Evernoteのイベントの中で過去最大規模というEvernote Devcup Kickoffというイベントに参加してきました。
なんかすごいEvernote界って盛り上がってきたなぁと思ったりしつつ、イベントの内容やフィルが話したことを簡単にまとめてみたいと思います。
会場すげぇデカい
会場は、泉ガーデンギャラリーという、六本木一丁目駅から徒歩数分の場所。
距離は近いんだけど、迷路のような道のりを乗り越えて会場に到達するのはすげー大変でした
なんかこんな感じで、すげーきっちりとしたセットが作られておりました
日本のGM、ケンさんの登場。本日は300人も集まってるとか。すげぇ
ユーザー数5000万 日本は500万
そして、ケンさんの紹介でCEOフィルの登場。最初に、現在のEvernoteの状況など
現在、世界のEvernoteユーザー数は5000万人。うち、日本のユーザーは500万と、全ユーザーの10%を占める。そして、現在は毎日10万人もユーザーが増えている。
2011年11月に名古屋に来てくれたときは、ユーザー1500万だった事を考えると、ユーザーの増加数はまだ加速している感じです。
ちなみに、日本のユーザーは割合としては10%なんだけど、アクティブユーザー数で考えると20%に及ぶとのこと。
日本のユーザーは有償で利用している人も多く、これは日本の開発者にとっては「チャンス」だと言える。
アイデアの出し方
今回のイベントは「DEVCUP」という、どちらかと言うとデベロッパー(開発者)を主体に置いたイベント。
その中でフィルが語っていた「アイデアの出し方」というのが、シンプルでありながらも非常に本質的な、いい話をしてくれました。
アイデアを出すっていうと、なんか完全にオリジナルな、ゼロから全く新しいものを作らないといけないと思ってしまいがちだがそんな事はない。
自分や家族、友人や同僚の日々の生活をじっくりと観察し、本人が気がついていないかもしれない「不便なこと」や「やりたくないようなこと」を見つけ、それを改善し、生活をより豊かにするツールを作る。
Evernoteという「オンラインのメモ帳」というアイデアも、別に完全なオリジナルというわけではない。
あたりまえの事をきちんとやるというのは難しく、それを実行する行動力というものが大事。
Evernote ACCELERATOR
続いて、米本社のDirector,Partner Relationsの佐藤さんのお話し
主に「DEVCUP」と、それとも繋がる新しプログラム「Evernote ACCELERATOR」についての話。
「Evernote アクセラレータ」プログラム発表 | Evernote日本語版ブログ
DEVCUPに応募した参加者の中から、将来有望そうな企画を出してくれた人達を、全額費用負担で4週間Evernote社に招待し、Evernoteのエンジニアやデザイナーとのワークショップやら投資家の紹介やら、プロジェクトがうまくいくようにEvernoteが色んなことを支援してくれる、というプログラム。
Evernoteは一切見返りを求めません、という男前な態度に惚れました。
また、スライドに書かれていた「得られるメリットは無限」という言葉や「あらゆる可能性がありえる」という話もとても興味深いものでした。
以前DEVCUPに応募されたアプリをEvernoteの中の人達が気に入って、その人達と一緒にEvernote Foodというアプリを作る事になった、という話。
他にも、そういえばEgretlistってEvernote連携アプリを作ってた人達も、アプリがきっかけでEvernoteの中の人になったよなぁ、とかって話を思い出したり。
その後、ACCELERATORのパートナー、ドコモ・イノベーションベンチャーズとHonda Silicon Valley Labの中の人の紹介があり
アプリ開発で実績ある方達を交えたパネルディスカッション
そして、その後は同じ会場で巨大規模の懇親会。
Evernoteの中の人達が大好きな「お〜いお茶」を使った写真を撮って遊んでたり
「お〜いお茶」を使った写真を撮って遊んでたりしました
なんでEvernoteの人達はこんなに「お〜いお茶」が大好きなのかわかんないけど、最後には中の人達も「お〜いお茶」の写真とって遊んでたりしてました
ぼくもなんかよくわからんけど「お〜いお茶」が大好きになってしまったので、伊藤園の中の人にお願いして「巨大お〜いお茶」を一個譲ってもらい、ホテルへの家路についたのでありました。
もらったのちょー嬉しいけど、新幹線の中で絶対デカくて邪魔になると思うわ…