Evernoteにハマりだしてだいたい2年と半年くらい。
Evernoteは大好きで、自分にとって無くてはならないものであると同時に、色々と無駄そうな事を思いつく限り色々と試しまくって、実際に役に立つのかどうか検証するのも大好きです。
で、最近試してみてるのが「簡易自炊本保管庫」
自炊本は圧縮すれば10MBくらい
こんなことを試してみようと思ったのは@tsubasamatioさんが書いてくれたこの記事がきっかけ。
ファイルサイズが圧倒的に小さくなる!ビジネス書を自炊する際のScanSnapのオススメ設定 by @tsubasamatio | ごりゅご.com
「普通」に本一冊を自炊すると、白黒で50MBくらい、カラーになると100MBを超えたり超えなかったりと、わりとけっこうファイルサイズが大きい。
これをAcrobatReaderで変換してやるだけで、ファイルがだいたい10MBくらいになる。
これなら、10冊入れても100MB。100冊でもまだ1GB。
10GBもストレージが余ってれば、だいたい本1000冊くらいは取っておける計算で、そもそも1000冊自炊しようと思ったらとんでもない手間だし、ていうか本1000冊も持ってない。
Evernoteのプレミアム会員であれば、一ヶ月のアップロード容量も1GBあるから、10冊20冊程度追加してもさほど邪魔にならない。
Evernoteに自炊本を入れてみた
で、実際にスキャンした本をEvernoteに取り込んでみたのがこの画像
こんな風に表紙一覧で見たり
普段使ってる感じにしてみたり
と、こんな感じで自炊データをEvernoteに入れてみて2~3ヶ月ほど経過したのですが、少なくとも「読む」っていう目的では、ほとんど役に立っておりません。
どっちかって言うと、もの凄い贅沢な「読んだ本リスト」(手間的にも容量的にも)
とは言え、全部が全部自炊してEvernoteに入れているわけでは無くて、読んでて面白いと思えなかった本は、さすがにあまりにもめんどくさいんで自炊もしておりません。
たまーに役立つEvernote自炊倉庫
2~3ヶ月試してみて、今のところの感想で言うと「わりといいかもしれない」って感じ。
これまでに2~3回くらい「あって良かったな」って思えたんで、それなりに便利なんだけど、それなりに手間もかかってることを考えると、まだどっこいどっこい。
たとえばブログに本の感想とか書くときに、本の内容を一部「引用」する場合に、本を手で押さえなくていい。これは、一度体験するとかなり快適。
とは言え、これは自炊、というか電子化のメリットであり、Evernoteなメリットでもなんでもない。
チラ見に便利
敢えてEvernoteなメリットは、ちょろっと本の内容を確認するときに、Evernoteの方が便利だから。(月に一回くらい本を見返したいタイミングが現れる)
そういう時に「ファイル」の状態の本を探すよりも、Evernoteに入ってる本を探す方が探しやすい。
たぶんこれは、この先自炊データ(電子本)が増えれば増えるほど、探しやすくなるんではないかと思ってる。
まぁ、もうちょっと長期間試してみないとわからないことってのもいっぱいあるんだろうけれども、なんだか面白い感じがしているので、もうしばらくこんなことをやってみてみようかと思っております。
難しいこと抜きにして、ただ単純に、読んだ本を並べて眺めるだけで、なんとなく本の内容をアタマの中で反芻できたりして、これがなかなか楽しかったりもします。
参考
自炊まとめ ~本の分解から裁断 スキャンからファイル軽量化まで~ | ごりゅご.com