図解 古事記やら日本史 古代編が面白い、って記事を書いていたら、新作日本史シリーズ 中・近世編を中の人からいただきましたありがとうございます。
古代編で鎌倉幕府成立まで話は進み、中・近世編では鎌倉幕府崩壊から江戸時代終盤まで一気に話が進みます。
室町幕府成立と崩壊
個人的に今回面白かったのは室町幕府から戦国時代への時代の変化。
信長、秀吉、家康から関ヶ原までの歴史の流れは、色んな歴史本だとかマンガを読んでいれば、自然にその辺りは詳しくなりますが、どうやって室町幕府が出来たのか、だとか、どうやって室町幕府から戦国時代へと移り変わっていったのか、ってのは中々表舞台に出てこない。
ひょっとしたらちゃんと歴史の授業とかでそういうの学んだのかもしれないけど、とりあえず全然覚えてない。
このシリーズはそういう「歴史のつなぎ目」みたいなところをすっ飛ばしたりせず、大きな流れに沿って日本史についていろいろ学ばせてくれるところがお気に入りです。
「図解」という名の通り、文字以外にもこういう図で歴史を見ることが出来たりして、なかなかわかりやすい。
操作性ちょっと改善
日本史シリーズの非常に厄介だった、下スクロールしようとしてるのに「タップ」として判定され、ページがくるんくるんひっくり返る問題も、右下に「読む」ボタンを搭載することでだいぶ改善されました。
コンテンツの量も50個くらいあって、結構なボリューム
一時はセールで85円とか350円とかで売ってたシリーズが、今現在は通常価格1000円になってしまっていて、ちょっとお高く感じてしまいますが、お手軽に読める日本史お勉強本としては、1000円分くらいの価値はあるんじゃないかと思います。
図解 古事記 日本のルーツを知っておくのに手軽な読み物 イザナキ・イザナミ・天照大神 聞いた事ある名前がいっぱい出てきて楽しい | ごりゅご.com