軽くて手軽な裁断機 PLUS PK-113 レビュー

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PLUSから新しい裁断機が発表されました。

この裁断機のウリは「軽くて小さいコンパクトサイズ」で「全然力を入れずに裁断でき」「危険が少ない」ということ。

ScanSnapアンバサダーとしてレビュー用に1台お借りすることが出来たので、ご紹介したいと思います。

PLUSの新型軽量コンパクト裁断機

PLUSと言えば、かつて自炊用の裁断機としての大定番のものを作っていた老舗裁断機メーカー(というイメージ)

ていいながら、実は私の裁断機バージンはカールのもの(@ushigyuにこれ買っとけって勧められた)

その後、以前参加したイベントでダーレーの裁断機が当選し、これを使ううちに私の中の最強自炊用裁断機はダーレーのものになりました。

とは言え、なんだかんだPLUSというのは老舗の裁断機メーカー、という印象があります。

軽くてコンパクトで安全な裁断機

ちなみに、今回のPLUSの裁断機はこういう「最強路線」ではなくて、もっとカジュアルコンパクト路線。

ポジションで言えば「カール」と「ダーレー」の中間くらいの位置づけ。

今までの刃を振り下ろすタイプの裁断機の中では圧倒的に軽くて小さくて場所を取らず、独自の機構で力を入れずに裁断ができ、なおかつ指を挟んでしまう可能性が限りなく低い裁断機です。

届いた箱はこの位のサイズ
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ひらくPCバッグとサイズを比べてみたらこんな感じ
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刃のロック機構。かっちりロックされるので、誤って外れる可能性は低そうです
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裁断するときの取っ手の部分。あくまでもこの部分は「取っ手」であり、ここは刃ではありません。取っ手を下げるのに連動して、実際の裁断部分の刃が降りる仕組みです
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裁断部分はこのようにプラスチックで保護されており、指が入ったりしないようになっています。
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この裁断機で一度に裁断できる枚数は60枚。

単純に計算すると、120ページ分、マンガをぴったり半分くらいに分割できれば、ギリギリ2回で裁断が完了しそうな裁断枚数。

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本体のそこの部分に電池(単4電池2本)を入れるところがあり
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裁断部分の目安が出るライトが点灯します
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このライト、中に書類が入ってるときだけ点灯するという、中々に賢い仕組み。

とりあえず、付属の説明書を裁断してスキャンしてみた
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軽くてコンパクトを取るか、重いけど1発を取るか

試しに何枚か家に残っていた本やマンガを裁断してみましたが、やっぱりまぁ「自炊」するのは結構大変でした。

裁断には全然力がいらなくて、その点は文句なしに素晴らしい。

サイズが小さいからせまーい場所にも保管しておけるし、軽いから家の奥の方にしまっていても、けっこう手軽に取り出すことが出来る。

でも、一度の裁断できる枚数が60枚だと、とにかく自炊はメンドクサイ。

以前に「カールvsダーレー」の裁断速度対決動画を撮ってみたんですが、どっちにしても「本を分割する」という行為が必要かどうかで裁断にかかる合計時間というのはものすごーく差が付きます。

【動画】カール裁断機DC-210NとダーレーJPNの裁断機200DXの裁断速度の比較 | ごりゅご.com

逆に言えば、60枚以下の物しか裁断しないならばこっちの方が軽石小さいし安いしで圧倒的に便利。

じゃあこれはどういう人向けかって考えたら、たぶん「本」ではない、例えば雑誌、カタログ、パンフレットなんかを大量にスキャンしたい人や企業なんかと相性が良さげな感じでありました。

参考

マンガを一発で裁断できる自炊向き裁断機 ダーレー Durodex 200DXレビュー | ごりゅご.com

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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