【想像以上に本格的】植毛手術を受けてきましたレポート

嫁に髪の毛が伸びなくなったと言われ、ブログネタのために薄毛対策の手段をいろいろ調べていたら、いつの間にか「植毛の手術」というやつをすることになってしまいましたごりゅごです。

これまでの詳しい経緯はこちらから。

ここまで散々いろいろ「手術」というものにビビりまくっていたんですが、なんとかまぁ一応無事に大過なく手術を終えることができました。

どってことない人には全然どってことなのかもしれませんが、私にとっての人生初体験の「手術」

「ブログ用」でもあるので、嫁に写真を撮ってもらったりしながら、一体全体どういうものだったのか、1日の流れを振り返ってみたいと思います。

前日までに済ませること

植毛のカウンセリングというやつを済ませ、採血をして手術をしても問題ないことが判明し、手術の日程を決めました。

事前にやらねばならないことは「採血の結果を待つ」くらいしかないんですが、手術前日から術後1週間ほどはお酒飲んではいけないということで2日前の晩には(無駄に)たっぷりお酒を飲み、手術当日に臨みました。

入院がない日帰りの手術なので、一般的な手術としてはかなり気楽な部類(になるらしい)ですが、注射等の影響もあり、車の運転での来院は避けてくださいね、とのことでした。

また、当日は頭にでかい包帯を巻くのでTシャツなどではなく「脱ぎ着がしやすい服」を着てきてくださいという話もされました。(帰るときに包帯を隠すためのニットキャップをもらえます)

今現在の髪の毛の状態

ちなみに、手術を受ける直前に撮ってもらった私の今現在の前髪の状態はこんな感じです。

一般的な意見としては「ちょっとAGA(薄毛)」の症状が現れ始めてる状態、とのこと。

割と前髪の方の「隙間」が多い。
Aga 1

そして、前髪の「ライン」みたいなのが非常に分かりづらくなっている(これがしっかり見えると「いい感じ」に見えるらしい)
Aga 2

着替えて手術前カウンセリング

当日は、10時にクリニックに到着し「手術前の最終カウンセリング」を経て「髪の毛を抜き取る」「前頭部に植える準備」「抜き取った髪の毛を植える」という流れで進んでいきました。

まずはクリニック内の個室ぽいところに案内され、そこで手術着っぽいやつに着替えます。

そして、カウンセリングで「どんな感じの髪型にするか(どこに髪の毛を植えるのか)」を決めていきます。

Syokumou 1

どこにどうやって髪の毛を埋めたらいい感じとかよくわからないので、プロな先生にお任せで「いい感じ」にしてもらいます。
Omakase 1

どこに植えるのか、ってのを油性のマジックで直接記入!男らしい!
Syokumou 2

抜き取る部分はこのエリア。ここの髪の毛自体は私の場合「十分に太くて密度も高い」と言われました。
Line 2

で、大体のラインが決まった後に実際の手術についての説明があるんですが、なんていうか先生が実に「上手」で、手術にビビりまくっている俺をうまいこと安心させてくれます。

いわく「今まで何百回とかそれ以上手術してるけど手術が上手く終わらなかった人とか一人もいない」とか「頭は頭蓋骨という超頑丈な骨で守られてて、仮に地震が起きたとしても針が頭に刺さったりなどもしない」だとか。

まぁ私が怖いのは「麻酔」「手術」という未体験のものに対する得体の知れない怖さで、針が怖いとかそういうのは全然なかったんですが、先生のこの自信たっぷりな様子にはかなり勇気付けられました。

手術室で準備開始

その後、クリニックの中の手術室に移動して、手術を始めるための儀式、みたいなやつが色々始まります。

(同じ建物の敷地内に手術室も併設されている。上手に隠れてて手術当日まで全然気がつかなかった)

