL入れておけば、たぶんわりとそれで満足出来るのではないかと(刻印は2行まで)

ちなみに、刻印された文字は、英語よりも日本語の方が好みな感じでした。ちょっとアルファベットは文字の横幅が大きく感じた。

体験しないとわかりづらいけど体験してしまうとキケン

iPadの「綺麗な画面」については、残念ながらどう頑張っても「実物」でしか体験することは出来ません。

ただ、買おうかどうか迷ってるタイミングで実物を見てしまうと、高確率で色々と危険なことになってしまうので、そういう意味では敢えて見ない方がいいのかもしれません。

iPhone4の時にRetinaディスプレイの感動は味わっていたはずなのですが、画面が大きくなったことで、またしても同じか、それ以上の「感動」を味わえたってのは、なんかとんでもなく凄い体験でした。

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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