goryugoです。
わたくし、ついに本気で自炊を始めることにいたしました。
裁断機とScanSnap、道具は揃えました。
道具の細かい話とか、具体的な自炊のやり方とかは置いといて、まずは自炊を決意するに至った現在までの心境みたいなのをちょっとまとめてみたいと思います。
モノが捨てられるのが快感
たぶん、ScanSnap S1100を手に入れていなかったら、自炊をしようと思ったりはしなかったと思います。
本気で自炊グッズを揃えるとなると結構お金がかかりますが、このS1100は1万円くらい。
紙を減らす目的でこのScanSnap S1100を入手してから、とにかく「捨てられる」のが気持ちよくてしょうがない。
紙の書類は全部スキャンしてEvernoteに突っ込んで、あとは捨てる。
これがもの凄く快感。
領収書は一応捨てることは出来ないんで「保管」はしていますが、これもスキャンが終わったら全部一個の箱に突っ込んでおくだけ。
その他、ごくごく稀に保存が必要な紙(印鑑付きの契約書とか)とかもあるんだけど、基本的に紙は全部スキャンして捨てる。
この気持ちよさがたまんない。
なんだかんだ、生きていると「捨てづらい紙」ってのは結構いっぱいあるんですが、スキャンしてキレイに保存できれば、原本が無くてもまぁいっか、って思えるようになりました。
たとえば年賀状。
たとえば携帯の契約書。
たとえば電気代や水道代の請求書。
こういう、捨てづらい紙を、捨てられるのが凄く快感。
デジタルが好きだから、多少は慣れてるから、っていうところはありますが、デジタル化できる気持ちよさは、体験してみてようやくわかった、って感じです。
ほとんどの紙は「多分いらないけどいるかもしれない」っていうモノばかりで、こういうのを心置きなく処分できるようになったのはスキャンスナップのおかげだと思います。
メンドクサイを上回るメリット
とは言え、なんだかんだスキャンするのってメンドクサイです。
スキャナをパソコンと繋いで、そこに紙を持ってきて、スキャンして、捨てる(もしくは保管する)
それでも、紙で保管しておいて、どこに行ったかわからなくなるかもしれないというストレスに比べれば、メンドクサイ思いをしてでもスキャンしてEvernoteに入れておける、っていうメリットが、スキャンはメンドクサイって思いを大きく上回ります。
多分この記事を読んでくれているような人は、デジタル慣れしている人、Evernote慣れしている人が多いと思います。そういう方であれば、ちょっと捨てづらい紙を、全部Evernoteに突っ込んでおくという快感は果てしないものだと思います。
名刺と年賀状。
これだけのためでもScanSnap(安いやつ)買ってもいいと思います。
本が読めない
そして、スキャンの快感に打ちのめされた時に同時に思ったのが「自炊」
昔は、マンガを集めるのが趣味だったんですが、これはモノが増えすぎるのが苦痛になってやめました。(今の趣味はマンガ喫茶通い)
マンガはまぁそれでいいとして、困ったのが「本」
今でも、ちょくちょく本を買ったり、ごくたまに献本とかしていただいたりするのですが、最近はとにかく家で本が読めない。
たぶん、家の中だと他にできることがありすぎるせいじゃないかと予想しているのですが、とにかく本が読めない。
じゃあ、外出先だとか移動中に読めるのかって言ったら、今度は本を持っていく気にならない。
iPadとかパソコンを持っていくのはまったく苦にならないくせに、本を持ち歩くのは「重い」「邪魔」って感じてしまって、持っていく気になれない。
ここ最近、結構東京やら大阪やらに出掛ける機会が多くて、移動中に本でも読もうかなぁって思うのに、いざ持っていこうとすると、もの凄く邪魔に感じてしまう。
これ、iPadにデータが入ってれば読むのになぁ、って思う機会がもの凄く増えてきました。
(まだ読み終えていない本がたくさんあって、そのせいで持っていく本を選べないという問題があるのかもしれない。これも、iPadに全部入れれば解決するはず)
読めない本を持ち歩いて読むために自炊する
こういう長い長い葛藤と試行錯誤の末に、結局本は自炊することにしました。
最新のiPadであれば、画質では現物の書籍にひけをとらないと言えるレベルで、100冊くらいは軽く持ち歩ける。
このメリットが、紙の便利さを上回ると判断しました。
これを機会に、マンガもまた買うようになるかもしれません。(一度Kinoppyでマンガを買ってみたんだけど、i文庫が素晴らしすぎると思う結果に終わりました)
とりあえず未読本を自炊してみて、ScanSnapの設定やら裁断の仕方やら、色々わかってきたら、これもまた随時ブログにまとめていきたいと思います。
Kinoppyを体験したら、i文庫ってとんでもなくすごいよな、って思いました