ここではすでに大勢の看護師の方々が控えておりまして、手術初めての俺はすでにここでめっちゃ緊張しまくり

前日には十分な心の準備を済ませ、直前のカウンセリングまで済ませて「もうやるしかない!」って気持ちになってたのに、一気に心が弱まります。

ここからなんか色々本格的。

心電図を計測しながら血圧を計測しながら抗生物質などの薬を飲む。
Syokumou 4

手術前準備で緊張で具合が悪くなる

で、この手術前準備というのが色々緊張しまくることがいっぱいありまして、薬を飲みながら心電図のモニターをつけて同時に腕で血圧を測る。

心電図のピッピ言う音を自分で聞いてるだけで緊張するし、さらに腕とかも圧迫されて、なんか緊張感マックス。

で、顔面全体からものすごい汗が流れてきて、座ってるだけで具合が悪くなり、儀式を一時中断してそのまま手術用のベッドで横になるという…
Syokumou 6

その後、腕に点滴をつけて次の段階に移行します。(本来は座ったまま点滴を挿入。ちなみに点滴も人生初体験)

看護師の方々はみんなすげぇ親切でよかったです。嫌な顔せずイレギュラーな対応をしてくれました。

麻酔は注射的な痛さだけ

体調も復活した頃に先生が登場して、本格的な手術の準備。

まずはこれまた点滴に続いて人生初体験の注射による「麻酔」というやつです。
Before 1

体験談を聞いてると「麻酔は割と痛かった」って意見はいっぱいあったんですが、正直別にこれに関してはホント大したことないものでした。

まぁ痛い痛くないで言えばそりゃあ痛いんだけど、前頭部だろうが後頭部だろうが場所がどこだろうと普通に注射っぽい痛さがあるだけ。

手術前に具合悪くなった状態で座ってる方がはるかに大変で、それに比べれば楽な姿勢で何もしなくていい麻酔はホントに余裕。

その後に眠くなる系の注射も肩にうってもらって、その後手術に入るんですが、この注射も別にホントにどってことないごく普通の注射の痛さ。

想像を超えてよく寝ることができて一瞬で終わって最高

で、その後実際に手術をしてもらったわけなんですが、これがなんかもう嘘みたいにあほみたいに理想的にずーっと眠ることができて、ほとんど全部記憶がないんです。

多くの患者の人が「寝てたら一瞬で終わった」っていう感想だと聞いてはいたんですが、それでも全員がそうなるわけではない。

局部麻酔って「痛くはないけど感覚はある」みたいで、そんな感触を味わいながら何時間も過ごすのとかすげぇ嫌だよなーとか思ってたんです。

そもそも、美容院とかで1〜2時間座ってるのも嫌で、それだけでも割と人生において「苦痛」を感じるレベルなんですが、果たして手術で3時間も4時間もじっとしてるのとか耐えられるだろうか、って不安だったんです。

が、本当に寝てたら全部終わった。

(気分悪い状態を抜け出してからは)とにかく手術で寝るために、できるだけ心を落ち着かせ、眠ろう眠ろうと意識はしていたんですが、ここまでうまくいくとはさすがに予想できてませんでした。

手術の途中で、うつ伏せから椅子に座る状態に姿勢を変えてるはずなんですが、その場面すらほとんど記憶にありません。

マジメな話、手術だけで言えば美容院で髪の毛を切ってもらうときよりもラクでした。
(手術前に具合が悪くなった時は結構辛かった)

なんとなーく目が覚めたら、終わりましたよーみたいな感じで頭に包帯を巻いてもらってて、そのまま手術前の控え室に歩いて戻った感じです。

軽食と休憩をして帰宅

その後、軽食のサンドイッチを提供してもらい、控え室でそれを食べて、しばらくゆっくりしてから着替えて帰宅しました。

手術が終わった時は寝起きで眠い感じが割と強めで、割と全体的に頭がぼーっとした感じになっていたように思います。

そんな中でもちゃんと忘れずに写真を撮ってる俺偉い!
Syokumou 14

最後は、ニット帽を上からかぶって帰ります(夏だけど)
Nit 1

大体の所有時間

10時から手術カウンセリングが始まり、手術開始は11時くらい?

で、手術が全部終わったのが15時10分くらいで、割と眠かったので1時間くらい軽食を食べてからもゆっくりさせてもらい、名古屋駅に到着したのが16時32分でした(記録から振り返る)

家を出たのが9時半くらいで、帰ってきたのがだいたい17時半。ほぼ丸っと1日かかった計算です。

翌日には再びクリニックを訪問して、包帯を取ってもらう&術後状態のチェックをやってもらうんですが、続きはまた次回にまとめたいと思います。

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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