ここ何年かで、いろいろそれなりにイベントを開催したりしてきておりますが、割と毎回悩むのが、どういうツールを使って「参加者の管理」をするのか、ってこと。
過去にはTweetviteっていう英語のイベントツールを使ったり、その後Zussarっていう国産ツールを使ったりしていましたが、最近教えてもらったPeaTiXってやつが中々よい感じで、ちょいとご紹介したいと思います。
不特定多数の人が集まるイベントをどうするのか
知り合い同士の飲み会とかなら色々手段はあるんだけど、不特定多数の人が集まるイベントの時は、毎回けっこーこれが悩みどころです。
まーぶっちゃけ「参加者の管理」さえ出来ればなにも問題はないんですが、例えば連絡事項を申し込みしてくれた人に一括で届けられるとか、アンケート的な機能がついてるとか、そもそも使いやすいか、わかりやすいかどうかとか、細かい使い勝手を見ていくと、実に色々悩ましい。
で、ここんところしばらくはZusaarってやつで満足をしていたのですが、以前たまたまPeaTiXの中の人に会ってPeaTiXの話を色々聞くうちに、このサービスには自分が漠然と期待していた1つの理想的な機能が付いていたのです。
これをどうしても使ってみたくて、2月26日のイベントでは、このPeaTiXを試してみることにした次第であります。
受付の混雑をどうにかしたい
このサービスの何が良いのか。
まぁ細かい事を色々挙げれば色々あるんですが、一番素晴らしいなーと思ったのは、人の募集だけでなく、当日の受付のことまで考えられたサービスだと言うこと。
大抵この手のイベントって入り口辺りに「受付」があって、そこに参加者一覧の名前を書いた紙なんかを用意して、誰が来たかってのを管理していることが多いと思います。
この方法の不便な点は、基本的に1人(というか1カ所)でしか受付業務が出来ず、参加者が多くなればなるほど受付が混雑して、大行列が出来てしまうこと。
紙の「お手軽さ」ってのは素晴らしいんですが、せっかくイマドキなクラウドクラウド言われるような時代なんだから、参加者の管理も「クラウド」のメリットを活かしたい。
PeaTiXアプリで受付をする
PeaTiXが面白いのは受付用のスマフォアプリが存在して、複数の端末で同時に受付を行えるということ。
もちろんこの受付データは「クラウド」で管理されているので、誰が来ていて誰がまだ来ていないのか、ってのを主催者側は簡単に知ることができます。
アプリを立ち上げるとこんな感じの画面が出てきて
主催者は自分のアカウントでログインするとこんな感じでイベントの管理画面がでてきます
イベントを申し込むと、参加者側にはQRコード付きのメールが届くので、携帯でこの画面を見せてもらって、それをスキャンしてやればサクッと受け付け手続きが終了。
上記画像にもあるように、iPhoneの場合このチケットをPassbookに保存しておくことも可能です。
(パスブックってあんま流行ってないけど、個人的には結構便利だと思ってる。たとえばこういうイベントでも、メールを「すぐ見られる」ようにしておくより、パスブックに保存してしまった方がラクな感じがする)
また「チケット」を忘れたって場合も「マニュアルモード」から名前を見つけて「チェックイン(参加)」の登録もおk
アシスタントモードで複数人で受付を
複数人で「受付」をするには、PeaTixアプリの「アシスタントモード」ってのを使います。
主催者がログインするとイベント情報の所にQRコードが出てくるので
受付手伝って貰う人に「アシスタントモード」でログインして貰ってQRコードを読み取る
あとは、基本的に主催者と同じように参加者一覧を見たり、QRコードを読み取ったりとかその辺の操作ができるようになります。
これで、受付してくれる人と、スマフォが存在する限り、いくらでも「受付」の数を増やすことが可能です。
参加費の管理をどうするのか、って所は悩みどころではありますが、たぶんこういうイベントのボトルネックは「参加者にチェックを入れる」っていう部分だと思うので、そこはイベント規模に合わせて色々対応は出来るのではないかと。
なんにしても、次回の2月24日のイベントではPeaTixを使った受付をやってみる予定なので、実際使ってみてどうだったかとかはまた機会があればご報告したいと思います。