ブログで大切なことは、全てココロ社から学んだgoryugoです。
今回はそんなココロ社の新作。
しかも読むだけで彼女ができるという、なんていうかもうタイトルからして「狙ってる」のがミエミエで、それがまたココロ社ファン的にはたまらない作品。
恋愛はビジネスである
「モテる小説」は、小説のカタチをとった「恋愛指南書」
ココロ社風に言うならば「ビジネス書風の珍妙な恋愛小説」
この本の根底にあるのは「恋愛は崇高なものではない」というテーマ。
世の中はやたらと「恋愛」というものを素晴らしいものに思わせているが、それは「そうしないとつまんない」からそうしているだけで、現実にはそんなものはないわけで、だったらもっと現実を見て、うまくいく恋愛をした方がハッピーだよ、って話。
そして「上手に」恋愛をするには「ビジネスのテクニック」が非常に有効なので、ビジネステクを恋愛に置き換えて、うまく恋を成就させましょうね、て話。
どれもこれもやたら納得してしまう
久しぶりに一気に読めてしまった本だった。
言ってることはすごくまともで、理に適ったものでありつつ、けっこうストーリー的には駆け足で強引で、でもなんていうかやたら文章は上手くて、特にココロ社ファンであれば「ぽい」文章が盛りだくさんで楽しめる。
さすが「読むだけで彼女ができる」小説。
当たり前ながら、読むだけで彼女が出来ることはあり得ないけど、読んで、実践すれば、できる。
そう思わせてくれる要素はたっぷりある。
毎度毎度、ココロ社のブレない視点には感動してしまう。
最近ブログの更新頻度が低くて悲しいけど、その悲しさを忘れさせてくれる「楽しい」小説でありました。
参考:モテない人も、恋愛をプロジェクトとして考えればうまくいく – ココロ社 ♪ほのぼの四次元ブログ♪