月額$10、もしくは年額$99を支払えば、容量無制限で利用出来るというクラウドストレージ「Bitcasa」を試してみました。
24時間くらい色んな事を試してみて、わりと実用に耐えそうなレベルだったので、有料のプランにも申し込んで、現在ローカルのファイルをせっせとBitcasaにアップロードしています。
とりあえず、使ってみた感想と、バックアップの方法とかいろいろまとめてみたいと思います。
Bitcasaの基本
Bitcasaの大雑把に説明すると、Dropboxなどに代表される「クラウドストレージ」というやつです。
Bitcasa Infinite Storage | Your External Hard Drive in the Cloud
Windows,Mac,iPhone,Android など、それぞれに対応したアプリケーションをインストールすることで、手元にある写真や動画などを「クラウド」上のサーバに保管することが可能。
基本的にスマートフォンから出来ることは「閲覧」のみなので、まぁ要するに「パソコンのファイルをバックアップできる仕組み」と考えて問題ないと思います。
Bitcasaの最大の特徴は、有料プランに申し込むと保存容量が無制限だということ。
以前、日本でもほぼ同様のサービスが存在していましたが、それと比べてみると十分に実用に耐えそうなレベルで動いているように感じました。
外付けディスクとして全てのファイルを取り扱う
アカウントの登録をして、その後専用ソフトのインストールを完了させると「Bitcasa Infinite Drive」という名前の外付けディスクが出てくるようになります。
基本的に、この中にバックアップしたいファイルをぽいぽい放り込んでいく感じですが、その他にも「外部ストレージの自動コピー」だとか
ローカルの特定フォルダをミラーリング、なんてことも可能です
なんていうか、細かい事気にせずにとりあえずなんでもバックアップしとけ、容量は気にせずどんどん使うがよい、ってイメージで、中々ステキです。
スマフォ、タブレットアプリが中々いい感じだった
Bitcasaの最大の特徴は「無制限」であることですが、この無制限という要素と絡めてなんか良さそうに思えたのはモバイル用のアプリ。
iPhoneからbitcasaのアプリを起動するとこんな感じの画面になっていて、わりと「メディアの閲覧機能」に力を入れているように感じました
動画なんかはこんな風にサムネイル付きで表示されるし
「お気に入り」に入れておけば、オフラインでのファイルの閲覧も可能
pdfなどの書類は、ダウンロードした後対応したアプリで開けたり
Dropboxの「カメラアップロード」的な、自動で写真をバックアップしてくれる仕組みなども存在しています。
全部バックアップすればいつでもどこでも全部見れるじゃん!て夢が現実的に
クラウド上に自分の写真とか音楽とか動画とかを全部おけるようになれば、理論上は「全部」のデータにいつでもどこでもアクセス出来て、なんか夢が広がって楽しそうだよね、ってのがBitcasaによってかなり実現できているような感じがしました。
もちろんまだローカルデータほどの快適さはないので、たとえばパソコンからファイルの一覧を見るのに「待ち時間」が発生するし、動画なんかは再生開始までに数秒は待たないといけなかったりします。
とは言え、ファイルの保存方法をちょっと工夫して、動画や写真や音楽をうまいこと自動でBitcasaにアップロードするようにしてやれば、ほとんど手間無く「全部」を最新の状態で持ち歩くことが出来る。
最近のSSDを採用したノートパソコンとかだと「ローカル」に持てるデータは少なくなってきているので、普段すぐに必要にならないようなデータをBitcasaに入れといて、本体の容量を節約する、なんて使い方も可能。
私はこのくらいの「遅さ」ならば十分外付けディスクとして実用レベルに感じたので、有料プランに申し込んでMacBookAirの余り使わなさそうなファイルをBitcasaに移動させている最中です。
このあたりの感覚は個人差が大きいと思いますが、気になったならば一度無料で試してみる価値は十分にあると思います。
(無料登録は容量10GB使用可能)
Bitcasa Infinite Storage | Your External Hard Drive in the Cloud