植毛カウンセリング体験レポート
様々な偶然とやる気が重なって、私ごりゅごは「植毛」というやつのモニターをすることになりました。
今回は、いわゆる「カウンセリング」というやつの全体の流れと、そこで学んできたことなどをまとめてみたいと思います。
植毛カウンセリングへ行くまで
今回訪問した名古屋アイランドタワークリニックは、名古屋駅から歩いて10分前後の場所にありました。
想像通り、クリニックの場所は全然「ぽくない」感じの場所で、いわゆる「普通のオフィスビル」の中。
エレベーターのボタンにも「クリニックはここ」みたいな案内はないので、ちゃんと何階にあるのか把握しておかなければなりません。
入り口も全体的に「外からそういうところだとわかりにくい感じ」になっております。
中に入るとこんな感じの受付があり、待合コーナーでしばらく待って「カウンセリングルーム」に移動しました。
待ってる間に、お茶か水かコーヒーか、好きな飲み物を持ってきてくれるという接待っぷり。この手の高単価サービスの接待っぷりはやはりすごいです。(もちろん無料)
待合コーナーは外からは顔などが見えないようになってて、テレビ見ながら、薄毛対策の本や雑誌を読みながら、茶でも飲んでしばらく待っててね、っていう感じの場所でした。
後で聞いてみると、予約の時間の調整や、待合コーナーなどをうまいこと使いこなして、他のお客さんと顔を合わせたりすることがないようにしてるんだそうです。
カウンセリングで聞いた事
その後、いわゆるカウンセリングルームというやつに移動して、そこでパソコンの画面を見ながら「薄毛(AGA)」についていろいろ教えてもらいます。
モニターするぞ、ってなってからお願いして撮らせてもらったイメージ写真(実際まぁこんな雰囲気)
- 男性型脱毛症「AGA」とはどんなものか
- 「植毛」とはどういう技術なのか
- 他の薄毛対策と植毛の違い
- 実際の手術に関しての話
- 自分の今現在の髪の毛の状態(写真撮影)
- 手術した人の事例写真
こんな感じの話を聞かせてもらいました。
マンツーマンなんで、いわゆる学校みたいなのとは違って、気になるところ全部にその場で質問ができるのはなかなか良かったです。(いろいろ質問しまくって1〜2時間くらい話を聞いた)
以下、ざっと聞いてみたことのまとめです。
薄毛かどうかは本人次第
何よりもまず最初に聞いてみたかったのは、果たして俺は「薄毛」なのかどうか、という話。
これに関して言われたのが「薄毛かどうかはほとんどが本人次第で決まること」なんだそうです。
明らかに全然薄くないやん、て人でも相談に来る人は結構いるし、もちろん俺とは比較にならないほどの薄毛の人も居たりする。
美容院で美容師に言われたことがきっかけで薄毛を気にするようになった、って人なんかも割といたりもするみたいです。(美容院の育毛剤を売りたい)
ぼくも、奥さんに髪の毛切ってもらいながら「髪の毛伸びてないで」って言われたのがきっかけなので、ある意味同じなのかもしれません。
関係ないけど、私の今の髪型(髪の毛赤くして全部立ててる)やつは「上手に薄毛がわからない素晴らしい髪型」だそうです。
「植え替え」なので全体の髪の毛が増えるわけではない
また「植毛」という言葉を使っているので、なんとなく髪の毛を植えて増やす、みたいなイメージがありますが、実際の話としては「後頭部の自分の毛を抜いて」「薄い部分に植える」という「植え替え」であるため、絶対的な髪の毛の量が増えるというわけではないみたいです。
なので、理論的に移し替えることができる髪の毛の量には限界があるし、髪の毛自体の太さ、密度などの違いによって(大して変わらないけど)向いてる人、向いてない人、ってのもいるみたいです。
ただ、全体的に髪の毛の量は変わらなくても、ほとんど誰が見ても「増えたように見える」というのも事実だそうです。
ちなみに、大体髪の毛というのは10万本くらい生えていると言われており、1平方センチに80-100位の数の毛穴があるそうです。
実際にアイランドタワークリニックの植毛では、1平方センチに30-50位の毛穴になるように移し替えをするそうです(密度を高めようとすると、後ろから抜く量が増えすぎるて後ろの毛がなくなるし、このくらいで十分な効果が出る)
効果が出るのはおよそ半年後
また、この植毛というやつはカツラだとか増毛と違って、すぐに効果が出るわけではなく「完全に増えた状態」になるまでには6ヶ月くらいは見ておいてほしい、ということでした。
最初に髪の毛を植え替えて、大体95%程度の髪の毛が生着(ちゃんとくっつく)するらしいんですが、1〜2ヶ月後くらいには一時的な脱毛症状が出て、そこから改めて髪の毛が伸びてくるそうです。
クリニックで見せてもらった症例写真でも、大体1〜2ヶ月は見た目にはほとんど変化がなく、3ヶ月4ヶ月後くらいのやつから「違うな」って感じるくらいになっておりました。
手術は想像以上に本格的に手術
最後にこれ。
「植毛」って言葉を聞いたイメージからは全然想像してなかったんですが、植毛手術は、思ったよりもだいぶ本格的な手術です。
手術をするためにはまず事前に採血をして、手術に問題がないことを確認しないといけないし、当然「痛い」ので、そのために後頭部にも、前頭部(おでこのあたり)にも麻酔の注射をします。
他にも、眠くなる注射とかもするし、手術前にも抗生物質などの錠剤を飲んだりもします。
手術時間も平均で5-6時間くらいかかり、朝の10時に始めて夕方か夜くらいの終わるイメージです。
手術前日は酒を飲んだらいけないし、術後1週間も飲酒喫煙は控えないといけないし、シャンプーで頭を「こする」のもダメ。
一応翌日から「普通の生活」は送れるらしいんですが、1週間くらいは「不便な生活」になりそうな感じです。
手術こわい
なんかよくわからんけど「増毛」みたいなのを想像してて、要するに美容院みたいな感じで「髪の毛植えてもらう」ようなのを勝手に想像してたんですが、微塵もそんなことはなく、割とちゃんと「手術」でした。
そもそも俺、人生において手術というものは一度たりとも経験したことはなく、麻酔というものも、20年以上前に歯医者でやってもらったことがあったかな?という程度の手術素人。
しかも、去年の健康診断では採血しただけで貧血っぽい症状が出て気分が悪くなるという超貧弱な人間。
今回もですね、カウンセリングが終わった後に手術前の採血をしてもらったんですが、その時にも(事前に十分に注意していたにもかかわらず)またも気分が悪くなって10分ほど横にならせてもらったというどうしようもない感じでありました。
実際のところ、世の中には(少ないながらも)そういう人はいるし、同じような人でも無事に植毛手術を済ませられているらしいんですが、正直無事に手術を終えられるのか不安でいっぱいです。
無事に手術が終わったら、無事に、終わったら、また、続きを、書きます。