Anker製品すっげーいいよって何度か書いてたら、Ankerの中の人がいくつか製品をレビュー用に送ってくれました。
とりあえずバッテリーケースというやつはすごーく大好きなので、使ってみてさっそくレビューを書いたりしました。
→ AnkerのiPhone5/5s用バッテリーケース MFI認証付きで約4000円の高コスパ | ごりゅご.com
で、今回紹介する「モバイルバッテリー」について。
これ、とりあえず使ってみたんだけど、最初は「特に良くも悪くも無いフツーのやつ」くらいの感想だったんです。
そこからおよそ3週間。
使ってみてけっこう時間が経ちましたが、最近は全力でオススメしたい商品になってきたのです。
同梱品はこんな感じ。本体とケース。microUSBケーブル
ケーブル差し込み口。利用出来る端子は1つで、microUSB端子はバッテリー充電用
本体を振ったときの光の色でバッテリー残量がわかる仕組み。カバンに入れてるだけでしょっちゅう光りますが、バッテリー消費はごくわずかなので、充電時間に影響はないとのこと
手に握ったとき。このサイズでiPhoneの充電約3回(6000mAh)というのはかなりいい感じ
側面はかなり丸みを帯びた形
iPhoneとの厚さの比較
3回充電出来てこの大きさ、ってのがすごく丁度いい
このモバイルバッテリー、とにかく最初は「もらったから試してみるか」というレベルの、ほとんど義理で鞄の中に入れておいたようなものでした。
とりあえず邪魔になるほどの大きさでもないから、そのうち使う機会があるかもなーってカバンに突っ込んでおいたんです。
で、しばらく使ってみてよーくわかったんです。
「あ、このくらいがいちばん丁度いいじゃん」てことに。
「邪魔になるほどの大きさでもない」ってのが絶妙だったんです。
iPhone充電用のバッテリーケースは大好きだけど、1日外に出てるとちょっと不安。
(特に、今のiPhoneがなんかおかしくて、残量50%を切ると不意に電源が落ちることがある。充電すると元に戻るが、充電するまで電源が入らないという困った状態)
また、iPhone専用バッテリーケースはiPhoneの充電には便利なんだけど、当然iPhone以外のものは充電出来ない。
自分の場合、iPhone以外にも「充電するかもしれない」ものはあるから、結局バッテリーケースとモバイルバッテリーの両方を持ち歩いている。
てなると結局、カバンを持っていく時の「充電器」は、このくらいのサイズのバッテリー1個だけの方が合理的なんじゃないだろうか?
こう思うようになったのは、自分のカバンの中身と重さを調べてみたことの影響も大きいかもしれません(荷物の無駄を改めて意識できた)
→ ぼくのカバンの中身とカバンの重さを公開するから、よかったら #カバンの重さ を教えてください | ごりゅご.com
さらに言うならば、実際に丸1日外出してみたときに、これ1個だけで「ちょうど良かった」って経験を何度かしたのも大きいかもしれません。
iPhone5回充電出来るほどのものはいらないけど、でも1回充電出来るだけだとわりと足りなくて困る。
そういうときに「手に握れるくらいのサイズ」で、3回分iPhoneが充電出来るというこのバランス。
これが自分には絶妙だったのかな、と。
他のバッテリーよりたくさん充電出来る(らしい)
ちなみにこのAnkerのモバイルバッテリー、同じ6000mAhって容量でも、他社の製品よりも「たくさん充電出来る」らしいです。
一般的に、電池をというやつは発熱などの様々な要因から「バッテリー容量100%を充電に使うことは不可能」
これはもうどう頑張っても、もはや科学的にどうしようもない。
あとはその「無駄」をどれだけ省くかなんだけど、これがAnkerのバッテリーは他社の物より凄いらしい。
一般的に他社のバッテリーは、こういうエネルギーのロスが約35%。
で、Ankerの場合は、これが20%に抑えられているとのこと。
これに関してはデータを自分で取ったわけでないので、Ankerの言ってることを信じるしかないんですが「この大きさでけっこういっぱい充電出来るんだな」っていう「たくさん充電出来る印象」はあります。
また、これまた地味なんだけど「振ると充電開始&バッテリー残量表示」って仕組みによってできた「ボタンがない」というのも、とにかくホントに地味なんだけど、すごーく地味に便利なんです。
実質「ケーブルを繋いだら充電が始まる」ってだけなんだけど、この地味なところが出先では意外とラクだったりもするんです。
邪魔にならない程度に小さい、わりと丁度いい容量、他のバッテリーよりたくさん充電出来る、そしてボタンが存在しない、という、どれもこれもすごーく地味なところばかりなんだけど、この地味を全て組み合わせると「すごーく便利になる」
パッと見た印象はフツーだったけど、いつの間にかお気に入りになったという、自分の中でも珍しい製品です。