最近、ちょっと色々と考えてることをまとめるのに、アウトライナーというやつを使うようになってきました。
今度のイベントでどんなことを話そうか、だとか、今書こうとしてる電子書籍の内容どうしようか、とかとか。
で、色々とアウトライナーを試した中で、今のところこれが一番丁度いいかな、って辿り着いたのが、TreeというMac用のアウトライナーソフト。
アタマの整理をするツール
イベントだったり書籍目次だったりとかって、まぁそれなりにけっこう「思いつくこと」だけなら出てくるんだけど、いざそれをキレイにまとめようとすると、自分のアタマの中だけでは難しい。
人によってはこういう「まとめ」をするときには、紙とペンを使ってマインドマップを書いてみる、とか、図を書きながらあれこれいじくりまわしてみる、とか色々と方法があるみたいですが、どうやら私は「紙で考える」のが苦手だということが最近わかってきました。
基本的に、考えごとするときもパソコンを使ってデジタルで考えた方が色々上手くいく場合が多い。
どうもなんか自分のアタマは「図」を使って二次元的、三次元的に考える事が苦手みたいで、そうじゃなくて基本「階層構造」で物事を考えたいらしい。
これまではこういう階層構造で考える時には、テキストエディタ+改行+コピペ移動、とかのアナログな方法で考えたりしてたんだけど、さすがにそれは無理が出てきて、アウトライナーというツールを使うようになってきました。
アウトライナーで脳内整理
とりあえず、思いつくことをどんどんテキストで書いていって、Tabキー、Shift+Tabキーで階層の上下移動。
十字キーで項目を移動して(コマンド+N,Pが使えないのが残念!)Ctrl+Cmd+上下で、項目を移動させる。
deleteキーで項目を消して、Enterキーで項目追加。
キーボード大好きな人間なんで、マウスやトラックパッドに頼らずに書き出し&整理がそれなりにこなせるのはすごーく大事な事。
キーボードショートカットはもっといろいろ存在しているんだけど、とりあえず操作する程度だったら、このくらいで十分。
快適に使うために習得することが少ないってのは、けっこう大事な事だと思います。
階層表示とTree表示が出来るアウトライナー
ちなみに、このアプリのウリは「Tree」という名前の通り、「木構造」でアウトラインを表示できること
この辺も、自分のアタマの中の「モード」に応じて、ショートカットでサクッと切り替えられるのもいい感じです。
私の場合、本の目次っぽいことを考える場合には「階層」が、どういうこと話すのか、とかを考えたりする場合には「Tree」とかが向いてる感じです。
ファイルフォーマットが専用のものになってしまうので、作ったファイルをiPadやiPhoneで見たり編集したり出来ないってのが残念ではあるんですが、多分きっとこういう考えごとは感覚的な好き嫌いが大きいと思うんで、Macでいじることさえできれば問題はないんでしょう。
(こういう用途だとタッチパネルは感覚的に合わない)
アウトライナーでの考えごとがけっこう捗る
元々、たまーに「本気での考えごと」をするためにアウトライナーを使ったりはしてたんですが、最近は「ちょっとした考えごと」でもすぐにアウトライナーを使うようになってきました。
そして、少なくとも感覚的にはアウトライナーのおかげでちょっとした考えごとをまとめるのは以前よりも捗るようになってきました。
こういう「アウトライナー」みたいなツールは好き嫌いが多い、というか感覚的にしっくりくるかどうかで評価は大きく分かれそうですが、私にとってはこのアウトライナーというやつはすごーく相性がいい物でした。
アプリ自体はMac App Storeの有料アプリですが、公式サイトからフル機能が使える試用版もダウンロード可能です。(試用期間を過ぎると使えなくなる、ってやつ)
とりあえず試してみるのは無料なので、気になったら一度試してみても損は無いかと思います。
アウトライナーすげぇいいっすわ!
Top of Tree – Tree, outliner for Mac OS X. 横にのびるアウトラインプロセッサ。