テレビ専用のいい感じのスピーカーを買ったことで、家の中のテレビ・オーディオ環境はめちゃくちゃいい感じになったんですが、唯一不便だったのが「リモコン」
テレビの電源はテレビのリモコンを使い、音量を変えるのはスピーカーのリモコンを使う。
そしてAppleTVを操作するには、これまた専用リモコンが必要という環境。
これめんどくせぇんだよねぇってボヤいていたら、@piyohicom君に「学習リモコン買えばいいじゃん」と勧められました。
値段もまぁわりとお手軽(3000円くらい)だったので、言われて素直に買って使ってみたら、これがもうめちゃくちゃ便利で快適で素晴らしい!
家のリモコンの好きなボタンを好きな場所に配置する
SONYが付けているこの手の製品の名前は「学習機能付きリモートコマンダー」
基本的にリモコンというやつは、決まった信号の赤外線を送る、というだけなので、理屈として同じ信号を送ることさえ出来れば、同じ機能は使えるはず。
だったら、家にあるリモコンの信号を全部1つのリモコンに覚えさせてやれば、普段使うリモコンは1つだけで済むじゃん、というのを実現したもの。
学習リモコンのコマンドの覚えさせ方
学習リモコンという言葉を聞いて一番よくわからなかったのが、いったいどうやって「学習」するのか、ということでした。
これが難しそうなイメージで、そこが不安でちょっと購入を躊躇したりもしたんですが、実際にやることはすごーくシンプル。
基本的な仕組みは学習リモコンの「SETボタン」と「覚えさせたいボタン」を同時に押した後、実際に使いたいボタンをリモコンに向かって送信する、というもの
詳しい使い方などはきちんと説明書を読まないとわからないこともあるんですが、基本の仕組みはこういう感じです。
説明書 → 取扱説明書ダウンロード | サポート・お問い合わせ | ソニー
マクロを使って「全ての電源OFF」なんてことも
また、この学習リモコンが面白いところは、ボタン1つに最大16ステップまでの信号を覚えさせるという、リモコン単独ではどう頑張っても出来ないことが実現できるのが面白いです。
例えば、リビングとキッチンの照明の電源をオフにしつつ、さらにテレビ、オーディオの電源を消す。
テレビに繋いだレコーダーの電源を入れつつ、テレビのチャンネルを外部入力に切り替えて、さらにアンプの電源も同時に入れる。
こういう複数のリモコンにまたがったコマンドというのも「ボタン16回分」までであれば、それを1つのボタンにまとめるという、いい意味で変態的な素晴らしき機能。
なんというかIFTTT的な組み合わせの面白さをアナログで実現している感じです。
リモコンが減るだけで物質的にも気分的にもすごくすっきり
とりあえずリモコン4つを1つにまとめました
実際にリモコンを1つにまとめてみて数日使ってみたら、これがいかに合理的で快適なものか思い知りました。
特に我が家の場合、テレビのチャンネルは固定でAppleTVの再生装置として使っているだけなので、テレビで使うのは「電源ボタン」のみ。
残りの音量の調整は外付けのスピーカーで、AppleTVの操作はこれまた専用のリモコン。
これらの操作を、一切リモコンを持ち替えることなく快適に行えるというのは、ある意味で「当たり前」とも言えるんですが、やはり当たり前なことが当たり前に出来るというのは当たり前に快適です。
可能ならば、もっとボタンの数が少ないシンプルな「使うボタンを限定したリモコン」とかが理想ではあります。
いつの日かリモコン的な機能は外からWi-Fi経由でスマフォとかで操作できるようになることを願いつつ、現状はこのリモコンで当たり前の事を当たり前に出来る快適な世界を満喫したいと思います。
とにかく、値段がお手頃なのが素晴らしいです。
スピーカーといいこの学習リモコンといい、最近はお気に入りの道具が大量に現れて嬉しい限りです。
参考
普段使いに最適で小さな音でもはっきり台詞が聞き取れるBoseのTV用スピーカー | ごりゅご.com
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