iOS7になってから「共有フォトストリーム」が色々と便利になりました。
1つは「みんなで写真を追加出来る」ようになったこと。もう1つが「動画も共有できる」ようになったこと。
これ、わりと知られていない気がしていて、実際まぁ私もあんま使ってないんですが、今回は「共有」するんではなく「オレ専用共有フォトストリーム」って結構便利なんじゃないかな、という話であります。
「共有フォトストリーム」は5000枚&無期限保存
写真を撮ったら勝手にアップルのサーバに写真を保存してくれる「フォトストリーム」
なんか身の回りでは使ってない人もけっこういるんだけど、こいつは個人的にすごーく気に入っていて、とりあえずの写真バックアップの手段としてはすごく便利だと思っています。
ただ、このフォトストリームには「上限1000枚」「最大30日」という保存容量の制限が存在しております。
あと、基本的に「全部」が保存されるので、なんかそれが気に食わん、という人もわりと結構いるみたいです。
そこでなんか最近注目しているのが、オレのためだけに使うオレ専用の「共有フォトストリーム」
そう言えば、共有フォトストリームの写真てなんか無くならない気がするなーって思ってたんですが、色々調べてみたら色々と面白いことがわかりました。
Appleのヘルプページによると、共有フォトストリームの「保存」はこんな仕組みになっているみたいです。
1 人のオーナーが共有できる共有ストリームの最大数:100
1 人のユーザが参加できる共有ストリームの最大数:100
共有ストリームの最大参加者数:100 人 (共有ストリームごとの参加者数)
共有ストリームごとに共有できる写真の最大枚数:5,000 枚
共有ストリームの写真 1 枚につき投稿可能なコメントの最大数:200 回 (「いいね!」またはテキスト入力はコメントとみなされます)
コメントあたりの最大文字数:200 文字
1 日に共有ストリームのオーナーが招待通知を送信できる最大数:200 回
また、この写真がいつまで保存されるのか、ってことについても
共有フォトストリームはiCloudの使用記憶容量には含まれません。また意図的に削除しない限りiCloudから削除されません。
てなことが書かれております。
ものすごーく要約すると、5000枚まで保存できるiCloudなアルバムを最大100個まで無料で作れる。
もっとすごーく大雑把に言えば、ほぼ無制限くらいの勢いで好きなだけ自分の写真を「バックアップ」しておくことが出来る。
まぁ、フォトストリームに関しては「閲覧用」で、保存されるサイズがフルサイズで無かったり、ローカルに写真を保存するので、結局は端末のストレージ容量を圧迫する、っていう問題があるんですが。
それでもまぁ、なにか特別なイベントとかがあったりした場合にはそのイベントのアルバムを作っておくとか、この写真だけは消さずに残したいってやつを選別する手段、もしくはMacやiPadに好きな写真だけサクッと転送する手段として、共有フォトストリームは結構良さげな感じがしております。
フォトストリームに入れとけば、AppleTVなんかでも写真を見ることが出来るってのもわりと楽しいところ。
また、共有フォトストリームの写真はウェブ上に公開することも出来るので、この辺も上手いこと使ってやればいろいろとなんか出来るような感じもしております。
「参加者の投稿も許可」にすれば複数人で写真追加が可能。公開Webサイトをオンにすれば、ブラウザからも写真が閲覧できる
ちなみに、iOSで共有フォトストリームを使うためには、設定アプリの「写真とカメラ」から「写真の共有」をオンにする
写真をフォトストリームに追加するには、写真を選択or表示した後に「共有のボタン」を押して
iCloudを選択してやればおkです
また「写真」アプリが仕分けした「モーメント」にある「共有」ボタンを使えば、特定のイベントの写真を一気にiCloudに追加したりも可能
あまりに大量の写真をiCloudに保存すると、今度はiPhoneの空き容量が足りねぇ!とかになる可能性も高まりますが、その辺を賢く使ってやれば、けっこう便利な写真置き場になるんじゃないかなーと思います。
とりあえずワタクシは、そのうちブログに使おう、とか思ってる写真をMacからでもiPhoneからでもサクッと選別できる手段として、この「オレ専用フォトストリーム」を使ってみようかなーと思っております。