30秒に1回自動で撮影するライフログカメラ・ウェアラブルカメラ「Narrative Clip」のニューモデルNarrative Clip2の事前予約が開始されました。
→ Narrative Clip 2 – The world’s most wearable camera
お値段は$199で、友達招待だったり、アンケート回答して「Karma」を貯めるとちょっとだけ値引きができる、ってシステム。
事前予約の申し込みは、日本時間で6月1日の朝9時までになっています。
Narrative Clipの概要
Narrative Clipとはどんなものか、ってのを簡単にまとめるとこんな感じ。
- クリップ型のカメラを装着する
- 30秒に1回自動で写真を撮影
- 「PCと接続して」データをクラウドにアップロード
- スマホアプリやブラウザから写真を閲覧可能
わりと面倒なのが、丸1日装着してると電池が半分以上なくなってしまうので、実質ほぼ毎日充電が必要なのと、PCと接続しないとデータの吸出しができないこと。
また、一応ローカルのストレージに写真を残すことはできますが、ローカルに残るのは縦向き横向きの補正すら行われていない本当の生データで、非常に扱いにくいです。
さらに、1日1GBくらいはデータが増えるので、結局事実上は「クラウド必須」のサービスだというところ。
Narrative Clip 1と2の違い
で、その辺りの不便を解消するべく作られたのが「Narrative2」というわけです。
- 1より2の方が画角が広い
- 「Clip」以外のアタッチメントが装着できるようになる
- 自宅のWi-Fi環境で充電すれば自動で写真がアップロードされる
- バッテリー容量およそ2.5倍
詳細はこちら → ライフログカメラNarrativeClip2が発表 画角が広がったのがすんごく嬉しい! | ごりゅご.com
画角が広がることで、より「自分が見た風景」を丸ごと残せる可能性が上がり、PCと接続しないといけない、毎日充電しないといけない、なんていう手間がかなり削減されそうな感じです。
Narrative Clipがあると便利なこと
ちなみに、私はNarrative Clip1を購入以来、ほぼずーっと毎日首元にカメラをつけて、日々前日の写真を見返して書き出して、なんてことを繰り返していますが、個人的に楽しかったり便利に感じるのはこんな場面での出来事でした。
- 旅行で「ほぼ完璧に」どこに行ったかの景色が残る
- 飲み会やイベントで会った人の顔写真が「まぁまぁ残ってる」
- 普段カメラを向けても撮れないような子供の写真が撮れる
参考写真
参考までに、いくつか実際にNarrative Clip(旧モデルのやつ)で撮れた写真をいくつか載せておきます。
だいたい昼間の外の景色は、このくらいの画質で撮影可能
Narrativeで撮った風景。昼間はまぁまぁ綺麗。 #narrativeclip pic.twitter.com/tVMVB3G10t
— 五藤隆介 (@goryugo) 2015, 5月 22
飲み会とかは、だいたい正面しか撮れてない。(モデル:@piyohicom )#narrativeclip pic.twitter.com/zwDvL2QQWy
— 五藤隆介 (@goryugo) 2015, 5月 22
構図全然良くないけど、こういう日常の子の姿が結構いっぱい撮れてるのが楽しい。 #narrativeclip pic.twitter.com/4LaNK677Sx
— 五藤隆介 (@goryugo) 2015, 5月 22
旅の記録をたくさん残したい、子供写真が大量に残したい、会った人の顔を覚えておけるようにしたい、なんて人には素晴らしいカメラだと思います。
個人的には、iPhoneの次に欠かせない、肌身離さず持ち歩きたいガジェットです。
参考
Narrative Clip 2 – The world’s most wearable camera