今日(2014年4月20日)のKindleの日替わりセールで、佐々木俊尚氏の著書「家めしこそ、最高のごちそうである。」がセール価格399円で販売されています。
前から気になりつつも、読み終えてないままの本が多すぎて買えなかったんですが、セールを機に買って読んでみたら、これが期待以上に面白い。HONZの連載でもこの本の抜粋が取り上げられているんだけど、この本で書かれているの料理のポイントが3つがいい感じ。
①外食ではなく、健康的で美味しい日々の食事を自分のものにするということ。
②そういう食事は、実は安価だし、つくるのにも時間はかからず、調理も難しくない。
③そこから始まる生活は、とてもセンスが良く気持ちの良いものであるということ。
その後、連載1回で書かれている「まえがき」部分に続き、第1章では「昔の日本(1970年代)の食事は豊かではなかった、と切り捨てる。
実は日本の色が「豊かになった」と言えるのは「バブルの時代」から。
ただ、バブル時代はまだ「外食」が豊かになっただけ。その後、最近になって「家のご飯」が豊かになってきている。
で、その家メシを盛り上げてるのが「小悪魔アゲハ」なんかを好きな「ギャルママ」達なのだ、という話。
今読み終えたのは第1章に相当するこの部分までなんですが、この一連の流れだけでも十分に興味深い話でした。
ちょうど私が最近なんだか料理が楽しくて、家でご飯作るのが「趣味」になりつつある中で、すごーくいいタイミングで出会えたいい本。
セールは本日4月20日限りなので、興味あるならとりあえず買って損は無いと思います。