自炊に使う道具と自炊のメリット 自炊入門その1 ~本の分解から裁断 スキャンからファイル軽量化まで~

自炊用のスキャナと裁断機

最近ついに「自炊」に目覚めてきたgoryugoです。

自炊グッズを揃えてから一ヶ月強。数十冊自炊して、ようやく自炊のコツやらなんやらがわかってきたので、その辺をまとめてみようと思います。

まず、何はともあれ「カタチ」からってことで、自炊用に揃えたスキャナと裁断機をご紹介しつつ、なんで自炊するのか簡単にまとめてみようと思います。

裁断機とドキュメントスキャナ

基本的な自炊の手順を簡単にまとめると

  • 本を1ページ毎にバラバラにして
  • バラバラにした紙を1ページ毎にスキャナで読み取る

という2ステップ。

この「裁断」も「スキャン」も、頑張ればアナログな方法で出来なくもないんだけど、それはあまりにも大変すぎるので専用の道具があった方が便利なわけです。

そこで用意したいのが「裁断機」と「ドキュメントスキャナ」

裁断機があれば一気に、そしてキレイに本をバラバラに出来るし、ドキュメントスキャナがあれば、ほぼ自動でバラバラにした本をスキャンしてやることが出来る。

で、私が購入したのがCarlの「ディスクカッター」と呼ばれる裁断機と、PFUが出しているScanSnap S1500の2種類。

2012年6月現在で、裁断機はおよそ1万円。スキャナーは3.5~4万円くらい。

道具を買っても「自炊」したい理由

ぶっちゃけ、道具を揃えるだけでも結構な値段になっちゃいます。

が、それでもまぁ、それだけのお金を使う価値があると思えるからこそ、手間を掛けて「自炊」なんてものを始めようと思ったわけです。

本気で「自炊」を始めることにしたのでそこに至る心境をまとめてみる | ごりゅご.com

簡単にまとめると、紙をスキャンして捨てることが快感になりすぎて、その勢いで「本」もスキャンして捨てたくなった、てところでしょうか。

スッキリする快感と「場所代」の削減

自炊グッズ自体がそれなりに場所を取るものですが、数十冊程度自炊すれば、それはもう信じられないくらい家が広くなって、同時に気分的にもスッキリします。

個人的にはこれだけの理由で自炊を始めたのですが、そのために数万もお金を使うってのは躊躇する方も多いと思います。

そういうときに、自分を納得させるための理屈が「場所代」を減らすという考え方。

家を借りてるってのは「自分用の空間」にお金を払っている、と考えることが出来ます。そして「モノ」を持っていたら、モノを置いておく「空間」が必要になります。

大雑把に言えば、モノは持ってるだけでお金がかかっちゃうと考えることが出来るわけです。

で、これを「デジタルデータ」に変換してやれば、以降その本があった場所はフリーになります。

ものすげぇ大げさな話をすると、家にある本を全部自炊した場合、元々あった本の置き場所分だけ「狭い」家に引っ越せば、より安い家賃で同じ大きさの「自分の家」に住むことが出来ると考えられるわけです。

ちょっと大げさなたとえ話ではありますが、日本という割と狭い国に住んでいる場合には、モノの置き場所ってのは結構真剣に考えて良い事ではないかと思います。

そういった「今後の場所代」のための初期投資として考えてやれば、それなりに合理的に自分自身を納得させられるのではないかと思います。

自炊の方法をまとめていくよ

で、自炊いいよねーって色々書きましたが、なんだかんだ「はじめてのこと」ってもの凄く敷居が高いもの。

私も、知り合いが自炊しているところを自分の眼で見ていたから、自炊しようって思えたのは事実。

数冊くらい「自炊」すれば、すぐにコツはわかるんですが、なんだかんだ初めての時は色々失敗したりしたので、その辺含めて自分が学んだことをシェアさせていただく予定であります。

はじめての「自炊」 ~本の分解から裁断 スキャンからファイル軽量化まで~

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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