先日から、プライム会員ならば無制限で写真(RAWデータも)の保存ができるようになったAmazonプライムフォト。
なんか色々アプリが動かなくなったりして苦戦しつつも、すべての過去写真約6万枚の保存が完了しました。
その後、色々写真をダウンロードしたり外でみたりと色々試してみたので、わかったこと、便利な点、不便な点などをまとめてみたいと思います。
ちゃんとRAWファイルも「無制限で保存」されたけど…
とりあえず使ってみてわかったのが、Amazonプライム・フォトのRAW画像対応はまだ「未完成」なものであるということ。
一部のRAWファイルは、Cloud Driveで写真のファイルとして認識されないことがあります。この場合、プライム・フォトの対象とはならないため、容量としてカウントされます。
えええまじかよそれ意味ねぇじゃん!しかも対応機種とかめっちゃ少ない(Cannon,Nikon,Sonyの一部機種のみ)じゃん、て思ったんですが、対応されてないRAWファイルもちゃんと全部(無制限に)保存されてる。
こんな風に「234.3GB無料」とか書かれています。
バックアップしたフォルダを見ても、ちゃんと「PEFファイル」は保存されてます。
この「PEFファイル」をMacでダウンロードしてみたら、なぜか勝手に拡張子「tiff」がつけられてしまっていましたが、ファイル自体はちゃんと元の状態を保っていて、拡張子を戻してやったらちゃんとRAW画像として認識はしてくれました。
また、PEF以外のRAW画像「ARW」とかでも、同じような状態。
今わかるのは(私の環境では)すべてのRAW画像が無制限に保存されたけど、Amazon公式的には「一部しか対応してない」ので、どこまで信用していいのかよくわからない状態。
(別に不便じゃないけど)RAWがプレビューに出てこない
また、私の環境でアップロードしたRAW画像は「無制限に保存できてる」けれども、Amazonクラウドドライブの「写真&ビデオ」のところには出てきませんでした。
「すべてのファイル」からバックアップしたフォルダを見てみればファイルは存在していますが、画像のプレビューも不可。
まぁ、フォルダ単位でのダウンロードもできるので「バックアップ」としては全く問題ないし、JPEG&RAWで保存してればRAWはプレビューに出てこなくても何も問題はないんですが、注意は必要です。
Macアプリでは差分アップロードなどはできない
もう1つ、ちょっと残念だったのがMacのAmazonクラウドドライブアプリ。
数万単位の写真をアップロードしてる最中にしょっちゅうアプリが固まるのはまぁ別にいいんですが、新しいファイルが追加されたら自動でアップロードされる、みたいな機能が今の所ありません。
iPhoneアプリとかをインストールすれば、iPhoneに追加された写真は新しいものが自動で追加されていくんですが、Macの場合は毎度「フォルダを選択してアップロード」という手作業が必要。
試しに同じフォルダに新しい写真を追加して、フォルダ丸ごとアップロードしてやったら、重複なく、新しい画像だけ追加してくれたので、アホみたいにめんどくさい、てことはないんですが、RAW画像は「自力バックアップ」をしてやらないといけません。
プライム会員でRAW画像を保存する人にはオススメ
あくまでも現段階での感想ですが、一眼レフとかのRAW画像を保存する目的でなければ、写真の保存はGoogleフォト使ってればそんなに問題はない気がします。
Googleフォトなら動画も無制限に保存できるし、オリジナル画像は保存できないとはいえ、画質もサイズも十分なレベル。
何よりも、自動の顔認識がめっちゃ賢くて、これがすごく面白い。
ほぼ完璧に自動で人物見分けてくれるから、写真さえあればいつどこで誰にあったかすぐわかるからNarrative Clipとめっちゃ相性がいい!
と、Googleフォトがすごくいいのは置いといて、それでもやっぱりプライム会員なら無料でRAW画像のバックアップが出来るというのであれば、細かい不満を吹き飛ばしてくれるくらいに十分に便利であることには違いありません。
私は、Googleフォトに自動で画像を保存しつつ、Amazonプライムフォトにも月1で手動画像のバックアップを行う、って方法で使っていこうと思っています。