Kindle Paperwhite画面のアップ
Kindle Papaerwhiteが届き、その後マンガを1冊、活字をページ換算で150ページくらい読んでみました。
とりあえずそのくらい使ってみて、Kindle Paperwhiteがどんな感じだったのか、現段階での使用感をまとめてみようと思います。
Kindle Paperwhiteを使って思ったこと
活字を読んだ場合、マンガを読んだ場合、その他の点について軽くまとめてみるとこんな感じ。
参考までに、今までに使ったことがある「電子本リーダー」はiPhone4S, iPhone5, iPad mini, 第3世代iPad, 楽天koboの5つ
活字系
- 目を凝らしてみると、細かい文字の滲みは少し気になる
- フォントをゴシック体に変更したらほとんど気にならなかった
- リフレッシュ無しだとちょっと文字が荒れたり
- ハイライトがすごくやりやすくて楽しい
- 読み終えるまであと何分、が面白い
- Kindleストアで買った活字を読むのはものすごく快適
マンガ系
- マンガはちょっとページのリフレッシュが遅い?かな
- 電子インクで表示されるマンガは見ててキモチイイ
- ダウンロードはわりと遅い
その他
- 「Kindleに送る」で買うと勝手にダウンロードされてていい感じ
- スクリーンはざらざらした手触り
- 横向きでも読めたのか!
- iOSアプリと操作方法が結構違って戸惑う
- スクリーンショット撮れるって知らなかった
- 2時間とか片手持ちはさすがにツライ
- ブラウザは「見られるだけ」
- 早いとは言わないが、満足出来るレスポンス
- 画面下部のムラは「わかる」
Kindle Paperwhiteで活字を読んでみて
Kindleストアで買った活字を読む(自炊本は未体験)ことに関しては、手間やらなんやら含め、今まで体験した電子書籍リーダーの中で一番のお気に入りです。
iPad miniでも十分に「読める」し、画面の「美しさ」で言えばiPad(大)とかiPhoneのRetinaディスプレイはやはり圧倒的。
ただし「読みやすさ」で考えるとやっぱりKindle Paperwhite。
1時間以上本を読み続けてみると、電子インクは目に優しい、という言葉が身に染みてわかってきました。
iPad miniも片手で持って操作しても苦にならないサイズで、すごく手に持った感じが気持ちいいのですが、Kindle Paperwhiteはそれとはまた違う種類の手頃な持ちやすさ。
大きさが丁度文庫本1ページと同じくらいっていうのも、なんかこうすごく「お手軽」な感じです。
文庫本とだいたい同じくらいの表示領域
ちなみに、iPad miniは一般的なビジネス書とだいたい同じ表示領域だった
また、タッチ操作の反応も(比較対象はkoboしか知らないのですが)想像以上に良好。
ハイライト機能とか辞書機能もとても楽しくて、ハイライトはひたすら使いまくっておりました。
設定の「ページを再読込する」を標準設定のオフにしていると、一部文字が読みづらくなったりする場合もありますが、この辺りは表示速度とのトレードオフ。
(個人的には「オフ」の方が反応が早くて気分がいい)
なんとなく明朝体での文字は読みづらい感じがして、フォントはゴシック体に変更。
「フォントサイズ最小」「ゴシック」「行間最小」「余白最小」が好みの表示方法でした。
あと、ちょっとしたことだけど ↑に出てる「本を読み終えるまで」ってやつが、ちょっと面白い。
ページめくりの速度と、残りの文字数からこれを計算しているみたいです。
Kindle Paperwhiteでマンガを読んでみて
活字を読むことに関しては、手放しでKindle Paperwhiteサイコーって言えるのですが、マンガに関しては判断が難しいところ。
基本的にマンガが「白黒ベース」ってのもあるからだと思いますが、電子インクで表示されるマンガページはものすごーく「紙」に近い感じがして、モノによっては「これ紙より綺麗じゃないか?」なんて思えたりもして、「見る」分にはものすごく気分がいいです。
ただ、マンガだとどうしてもページの切り替えがワンテンポ遅れる、ってのが気になるのと、見開き多用するマンガなんかだと、やっぱりマンガは見開きで読みたいよなー、って思いもあって複雑。
(ページ切り替えは後ほど動画をアップしようと思います)
設定で「横画面モード」にすることで、見開きでのマンガ表示は可能なのですが、やっぱりちょっと小さくて物足りないです。
結局、マンガはどの端末で読んだらいいか決めきれず、その時の気分で使い分ける感じになりそう。
その他雑感
ちょっと気になったのは「操作方法の違い」
iOSのKindleでは「画面中央タップ」がメニューの表示に対応しているのに対し、Kindle Paperwhiteは「画面上部タップ」でメニューが出てくる、ということ。
「読む」に特化した電子インクのKindle Paperwhiteと、ページ移動にアニメーションがあるiOSという違いがあるので、色々難しいところではあるのでしょうが、ついついメニューを出そうとして画面真ん中タップ。そして次のページに進んでしまった、ってことが起こります。
まぁ、メニューをよく触るのは最初だけだろうし、慣れの問題もあるでしょうが、やっぱりちょっと混乱する要素ではあります。
まとめ
活字読むならKindle Paperwhiteは文句なしにすんばらしい。
暗いところでも読めるし、電子インクは目が疲れないし、電池も実質「なくならない」
さらには、iPad miniと違い本を読むことしかできないので、本を読んでるときは本を読むという行為に没頭できます。
iPad miniやiPhoneとかだと、本を読んでいる最中にも通知が届いて、ついついそっちに気が散ってしまいますが、そういう事が無いのは、わりと大きなメリットに感じます。
しかし、マンガを読みまくりたい、って目的になると、ちょっと悩ましい感じ。
本体容量が2GBしかなく、SDカードでの容量拡張なども出来ないので、Kindleストアで買った漫画が増えてくると「全てを持ち歩く」のは中々難しい。
いざクラウドから読みたい本を読もうと思っても、思ったより漫画のダウンロードは時間がかかる(自宅Wi-Fiで1~2分程度)ので、いつでもどこでも好きなマンガをすぐ読む、というのには至らない感じ。
Kindleストアで活字本を買って読みまくる、という人には文句なしにオススメですが、マンガしか読まない、って人とか、自炊した本を読むだけ、って考えているのならば、別の端末の方がいいかなぁ。
ただまぁ、Kindle Paperwhiteが気になってこういうページに辿り着いた人とかには「安いからとりあえず買っとけ」で間違いないとは思います。
参考
Kindleってなんなのか? Kindleについての超基礎知識 | ごりゅご.com
Kindle Paperwhite 3G機能のあるなしで何が違うのか? | ごりゅご.com