Evernote for Mac に⌘+J のノート移動ショートカット機能が追加 SpotlightやAlfredみたいにEvernoteの移動が可能になった

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Evernote for Mac v6.6に搭載された新機能「ノートやノートブックへの移動を高速化」ってやつが、すごく便利です。

Evernote for Mac アップデート: ズーム機能と新しいナビゲーション機能を追加 – Evernote日本語版ブログ

ちょっと前から、MacでEvernoteを使う時にはキーボードショートカットの比率が増えてきているんですが、これでほぼ完全に「キーボードのみ」でEvernoteの基本的な操作が快適にできるようになりそうな感じです。

⌘+Jでノート選択画面を呼び出す

使い方は簡単で、Evernoteを開いてる時におもむろに「コマンド+J」を押す。

そうするとMacのスポットライトみたいなやつが立ち上がるので、そこに文字を入力してやると、候補のノートブックやノートが出てきて、それを選択するとノートが切り替わる、というもの。
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素晴らしいのは、候補を選ぶ時に上下の矢印キーだけでなく、ちゃんと「Ctrl+n」「Ctrl+p」での上下移動が使える、ということ。

これで、Evernoteでよく使う操作は一通りキーボードのみで操作できるようになった感じです。

なんか日本語を入力しようとする場合には、確定前の文字が左のほうに隠れて見えない状態になってはいるんですが、多分これはそのうち治るでしょう。
(ライブ変換使ってるからなのかな?)

「並び替えのため」でなく「素早く移動するため」のノートブック名

Evernote初期の頃は、うまいことノートブックを整理整頓するために、ノートブックの先頭に数字を入れるといいぞ、なんていうバッドノウハウが流行っていたりしました。

今後は「いかに手数少なくノートブックを移動するのか」というために、ノートブック名に英語を入れておく(アルファベットは確定前に候補が絞り込める)ってテクニックも役に立ちそうです。

私は、Ctrl+Cmd+Mの別のノートブックへノートを移動させるショートカットを覚えてから、大抵のノートブック名に英語を含めるようにしてたおかげで、早速ノートブック移動のショートカットを使いまくっています。

他に覚えとくと便利なショートカット

ちなみに、キーボードショートカットが好きな人は、この辺りを覚えておけば、大体の編集操作はキーボードだけで済ませられます。

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  • ⌘(コマンド)+L:ノートタイトルへ移動
  • ⌘+’(シングルクオート):タグ編集へ移動
  • ⌘+⇧(シフト)+i:ノートの詳細情報
  • ⌘+⌃(コントロール)+m:ノートブックの移動
  • ⌘+|(縦線):ノートの選択画面に移動

詳しくは以下の記事をどうぞ。

また、ホームポジションから指をほとんど移動しなくていい「Ctrl+f b n p」の4種類のショートカットは、覚えとくと文字書く効率が大きく上がります。

今回のアップデートは、Evernoteが言ってた「Evernoteのコア機能のアップデートに力を入れていく」っていう意味で、これからが期待できそうな素晴らしいアップデートでした。

今後も、こんな感じでEvernote本体が便利になるアップデートが続くと嬉しいですねぇ。

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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