先日、AUGM三重にて、Evernote入門的なお話しをさせていただきました。
どんな感じの話をしたのか、ちょっと簡単にまとめてみたいと思います。
紙を捨てるためのEvernote
Evernoteどうやって使ったら便利だろう、って考えるのが人生の趣味です。
そんな中で、最近だいぶ安定して「これだな」と思うようになったのが「紙を捨てるためにEvernoteを活用する」という用途です。
今回のお話しで大活躍してくれたのが、息子「ポン吉」が生まれたときの話
子供が生まれるというのを人生で始めて経験したんですが、とにかくまぁ子供が生まれてから飛躍的に「紙」をもらう機会が増えました。
出産届という紙1枚を提出したら、その日1日で100倍くらいの紙になって返ってくるという、紙の錬金術。
そんな大量の「紙」ですが、大抵まぁほとんど全ての紙は「書いてある中身」が必要なだけで「紙自体が必要」というわけではありません。
でもそういう紙達も、ひょっとしたらあとで使うかもしれない、何か困ったときに見るかもしれない、思い出になるかもしれない、などなど、色んな理由で「捨てづらい」
そんな捨てづらい紙を捨てるために役立つのが「紙をスキャンしてEvernoteに保存して捨てる」って方法です。
とりあえず無料の公式アプリで「ペーパーレス」
で、じゃあ実際に「どうやってスキャンするか」って話になってくるわけですが、その際にとりあえずオススメなのが、Evernoteの公式アプリ。
このアプリの「カメラ」が実に優秀で、これで紙を撮影してやると、まぁまぁ簡単に、まぁまぁ綺麗に紙が保存できます。
Evernoteのカメラには「紙を認識してその範囲で切り出して」「コントラストをあげて文字を見やすくする」っていう機能が標準で付いています。
詳細
→ Evernoteのドキュメントカメラはホントにすごいと思うから是非一回試しに使ってみて欲しいです | ごりゅご.com
これだけでもまぁまぁわりといい感じに「紙を捨てる」ことが出来るんじゃないかと思います。
プロになったらScanSnap
で、このドキュメントカメラだけでも確かに十分便利な存在ではあるんですが、やっぱりある程度まとまった量の紙を処分するにはさすがに時間がかかってメンドクサイ。
そういう時に便利なのがScanSnap。
個人的に一番最強なScanSnapは「Evernote Edition」なんですが、これは49800円とわりとお高いお値段。
そういう場合には、お安いScanSnap「iX100」とかもアリ。
Evernote Edirionは「自動で仕分けしてEvernoteに保存してくれる」という最強のメリットはありますが、iX100はクレジットカードみたいな分厚い紙だとか、逆にぺらぺらすぎて読み取りにくい紙なんかも読み取れる、ってのもメリットです。
あと、バッテリー駆動だから「電源いらない」ってのもメリット。
片面読み取りしか出来ないから、メンドクサイ場合も多いけど。
電子化のメリットは共有
こうやって色々と紙を電子化すると便利な事の1つが「共有が簡単」というところ。
物理的な「紙」と違い電子的なデータは電波を通じてどこにでも持っていける。
家にある紙を一通りスキャンしてしまえば、外出先で見られるというだけで無く「家族全員が見られる」というのも結構便利なところなんです。
嫁が里帰り出産で出産前後は3ヶ月くらい京都に居ました。
その際に我が家に届いた郵便物などをスキャンして素早く相手に届けられた、ってのは思ってたよりもかなり便利な事でした。
(届いた紙スキャンしといたから見てね、だけで伝わる)
そしてもちろんこのメリットは「家族」だけでなく「お仕事の仲間」なんかでも同じような事が言えるわけです。
まとめ
と、そんな感じで約30分、Evernote便利だから是非使ってみてねーって感じのお話をしてまいりました。
参加者100人がほぼ全員Evernote知ってるって答えてくれて、さらに(目測で)70人くらいの人がEvernote便利に使ってる、って答えてくれたアツいイベントでありました。
話してる最中に里帰り出産という言葉が出てこなくて、なんとか出産。。。なんとか出産。。。ええと、日帰り出産じゃなくてなんだったっけ。。。っていう部分が一番笑いが取れたというのが心残りではありますが、それ以外は概ね思った通りに話を進められました。
また、ごりゅごはんに続き、ごりゅご.comもMacお宝鑑定団Blogで記事にしていただけたのは、これまたありがたい限りでありました。
だんぼさんありがとうございます!
参考
AUGM三重2015:五藤隆介氏「iPhone、MacとEvernoteで実現するお手軽ペーパーレス生活」 | User Group | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)