2012年に買ってライフスタイルが変わったもの第一位(オレランキング)のKindle Paperwhiteの新しいモデルが発表されました。
Wi-Fi付きモデルは日本では10月22日発売。3G機能付きのモデルは11月12日発売となり、現行モデルは現在すでに買えない?(もしくは販売ページに辿り着くのが難しい)状況になっております。
参考:Kindleってなんなのか? Kindleについての超基礎知識 | ごりゅご.com
Kindle Paperwhite 新モデルの変更点
Amazonの製品ページを見てみると、新しい機能についてはこのように書かれています。
- 新しいディスプレイ技術
- 25%早くなったプロセッサー
- 強化されたタッチスクリーン技術
- 次世代のフロントライト
- Kindle Page Flip機能
- 簡単検索
- 単語帳機能
Page Flip機能
新機能の1つはPageFlip機能と呼ばれるもの。
「今いるページを動かずに」パラパラページをめくって、書籍全体をザッと眺めることが出来る、という機能とのこと。
画面を見るだけだと、ここから「めくった先」のページに移動出来るのかよくわかりませんが、ちょこっとだけ「紙に近づいた」と考えても良さそうな機能です。
紙と違って「章の移動」が簡単にできるってのはいいですね。
簡単検索
もう一つは「検索」が簡単になったこと。
今までも、辞書の検索はこんな感じでシンプルだったのですが、
Wikipediaで単語を調べるにはさらに「その他」を押して「Wikipedia」を選ばないといけなかったのですが、
こんな感じで、ページ内のウインドウからサクッとWikipediaを見ることが出来るように
それ以外にも辞書自体が賢くなり、単語1つだけでなく「複合語」も賢く辞書(Wikipedia)で検索できるようになったとのこと。
(英語版のプレスリリースだとX-Rayによって「credit default swaps」という単語を一発で調べられるようになった、と書かれている)
その他新機能
その他、辞書で引いた単語を覚えておいて単語帳を作ってくれるという「Vocabulary Builder」機能、子供に本を読ませるための「Kindle Freetime」機能というのも追加されるみたいです。
(Kindle Freetimeは発売後にアップデートで対応とのこと)
基礎機能アップが嬉しい
まぁ、色々と新機能の紹介ばかりになってしまいましたが、個人的には追加機能うんぬんという事よりも、画面がキレイになって操作もキビキビするようになったということの方がずっと嬉しい感じです。
本体のサイズも従来モデルと同じで、重さはわずかに軽くなり、バッテリーの持ちも以前と同じ。
また、本体容量も、従来の2GBから4GBへと倍増し、マンガはともかくテキスト系の本ならば4000冊という、もはや個人では中々到達できない分量の本が保存できるようにもなりました。
さらに、Wi-Fiモデルを11月30日までに購入すると、1,980円分の電子書籍用クーポンが貰えるというキャンペーンもやっています。
従来のKindle Paperwhiteが7980円だったのが新モデルは9980円。
なんか新しいモデルは高くなって損した気分を味わいそうになるところで、事実上同額にする対策をしてくれるというのは中々よい感じです。
うーん、どうしようこれ。今より快適になるっていうんだったらすごーく欲しいけど、わりと今現在のやつで満足してる気持ちもあって、でもなんか速くなったとか言われると是非試してみたい感じもするし…
参考
なお、Kindleについての基礎知識やらなんやらはKindleの基礎知識ページに色々書いておりますので、よろしければそちらをご覧下さい。
その他Kindle関連の記事は「Kindleまとめ」にまとめてありますので、そちらもどうぞ。
Amazon.comのプレスリリース(英語)はこちら
→ Amazon Media Room: Press Releases