Gmailに新しく「タブ機能」というやつが追加されまして、下記2記事を読んで自分も導入してみたら、これが実にまぁよい感じでありまして、ヒジョーに嬉しい気分になっております。
Gmailの「プロモーション」タブが導入されて、楽天の広告メールを一通も見ることがなくなったのはテクノロジーの勝利 – Future Insight
Gmailは「プロモーション」タブだけではなく全タブを有効にすることでiPhoneのプッシュ通知の使い勝手が劇的に改善する – Future Insight
Gmailの「タブ機能」とは
Gmailの「タブ機能」を簡単に解説すると、ようするにGoogleがメールの内容を判断して「適切な」場所に仕分けしてくれる、というもの。
設定できる項目は、メインとなる受信箱の他に「ソーシャル」「プロモーション」「新着」「フォーラム」の4つ。
設定によってどれを使うか使わないか選ぶことが出来ますが、私は取りあえず全部オンにしました。
それぞれのタブの役割
それぞれの仕分けの基準を見てみたところ「ソーシャル」はTwitterとかFacebookの「フォローされたよ」とか「友達の誕生日が近いですよ」系の通知。
YouTubeとかTumblrのお知らせもこの中に入るようになっていました。
「プロモーション」は広告系。主に楽天とか楽天とか楽天とか、そういう広告メールはここに分類されるようになります。
「新着」は「プロモーション」とは違う「お知らせ」系のもの。
ちょいとプロモーションと区別が付きにくい(うまく仕分けも出来てない?)感じがしましたが「広告」ではないお知らせ的なものが入る場所。
そして最後のフォーラムは、メーリングリストなどでの複数人でやりとりするメールが入る場所。
ちなみに、この振り分けが気にくわない時は、ドラッグ&ドロップでメールを移動させることができて、以降はその差出人からのメールを特定のタブに保存するようにする、ということも可能です。
フィルタを作る手間がなくなるのが素晴らしい
そもそも最近の世の中の流れ的には「メールは終わった」みたいなことはよく言われておりますが、まぁなんだかんだメールがなくなってしまうと不便ではあります。
それでもやはり、ほとんどのメールは「いらない」メールでありつつも、たまーに重要なメールが来たりすることもあって、そこら辺が難しい。
(PayPalが不正利用された時とかは、メール見てなかったらヤバかった)
これまでは、そういう「いらない」メールは見えないようにしつつ、必要なメールだけを見ることが出来るようにするために「フィルタ」をセコセコと作ったりしていたのですが、やっぱりこれはメンドクサイ。
最近の話で言えば、メールはiPhoneで通知を受けて、iPhoneでそのまま読むことが多くて、でもiPhoneからだとメールフィルタを作れなくて、これ鬱陶しいなぁフィルタ作ろうって思いつつも、やっぱりフィルタ作るのが面倒で、何回も「いらないメールの通知」でメンドクサイ思いをしたりとかしておりました。
タブ機能が素晴らしいのは、この「いらないメールの振り分け」をGoogle側で自動的に処理してくれると言うこと。
もちろん、フィルタを使えば「同じ」どころか「それ以上」のことはできるんだけど、タブ機能が「全自動」であるということが素晴らしい。
今までに作った100個近くのフィルタをほとんど全部解除してみましたが、ここ1週間くらいは実に快適にメールが使えております。
残したのは「自動転送系」のメールくらい。なんて言うか、フィルタを解除する方がめんどくさかった…
iPhoneでは純正Gmailアプリを
ちなみに、この「タブ機能」が使えるiPhoneのメールアプリは、今のところGoogle純正のGmailアプリだけみたいです。
Gmailアプリから通知を「メインのみ」にしてやれば、なにもしなくても「いらないメールからの通知をしない」状態を作り上げることができて素晴らしい。
メールアプリの使い勝手的には、アーカイブが超簡単なMailboxの方が好きなんだけど、それ以前の「通知に対する手間が不要」という点から、純正のGmailアプリに乗り換えることにいたしました。