先日、生まれて初めて自力での網戸の張り替えに挑戦し、いろいろ苦戦しながらもなんとか無事に新しい網戸に張り替えることができました。
(一度慣れてしまえば)張り替えにたいして時間はかからないし、道具をいくつか揃えて1000円ちょっと。
網戸1枚と固定用のゴムを合わせて数百円程度と実にお値打ち。
実際に自分でやってみて苦労した点、失敗しやすいところなどを含めて手順をご紹介したいと思います。
売ってる網戸の種類
まず網戸のことを色々と調べていて驚いたのが、今時の網戸は結構いろんな種類の製品がある、ということ。
違いは「網戸の色」と「目の細かさ」
我が家の網戸はどれもこんな感じの白い製品でしたが、「黒い網戸(外が見やすい)だとか「マジックミラーみたいな網戸」(表裏で色が違い、外から覗かれにくい)なんてものがあります。
こっちは最近売れ筋の黒の網戸
こっちは一般的なグレーの網戸
そしてこれが「外から覗きにくい」マジックネットと呼ばれるもの(要するにマジックミラーみたいなもの)
また、それ以外にも「網戸の目の細かさ」というのも自分で選ぶことが可能です。
これは24メッシュだとか30メッシュだとか色々数字がありますが、今時売ってるのはほとんどが24メッシュで、一般家庭であればこれでほとんどの虫は入ってこれないみたいです。
注意するのは網戸の横幅。
多くの窓は横幅91cmで足りることが多いと思いますが、ちょっと特殊な窓の場合には横幅も足りなくなるかもしれません。
また、長さも2mのものと6mのものが売っています。
網戸1枚だけなら2m1つ。何枚も張り替える可能性があるならば(余りが出にくく、結果的に安上がりになりやすい)6mのものを購入するのがオススメ。
まぁ正直、迷ったらブラック24メッシュで6mのやつを買っておけばいいと思います。
黒は「外からも中からも見やすい網戸」ではあるんですが、ほとんどの場合外の方が明るく、網戸で光が反射して中は覗きにくい状態です。
お値段も1000円くらいでまぁまぁお手頃です。(マジックミラータイプは圧倒的に外から覗きにくいが、2mで2000円くらいで圧倒的に割高)
製品は色々ありますが、Amazonで安くて一通り商品が揃ってるのは「ダイオ化成」のもの。
以下の検索結果から色々な網戸を探すことができます。
→ Amazon.co.jp: ダイオ化成 網戸用張替ネット
張り替え用のゴムの太さ
網戸に続いて重要なのが、網戸を固定するのに使う「押さえゴム」
網戸って、こんな感じで一旦古いゴムを引っ張り出して
ローラーで押さえていき
最後に余ったゴムを切る、という手順で張り替えを行います
で、なんと驚くべきことにこのゴムは「何種類かの太さ」があるんです。
こういう感じで太さが変えられるゴムってのも売っていますが、もちろんこういうのはちょっと割高。
基本的に、網戸の隙間のサイズよりも少し大きめ(はめ込んで外れないようにするため)のものを選ぶ必要があります。
これもまた、Amazonで探すと色々な太さのゴムが売っています。
→ Amazon.co.jp: ダイオ化成 ネット
我が家の網戸は5.5mmのものがちょうどよかったんですが、これも事前にサイズを測っておくべきだと思います。
実際に網戸にゴムを押し込んでいくにはこういう専用ローラーを使います。
これ、押し込むだけではなくローラーの反対側が「古いゴムを外す」ための作りになっているので、これも是非買っておきたい製品。
専用網戸カッターはすごく便利
正直、ハサミや普通のカッターでも代用可能ですが、これがあると作業のはかどり具合と仕上がりが全然別物になります。
このカッターがあれば、まずは網戸をゴムで固定してあとはカッターを押し付けながら動かすだけで綺麗かつ簡単に余った網戸を切り取ることができます。
「網戸 張り替え」とかで検索して出てくるページの多くが「網戸を固定する前にに大まかにカッターで切り取る」とか書いてありますが、全然そんな必要ありません。一旦網戸を固定してから専用カッターで切る方が楽です。
僕は専用カッターのみで大まかにカットしようとしたら全然まっすぐ切れずに網戸を1枚無駄にしました。
専用カッターを買って、網戸を固定してから切る。
正直これが一番簡単だし、無駄なく綺麗に網戸を使い切れます。
網戸固定クリップもケチらず買うべき
もう1つ、網戸を固定するための「専用のクリップ」も是非一緒に買っておくことをオススメします。
網戸の固定なんて、別に普通のクリップでいいじゃん。洗濯ばさみとかだってあるしさ、とか思って私は数百円をケチってしまったんですが、ものすごく失敗でした。
網戸ってサッシが結構分厚いから、洗濯ばさみだと太くて挟みにくいし、そもそも洗濯ばさみは固定力が弱くて使いにくい。
仕方がないからマスキングテープとかで固定してみたりもしたんですが全然ダメでした。
結局、1人では完全に不可能になってしまい、嫁の手を借りてなんとかゴムをはめ込んでいくという大変な作業をすることに…
文具用のごっついクリップなどがあれば別かもしれませんが、とにかく1人で網戸張り替えるにはクリップは必須だと思います。
追記:網戸クリップはやはり便利
2016年に別の網戸を張り替える際に、網戸クリップを購入して張り替えを行いましたが、一人で簡単に網戸の張り替えが出来ました。
やはりクリップは「専用の・固定力が強いもの」をケチらず買っておくべきだと思います。
去年の反省を生かし、クリップを買っての網戸張り替え pic.twitter.com/veBobijArj
— 五藤隆介(⌚️あなたの知らないApple Watch🖋著者) (@goryugo) June 12, 2016
恐ろしいほど見た目が良くなった
ちなみに我が家の網戸、張り替えが完了したらもう驚くほどに綺麗になって驚きました。
元々がこんな感じで網戸としての意味のない網戸で、外の見通しも悪かったんですが
もはやうちの掃除してない窓よりもクリアなんじゃないか、ってレベルで外が見やすい
2枚並べてみると嘘のように見た目が違います。
これなら、網戸が破れたって場合だけでなく、ごく単純に汚くなった、古くなったから2~3年おきに取り替える、とかもありかなぁと思います。
(少なくとも5年くらいは張り替えてなかったと思う。20年間ずっと古いものだった可能性もある)
まとめ
網戸張り替えの手順をもう一度まとめると
- 網戸のサイズ(横幅)を調べる
- 網戸を固定しているゴムの太さを調べる(太目が必要)
- 網戸、固定用のゴム、網戸ローラー、カッター、クリップを用意
- ローラーの反対側で網戸からゴムを抜き取る
- 新しい網戸をクリップで固定
- ゴムをローラーで押し込んで網戸を固定
- 余った網戸をカッターで切る
これで一通り完了です。
我が家の場合、網戸が汚すぎて綺麗に掃除したり、網戸をうまく固定できずにしたりして合計1時間以上かかってしまいましたが、慣れれば1人で30分程度で片付けまで済ませられそうです。
また、このページで紹介した製品、モノによっては近所のホームセンターが圧倒的に安い、なんて場合も結構あったりします。
(網戸ローラーは150円だった)
もちろんAmazonの方が安いモノも多いし、全部合わせるとだいたい金額は同じくらいになりそうなんですが、その辺り気になる方は一度ホームセンターで価格を調べてみるといいかもしれません。