ここのところ3年半くらい、abrAsusの「薄い財布」という財布をずーっと愛用しております。
名前の通り「薄い」財布で、ここ最近の「Suicaとか電子マネーで極力現金使わないライフ」とすごーく相性が良くて、すごーくお気に入りの製品です。
そんな中、つい先日、この薄い財布レビューを見ていただいて、俺の所の「ハンモックウォレット」という、小銭が出し入れしやすい薄い財布も試してみないか、というお話しをいただき、2週間ほど実際に使って試してみました。
小銭が出し入れしやすい「薄い財布」
今回使わせてもらったハンモックウォレットは、小銭の出し入れがしやすく、なおかつ薄い、というのがウリの財布。
今ずっと使ってるabrAsusの薄い財布は、小銭が入るのは999円分まで、と割り切った仕組みですんばらしい薄さを実現した天才的アイデアの財布ですが、良くも悪くもそれ以上の小銭収納は物理的に不可能。
飲み会とかでみんなから小銭を集めたりしたら、ほぼ確実に財布に小銭を収納するのは不可能。
参考記事:abrAsus薄い財布(高島屋限定)買ったフォトレポートと感想 | ごりゅご.com
それに対して、このハンモックウォレットというのは「わりと薄い」ことをウリにしつつも、それ以上に「小銭が出し入れしやすい」というのがポイント。
この「ハンモック」の形によって、けっこう沢山小銭が入りつつ、同時に「薄い」という、相反する目的を高レベルに実現した財布です。
外観はこんな感じ。
1万円ちょっとくらいの財布なんですが、なんかけっこう高級感があっていい感じ。この値段でこの雰囲気は、かなり好み
面白いのはとにかくこの「ハンモックウォレット」と呼ばれる由来になった、この特殊な形。これが「わりとたくさん小銭が入る&薄い」というのを両立させる天才的な仕組み
Vineの6秒動画に概要をまとめてみました
以下、もう少し写真で何枚かご紹介。
小銭はこぼれ落ちにくいように、開き始めるときはこんな風に
お札は、ストッパーを使ってこぼれないように
カード類は、クレジットカードくらいの厚さがだいたい3枚くらい収納可能(両方に入るので、合計6枚くらい)
小銭が入る分全体は分厚い
使ってみた感じ、間違いなく小銭はいっぱい入ります。
そして、このお値段でいい感じの革を使っていて、全体の質感は実に素晴らしくいい感じ。
ただ、やっぱり私の中では、小銭がたくさん入る財布としては薄い、という財布でした。
薄い財布と比べると、やっぱりどう頑張っても構造的に分厚い
動画で「薄い財布」と「ハンモックウォレット」を比べてみましたが、個人的にはこの動画で比べる以上に「分厚く」感じました
中身が何も無いときの比較
「小銭の取り出しやすさ」という点では、もう圧倒的にハンモックウォレットは凄いし「小銭が取り出しやすいのに薄い」というのも、これまたもう圧倒的に凄いと思います。
ですが、日々の生活で現金を極力使わない為に、外出時にはAndoridのおサイフケータイを常に持ち歩いている私としては、残念ながら「小銭が使いやすい」というのは余り大きなメリットではありませんでした。
(改めて違う財布使ってみてよくわかった)
私の中では、電子マネーが使えない時の予備、というのが財布の役割みたいで、そういう人は限り無く「なにもない」財布の方が便利だったみたいです。
日常で小銭を使うかどうかが分かれ目
とは言え、実際の所「モノ」としての質感は、個人的に薄い財布よりもハンモックウォレットの方が好みだし、小銭を使うという前提であればハンモックウォレットの方が便利だと思います。
自分個人としては「薄い財布」の方が好きなんだけど、うちの父親とかにプレゼントするならば「ハンモックウォレット」の方がいいかなあ、って感じです。
小銭を使わない生活のために、色々と電子マネーを使いまくる人であれば「予備」としての薄い財布の方が便利だろうし、逆にそういうの使わない、小銭とかってたくさん入った方がいいよね、って人には今回紹介したハンモックウォレットがすごーく便利なんだろうな、と思った次第でありました。