ジョブズ会2カ所目に訪れたのは「苔寺」西芳寺。
ジョブズが京都に来た際に、家族と共に「お忍びで訪れた」と言われる京都のお寺です。
西芳寺はに入るのはけっこう大変
ジョブズが訪れたというこの西芳寺。世界文化遺産にも登録されているようなすごいお寺なのですが、中々気軽に訪れづらいお寺です。
まず、当日の拝観というのは受け付けておらず、往復はがきによる事前申し込みが必要。
はがきに希望の日程を書いて西芳寺に送ると、何時に来い、って感じの返事が届くので、その時間に訪れなければなりません。
さらに、拝観料が3000円必要で、京都駅からもちょっと遠く(1時間くらい)車で行っても駐車場がなく、当日は拝観前に「写経」をせねばなりません。
「庭園の保護」と「周辺住民の静かな生活環境の確保のため」にこういうちょっと敷居が高い感じになっていますが、逆に言えば「行きにくい」ために、予約さえきちんと済ませておけばかなり静かな環境で、じっくりとお寺を眺めることが出来ます。
また、金閣寺、銀閣寺はこの西芳寺をモデルにしたとも言われていたり、幕末に岩倉具視が潜伏していたらしく、その住居も残っていたりと「手間かけてでも見に行く価値」はとても高い場所です。
難しいこと抜きに、庭一面が美しい苔で溢れたその景色は、一見の価値はあると素直にそう思いました。
西芳寺で苔を満喫する
阪急嵐山線上桂駅から15分強歩いて西芳寺の入り口へ到達。
途中、華厳寺 鈴虫寺を通り過ぎ、入り口に到達。
けっこう山の中を歩いて行く感じです
入り口で参拝証(申し込み後に届く葉書)を見せて
そのまま中へ
ここが写経するところ
拝観料3000円を渡した後、写経の場所へ
中は撮影禁止なので、残念ながら写真は無し。
写経を終えて、その後はお寺の見学に進みます
とにかくなにかと苔がキレイ
木の根元までびっしりと苔
元々は池だった場所?が苔で埋まっていて一番気に入ったのがここの景色
岩倉具視が隠棲していた建物、ってのも残ってます
苔のアップとかも撮ってみた
池と苔
もいっこ気に入ったのがこの苔ロード
静かで落ち着いて景色と雰囲気を堪能できる
西芳寺の印象を一言でまとめると、非常に静かで落ち着いて「京都」を堪能できる場所。
京都の名所はいくつもありますが、その多くは有名すぎて人が溢れかえっているおかげで、ゆっくりじっくり見学、ってのはとても難しいです。
西芳寺は、なにかと見学までの敷居が高く、そもそも入場できる人数に制限を設けているため、人気が少ない静かな環境でじっくりと見学可能です。
思い返してみると、お土産やら食べ物やら、そういった「世俗的なもの」が中にはなにも存在していなかった、ってのもこの雰囲気に一役買っていた感じもします。
そういった静謐さみたいなところが、スティーブ・ジョブズが好んで訪れた、と言われる理由なんではないのかな、なんて思いを胸に、次のジョブズ会の目的地へ向かったのでありました。
西芳寺
住所:京都府京都市西京区松尾神ケ谷町56(GoogleMap)
電話:075-391-3631
冥加料 3,000円~
参拝には事前申し込みが必要
世界遺産(世界文化遺産) 西芳寺(苔寺)-京都府ホームページ
西芳寺(苔寺)|観光情報検索|京都“府”観光ガイド ~京都府観光連盟公式サイト~
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