Ankerジャパンから、iPhone6を10回以上充電できる恐ろしいモバイルバッテリーをレビュー用に提供いただきました。
重さもお値段も何もかもが超重量級のバッテリーです。
重さ約600g iPhone6を10回充電できる「モバイル」バッテリー
今回提供いただいたバッテリーは、容量26800mAhという「ちょっとありえん」というレベルの化け物バッテリー。
以前にも約13000mAh(今回のやつ半分の容量)のバッテリーをいただいたことがあるんですが、そもそも十分にでかいこのバッテリーと比較してもとにかく恐ろしいほどの大きさ。
13000mAhという巨大バッテリーが、まるで赤子のように見えるバッテリーです。
正直手の中には全然収まりきりません。
重さを測ってみると、なんと重量594g。
とにかく持ってみると重いです。でかいだけでなく、半端なく重いです。ものすごーく手にずっしりきます。
推理小説で殺人の道具に使えるだろうってレベルの重さです。
参考までに、13000mAhバッテリーはちょうどこれの半分の重さでした。
また、まぁまぁ重いスマホiPhone 6s Plusでも重さは200g程度。要するにiPhone6 Plusが3個分の重さのバッテリーです。
出力は、最近増えてきたQuickCharge(一部Android端末などで、高電圧で素早く充電する規格。要するにすごく充電がはやい奴)が1つと、残りが5V 2.4Aの「普通に充電はやいやつ」
特筆すべきはこのバッテリー自体もQuickChargeに対応しているので、付属のACアダプタを使えば「バッテリー自体を素早く充電できる」というところ。
俺、QuickCharge対応のAndroidとか持ってないからそんなの全然嬉しくないもんね、なんて思ってましたが、バッテリーがQuickChargeに対応しているというのは盲点でした。
これで、家にあるAukeyのQuickCharge対応USB充電器も有効に使えるで!!!
Quickチャージを使えば、バッテリーが空になっても8〜9時間で満タンになるそうで「早くても9時間かかるのかよ!」って突っ込みたくなりますが、そのくらい恐ろしい容量のバッテリーです。
MacBookや長期のアウトドア、贅沢に自宅電源などに
まぁはっきり言って、26800mAhという容量のバッテリーは、さすがにこれはもう日常レベルで持ち歩く、という製品ではありません。
iPad Airより重くて、さすがにiPad Proよりは軽い、というレベル。
iPad mini & iPhoneよりも、さらに重いです。
持ち歩くのはもはや修行です。
これはもう、家の中で贅沢に「持ち歩ける」充電器として使うとか、今から山登りに行くような人、とかそういう特殊な用途でもない限り、大抵は持て余すサイズです。
私が思いつく限り、これならば持ち歩く価値があるのかも、というのが「MacBook(新しい12インチのやつ)ユーザー」
このバッテリー、ちゃんとMacBookにも対応しているらしいので、外で電源が確保できなくてもMacBookが充電できる、というのは心強いです。
私の場合、MacBook持ってないので完全に宝の持ち腐れなんですが、むしろ、このバッテリーを入手してMacBookが欲しくなりました。
(今の所USB-Cで接続できるMacBook以外のノートPCはこのバッテリーからは充電できないようです)
参考
クレジットカードサイズのUSB充電器 旅行用に最強に便利 | ごりゅご.com