iPhone無くして、そしてiPhoneが無事に見つかって、世の中への感謝が絶えないgoryugoでございます。
2012年に通算3度目となる「モノを無くす」を経験して、強く実感したのが「記録の効果」
なんでもかんでも記録してるのって正直メンドクサイのですが、こういう時に「記録」はかなり有効な問題解決の手段になります。
記録の効果を一番実感出来るのはトラブルが起こったとき
以前奥野さんとお話しさせていただいた時にも思ったのですが、記録の「効果」を最強に実感出来るのが、トラブルやらなんやらの緊急事態が起こったとき。
突然の困った事態というのは、突然やってくるから突然なのであって、だから突然なのです。
そして、突然起こった出来事に対して、人は中々普段通りの力を発揮できない。
だから、その「備え」として、日頃から色んなことを記録しておく。
記録する「手間」も「保険」だと考えれば安いもんです。
Google Latitude
たとえば便利なのはGoogle Latitude。
Google Latitudeが位置情報履歴を何にも気にしなくても全部残してくれてちょー楽しい | ごりゅご.com
今回のiPhone紛失の際は、なんかミスっててGoogle Latitudeがオフになってしまっていましたが、これがあれば様々な困った時に役立ちます。
Google Latitudeの場合、通常時の電池消費がちょっと増えるというデメリットはありますが、それ以外は「全自動」
これを設定しておくだけでも「トラブル対策」としてかなり色々な使いみちが考えられます。
写真撮るだけでもすごい
他にもたとえば「写真」を撮るだけでもすごい。
一例は先程の奥野さんとの対談記事でも書いていますが、他にもこんなことがありました。
またモノを無くしたときの体験談です。
MacBookAirを無くしたとき
あれは今年の3月。
九州へ遊びに行ったときの話。
ちょっと遠くへ、ちょっと長期で出掛けるということで、コロコロ転がす巨大なカバンを持っておでかけをしました。
その日は、夜に九州の方々と飲みに行き、@ushigyu宅に泊めてもらう予定でした。
まずは@ushigyu宅にお邪魔し、荷物を置かせてもらう。
夜まで時間があるから、ノマドなカフェーでパソコンしようぜ、ってパソコンを持ってお出かけ。
今思えば、もうこの時点で圧倒的な失敗なのですが、なんかオレ、パソコン入るカバンがないからって、パソコンをケースに入れて、手に持ってお出かけをしてしまったのです。
いか食べたり、水炊き食べたり、はじめての東京オフに誘ってくれた恩人@kuracyanに会ったり、我が家から10kmくらいの所に住んでる@mono_logさんに会ったりと、それは楽しく1日を過ごしておりました。
そしてその後、パソコンが無いことに気がついたのは、散々飲んで歩いた3軒目のお店。
Instagramにはこんな記録が残っておりました。
ホントにまぁ、心の底から人としてどうよって思うのですが、どの段階からパソコン持ってなかったのか全然思い出せない。
写真で無くした場所を探し出す
で、その時に役に立ったのが写真。
はじめての九州が楽しくて、自分含め複数の人間が、景色の写真とか一緒にいる人達の写真とかを道を歩いてるときにもいっぱい撮っていたのです。
その中から、自分が写っている写真を探してみると、ある段階からパソコンが写っていない。
飲み会で撮ってる写真とかには、パソコンが写ってる写真が1枚も無い。
で、写真を頼りに「どこまでパソコン持ってたか」を推測してみると、どうも途中で立ち寄ったハンコ屋さんにパソコンを置いてきたぽい。
割と急なタイミングでハンコが必要になって、ちょっと大きいハンコ屋さんでハンコを買って、朱肉を借りてハンコを押したとき。(五藤って珍しいから100均とかでは中々見つからなくて不便)
ハンコを押す際に手に持ってたパソコンが邪魔で、カウンターにパソコンを置いてハンコを押す。
あーこれでメンドクサイ仕事が1つ終わったぜ、って喜びで、パソコンを忘れてそのまま店を出てしまった模様。
その日はハンコ屋さんの営業が終わっていたので、翌朝電話をしてみると「ある」とのこと。
親切なハンコ屋さんに助けられ、事なきを得たのでありました。
思わぬ所で役立つ記録
「ライフログ」の本とか書いたりして、ライフログってなんの役に立つのさ、ってことをよく聞かれたりします。
自分が生きたという証を残しておきたいとか、記録を振り返って様々な改善に役立てたりとか、いろいろと役に立つことはあるんですが、そういうのはやっぱり伝わりづらい。
ライフログってのは、トラブルが起こったときの保険として残しておくものだ。
前からなんとなく思ってたんだけど、改めてそれを強く感じました。
もちろん、こういったトラブルなんて起こらない方がいいに決まってるし、なによりも自分のような「モノを無くした」って場合には、人の優しさ無くしては解決できないことです。
それでも、困ったことってのは突然やってくるもの。
年に3回も困ったことが起きる自分は、あまりにも困った人間ですが、こういった出来事はあらゆる人にも起こりうる可能性がある。
そして、そういう困ったことを解決するときに、様々な判断の基準として、なにかの時の「証拠」として、記録というものはもの凄く役に立つんじゃないかと思いました。
それにしても、よくもまぁこんなにダメなネタがあるなぁって変に自分に感心してしまった
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