アラブなお店が建ち並び、有名な寺院「サルタン・モスク」ではイスラム教の人々が大勢お祈りをしている「アラブストリート」
そこのすぐ側にある「ZamZam」というお店の「ムルタバ」という料理がなんか有名で美味いらしい。
シンガポールで食べるものがなにかと気に入っていた最中、そんな情報を聞きつけ、早速立ち寄ってみました。
ムルタバとは?
ムルタバという名前を聞いても、日本人のワタクシにはイマイチまったく全然ピンと来ず、Wikipediaで調べてみたところ、こんな風に書かれていました。
ムルタバ(Murtabak)、マルタバ(Martabak)またはムタッバク(Mutabbaq)は、サウジアラビア(特にヒジャーズ地方)、イエメン、インドネシア、マレーシア、タイ、シンガポール、ブルネイで主に見られるパンケーキあるいは揚げパンである。マルタバック、ムルタバックの表記も見られる。
日本語のブログ等では「お好み焼き」と紹介されることがある。地域によって名前や食材は大きく変わる。アラビア語名「ムタッバク」(مُطبَّق)は、「折り畳まれた(もの)」という意味である。
で、この「ザムザム」というお店は、シンガポールでもだいぶ有名らしく、ムルタバ(日本語)で検索するだけで、多くのブログでこのお店と、そしてムルタバという料理について書かれていました。
お店に辿り着くと、地元の人っぽい方が大勢お持ち帰りで料理を注文してたりしていました。
有名な海外情報サイト「トリップアドバイザー」でも高評価を獲得したらしく、なんかその表彰?みたいなのが貼り付けられてました。
ムルタバの「具」として、鶏肉やら羊肉やら色々選べるみたいで、だいたいこういうのは迷ったら一番上のやつを選ぶ、というルールを元にして「チキンのムルタバ」を注文
なんか、日本語だと「お好み焼き」みたいな紹介の仕方をされることが多いみたいなんですが、個人的なイメージで言えば「具がいっぱい入ったナン」て感じの食べ物。
ソース?として出てくるカレーに付けて食べる感じなのですが、カレー無しでそのまま食べても美味しいし、カレーを付けると、なんていうかすごく「カレー」に近いイメージの味。
とは言え、カレーなのかと言えばやっぱりカレーとは違う食べ物で、今まで食べたことありそうなんだけどはじめて食べた、っていう不思議な美味しさの食べ物でした。
また、すぐ近くのサルタンモスクから眺めるアラブストリートの景色も非常に爽やかでいい感じ
サルタンモスクの「礼拝堂の中」には入れないんですが、ここはなんかすごーく涼しくて居心地が良くて、ついつい長居してしまいました。
ZamZam 店舗情報
住所:697 North Bridge Rd,Singapore 198675
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営業時間:8:00~23:00