Evernoteの「標準のノートブック」の使い方 -2013年版Evernoteの利用方法全部晒すよバージョン

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Evernote 標準のノートブック

Evernote公式ブログにインタビューを載せてもらってひじょーに嬉しくて、それを記念して色々と最近の「オレのEvernoteの使い方」ってのをまとめていきたいと思います。

とりあえずまずは、Evernoteのアカウントを最初に現れる「標準のノートブック」のオレ的利用方法について。

[小ネタ]ノートブック1つだけってのが世界では主流らしいですよ

私の観測範囲の中では、Evernoteを使っている人ってのは、だいたい2つ以上の「ノートブック」を作っている人が多いみたいですが、世界で見ると半分以上(8割だったかな?)の人達が「ノートブック1個だけ」っていうEvernoteの使い方をしている、という話を以前Evernoteの人に聞きました。

これだけ聞くと、日本人はまったくなんでこう整理整頓が好きなんだ、って話にもなりそうなんですが、この点に関しては「日本語という言語」の特性も大きく絡んでくるみたいなのです。

日本語は、ひらがなカタカナ漢字、さらにイマドキはアルファベットもフツーに使う。

で、こういった「表記の揺れ」があったり、そもそも言葉を「確定」しないと検索が始まらないって問題から、言語の仕組みとしてEvernoteの検索が英語圏の人よりも使いにくい。

その辺の事情から「なんでも検索すりゃ見つかるからそれでいいでしょ」っていう英語圏の人達と、「検索がメンドクサイからそれなりに整理整頓しないと使いにくいんだよ」っていう日本語の人達の「違い」ってのがあるみたいであります。

常に見てる場所であり、一番使う場所であり「Inbox」の役割も果たす標準のノートブック

で、そんな理由があるのかないのかわからないのですが、整理整頓が好きなワタクシgoryugoは、Evernoteには「たくさん」ノートブックを作っています。

その中の「標準のノートブック」と呼ばれる、メモしたりウェブクリップしたりした時の標準の保存先は、一部界隈で大人気な「GTD」の思想にあやかって「Inbox」って名前を付けて利用しております。

Inboxを簡単に説明すると、まずは「なんでも」ここに入れといて、整理したり処理したりという難しいことはあとで考えましょう、忘れちゃうのが一番イクナイ事ですからね、という「忘れないようにして頭をスッキリさせるため」のもの。

ただ、いわゆる「GTDのInbox」としてきっちりしっかりと使っているわけでなく、そこら辺はわりと大雑把で、Inbox的な用途を含めて大きく3種類のものがこの中にあります。

とりあえず何でも最初にここに置いとく

1つは、文字通りInbox的な、とりあえず新しく作った「ノート」が自動的に入ってくる場所として。

あ、これやろうって思った時のメモやウェブクリップとか、なんか天才的なアイデアを閃いた時のメモとか、人から聞いて覚えておきたいと思った話とか名前とか、ScanSnapで取り込んだ紙類とかそんなもの。

とりあえずなんか色々メモとか放り込んである。豆腐にしても唐辛子にしても、自分の好みをきっちり把握しておくのは大事である。ていうかなんでこういうのをオレは覚えられないのか…
Evernoteのinboxの中身

「整理してない」「未処理」のものがテキトーに入っています。

常に見たい、すぐ見たいものを置いとく

2つ目は、常に目に入るようにしておきたいものや、すぐに探し出したいものの置き場所として。

これは「日付を未来に変更したノートを作って」さらに「ノートリンクで色んなノートにリンクする」というわりと中々変態的なことをやってます。

【小ネタ】Evernoteで「いつも見たい」ノートの日付を未来に変更する | ごりゅご.com

たまに見たいモノを引き出しやすくするためにノートリンクを使う Evernoteの使い方 13 | ごりゅご.com

すぐ見たいリストは年末の日付に設定してある
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青空文庫の宮本武蔵がタイトルに第何巻、みたいなのが書いてなくて困ったので、すぐ見るメモに。その他、ちょくちょく使うテンプレとかリストとか入れてたりする
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この方法のお気に入りな所は、あんまり邪魔にならなくて、なおかつそれなりに探したいものに辿り着きやすい、というところ。

以前はこういった「リスト」とか「テンプレート」とか専用のノートブックを作っていたんですが、見なくなって存在を忘れ、そしてそのまま使わなくなってダメだったけど、今のとここの方法だと便利に使えています。

(リストとかは、定期的に「アップデート」するのが大事だと思ってる。てか、古いままでは大抵役に立たない)

ちなみに、こういう雑多なメモとかリストの本体は「ログいろいろ」とかって名前を付けたノートブックにごちゃごちゃしたまま放り込んであります。

ちょっとしたToDoリストとして

2分以内に出来ることはすぐやる!その他はしかるべき状況で出来るようにしかるべき整理をしておくんだぞしかるべき!

こんなのが「正統派なGTDのやり方」なんですが、人生わりとだいたい言いたいだけな感じで生きているので、ちょっとしたToDoリスト的なものは標準のノートブックに「リマインダー」を付けて常に目に見えるようにしています。

Evernoteにリマインダー機能が追加 よく見るノートが一番上に置けるようになってヒジョーに素晴らしい | ごりゅご.com

リマインダー

ただまぁ、ここら辺はわりと今でもだいーぶいい加減で、リマインダーを付けることを忘れてそのままInboxに放置されていたり、いくつかやるべきことをクイックノートとかFastEverとかでざっとメモしたやつがそのまま置いてあったりだいーぶいい加減です。

なんとなーく、あとでやろうと思ってウェブクリップしたものにリマインダーを付けておくと便利かなーと思ってるんですが、このあたりはまだしっかりと定まっておりません。

取りあえず、やろうかなーと思ったやつはそのままInboxに残しておいて、やらずに放置になったものは「いつかやりたいことリスト」に転記して消去。

今はなんかそんな感じで使っています。

いつ「整理」してるか

あとは、こういう雑多なノートたちを「いつ整理するのか」という部分。

これに関してはホントにもう「てきとー」です。

基本的にパソコンの前にいる時には常にEvernoteを開いていて、起きたらEvernote見るし、ブログ書こうと思ったらEvernote見るし、腹が減ったらEvernote見るし、息をしたらEvernoteを見るし、寝てたらEvernoteの夢見るし、なにかとEvernoteを見ています。

で、そうやってEvernote見て、邪魔だと思えばその都度その都度整理。

ToDoリストがEvernoteにあるからEvernoteを見るのか、Evernoteをいつも見てるからEvernoteがToDoリストになったのかよくわかりませんが、そんな感じの「日常」の出来事の一部としてEvernoteを使ってる、って感じなので、あんまり「整理してる」って感覚はないのかもしれません。

参考:Evernote活用例 使い方まとめ | ごりゅご.com

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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