魚眼レンズで自撮りが楽しい!iPhoneに取り付けられる3種の魚眼・広角のカメラレンズを比較してみた

IMG 4569

Aukeyの中の人より、約1500円で購入できるiPhone用のアタッチメントレンズ3種セットをレビュー用にご提供いただきました。

iPhoneのカメラのに取り付けてやると、写る範囲が広がったりなんかして色々遊べるレンズです。

わりと最近、この「iPhone拡張レンズ」は気に入っていて、家に「Photojojo IRISレンズ」と、olloclipというまぁまぁお高いレンズ(3~4種くらい合計で1万円くらい)が家にあったので、色々と比較してみました。

3つのレンズの概要

とりあえず最初に、ざっと3つのレンズをご紹介します。

Photojojo IRIS

海外のカメラグッズ通販ショップ?のPhotojojoで買えるiPhone拡張レンズ。これもだいたい1万円くらい。

Rens 3

ちょっと独特な形状で、アダプターでレンズがずれないようにしてから、ゴム紐で固定するという代物。

このケースは「ケースの中にアダプタを仕込む」という技を使うことで、ある程度の範囲のケースは「つけたままで」レンズ装着ができる。

魚眼、広角、マクロ3個セットで$100くらいで、1個だけなら$69。
(記事執筆時はセール価格でもっと安い)

ゴムのつけ方がなんか難しくて最初は戸惑うんだけど、慣れればさほど苦にならないし、意外にきちんと固定できる。

Iris Lens Series – Photojojo!

Aukeyのレンズ(約1500円)

まずはAukeyの約1500円のレンズ。

こいつは、レンズが3種類付属してて、レンズを回して付け替えて、クリップでiPhoneに止めるというもの。
(広角レンズはマクロと重ねる)

Rens 1

いたってシンプルなクリップという構造であるために、着脱も非常に簡単で、レンズキャップやら袋、専用ケースなど、お値段考慮したらやたらと豪華。

Olloclip

AppleStoreでも売ってる、iPhone6 6plusにジャストフィットするように作られた拡張レンズ。

Rens 2

本当に超ジャストフィットする形状で、今使ってるラプソルの両面保護フィルムを貼ったままだと、クリップを取り付けることができないという代物。

前後ろで魚眼、口角が切り替わり、レンズを外してひっくり返すとマクロレンズに変わるという、これもまた変わり種。

だいたい1万円くらい。

カメラレンズ比較

まず、基本画像。

およそ6畳の四角い部屋で、限界ギリギリまで後ろに下がって撮影。
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Photojojo IRIS

IRISのレンズ

広角
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魚眼
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個人的に圧倒的に好みで最強だったのがこのIRISレンズ。

(多少画質は落ちるけど)周りがぼやけることもほとんどなく、実に綺麗に全体が写る。

魚眼レンズも、他の2つより写る範囲は小さいんだけど、歪みも小さく、何よりも「黒いところ」がほぼゼロ。

個人的にはこれなら「文句ない出来」

Aukey

比較用の標準カメラの画像はこれ
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Aukeyの広角レンズで撮るとこんな感じ
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Aukeyの魚眼
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魚眼レンズは結構「黒いところ」が多いですが、ほぼ真横に近いくらいのところまでの範囲が写ってます。

全体的になんだかちょっと曇った感じで、周囲はかなりぼやけた画質に。

広角レンズでも、やはり周辺は結構ぼやけます。

1500円というお値段を考えれば十分なんだけど、ちょっと「大きい画像」で見るのは辛い。

見方を変えれば、ブログに載せる程度の大きさならば「広く撮れる」メリットは大きいかも。
(お店とかの室内の全体図はすごくわかりやすくなる)

Olloclip

もう一度比較用の標準カメラの画像
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広角
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魚眼
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Olloclipのレンズも、魚眼は「黒いところ」が結構できる。

Aukeyほどじゃないんだけど、周りはちょっとぼやけます。

また、このレンズは「完全裸のiPhone」でしか使えないというのもちょっと面倒。

デザイン、持ち運びやすさなどは最強にスマートで便利なんだけど、価格差や使いやすさを考えるとオススメはできないかなぁ。

全体比較

1個1個並べても分かりづらいかもなので、4枚並べた画像をどうぞ。

左上、右上、左下、右下の順に「標準、IRIS、Aukey、Olloclip」です。

広角レンズ
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魚眼レンズ
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こうやって並べてみると、結構画角なんかも違うもんだなぁ、と思います。

また、ちゃんとした画像を見比べやすいように、Flickrにアルバムを作りました。

画像クリックすれば大きい画像で比較できます。
iPhoneレンズ比較

広角or魚眼レンズがあると自撮りがものすごく捗る

もともと、嫁が「魚眼レンズ」というものが好きで、PhotojojoのIRISも嫁がネットで見つけてきて買ったものでした。

嫁は気に入っていろんなところで使いまくっているんですが、これがなんか実に楽しい。

大勢集まった時にみんなが簡単に映るし、何よりも旅行なんかに行った時に、景色もいっぱい映るし、セルフィー(自撮り)がすごく簡単。

写る範囲がすごーくでかいから、カメラをテキトーに自分に向けて、側面のボリュームボタンでシャッターを押してやれば、自撮り棒を使ったかのような広範囲の撮影が可能です。(IRISの魚眼レンズ)
Jidori 1

iPhoneのカメラはフロントカメラよりもバックカメラの方が画質がいい、ってのも結構大きいです。

iPhone6sから、だいぶフロントカメラの画質が良くなったとはいえ、このくらいのレベル。
(この写真は撮影条件がちょっと悪いですが)
Jidori 2

写る範囲もだいぶ違うし、画質もやっぱりだいぶ違います。

個人的には、Photojojoの魚眼レンズが最強に素晴らしいと思うんですが、コスパ考えたらAukeyの広角レンズでもまぁ悪くないかな、と。

セルフィーなんてなーんも興味なかったけど、子供ができると一緒に写真撮りたくなるんすよねぇ。

自撮り棒が厳しくなった現代には、非常に便利なツールなのではないかと思いますこれ。

参考

せっかくなのでAukeyの広角レンズでの自撮りも試してみました。
(上:Auke広角レンズ 下:フロントカメラ)
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Iris Lens Series – Photojojo!

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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