
iPhone7でSuicaが使えるようになってから、まぁこれでもかと日常生活が便利になって、財布の中身やらカバンの中身すらも改めて考え直すようになりました。
その際に、ApplePayをお得に使うためのクレジットカードをどうしようか、みたいなことも考えたりしてたんですが、それよりもApplePayの便利さが偉大で、とりあえず1%ポイントで還元されるAmazonカード(iD)、楽天カード(QuickPay)を登録してそれで満足しておりました。
還元率が高いということよりも、便利さの方が大事だったんです。
でも、最近ちょっと工夫してiPhoneのSuicaを使えば、最大還元率3%で、もちろん年会費とかもかからない方法があるってことを知って、改めてクレジットカードなども見直してみようと思ってます。
iPhoneでSuicaを使う場合の最強カードは還元率1.5%のビックカメラSuicaだと思ってた
これまで、ApplePayを使うのに最強のクレジットカードはビックカメラSuicaカードだと思っていました。
ビックカメラSuicaカードの特徴はこんな感じです。
- iPhoneのSuicaへチャージしたら1.5%のポイントが貯まる
- 年会費実質無料(1年に1回使えばいい)
- JR東日本エリアのオートチャージ対応
- 普通に使っても還元率1%(他のオートチャージ対応カードは大抵0.5%
こうやって考えると、確かにまぁiPhoneのSuicaで1.5%の還元率ってのは魅力的なんですが、私の場合そもそもが毎月の電車代はせいぜい月々5000円くらいだし、それ以外のiPhoneでの支払いはiDとかQuickPayの方がチャージの必要がなくて便利。
だったら、年間で数百円得をするために、わざわざビックカメラSuicaを申し込んで、それを使うとかって、お得感よりめんどくささが上回るよね。
数百円のために手間暇かけるくらいだったら、Suicaは昔作ったテキトーなクレジットカードでチャージすればいいか、って思ってました。
LINE PAYカードは還元率がいつでも2%だった
そんなことを思ってた最中に知ったのがLINE Payカードという「クレジットカードみたいなプリペイドカード」
LINE Payカードがどんなものなのか、っていう説明は一言では難しいんですが、無理やり説明するならばクレジットカードっぽい使い方ができるけど「あらかじめチャージされてる残高までしか使えない&他のクレジットカードみたいに使えない場合がある」っていうクレジットカードっぽいもの。
デビッドカードとかとも似ていますが、先に残高をチャージしないといけない意味でデビットカードともまた違う、クレジットカード的に使えるプリペイドカードです。
基本的にJCBブランドのマークがついたお店ならば利用可能なんですが、ガソリンスタンドや公共料金の支払いには登録できない場合があったり、本人確認を済ませないと海外で使えなかったりする場合もあるので注意が必要です。
(公共料金やガソリンスタンドの場合、事前に請求額がわからない状態でクレジットカードを認証しなければならないため、残高がわからないデビットカードなどでは使えない、という話を以前どこかで聞いた)
で、こういう感じでなんか難しい話があるわけなんですが、事前チャージが必要ということを除けば、基本的には普通に使えるクレジットカードとほぼ同じ、と考えていいものだと思います。
そして、今回の話において重要なのは、このLINE Payカードは、クレジットカードと同じように使えつつ、ポイントの還元率が2%あるということ。(100円ごとに2ポイント)
さらに、このカードを使ってiPhoneのSuicaに残高をチャージでき、その際にもちゃんと2%のポイントが付与される、ということ。
(多くのクレジットカードはiPhoneのSuicaにチャージしてもポイントが付かない)
Android端末のモバイルSuicaをiPhone7へ移行する方法 | ごりゅご.com
ポイントはそのまま「次回の支払い」に使える
さらにこのLINE Payポイントというのが非常に優秀で、たまったポイントは1ポイント1円、1000ポイントから「LINE Payの残高」に加算できます。
よくある「ギフト券との交換」とか「なんたらポイントとの交換」みたいな難しいことを考えず、ちゃんと「2%還元できるカード」として使えます。
こういうポイントってAmazonや楽天のポイントとかギフト券にると、無料で買い物ができた気分がしてお得感が高いんですが、現実的にはポイントをそのまま次回の支払いに使える方が貯まったポイントの無駄遣いもしなくもていいんですよね。
LINE Payへのチャージ方法
ちなみに、この「プリペイド式」であるLINE Payの残高は、以下のような方法で追加可能です。
- 銀行からの振込
- 銀行口座からのオートチャージ
- Pay-easy
- コンビニ
- チャージ専用口座
クレジットカード慣れしている自分的には、プリペイドカードへのチャージはいつもクレジットカードを使っているんですが、LINE Payはさすがに基本それは無理。
ただ、銀行口座を設定しておいて、指定金額を下回ったらチャージするオートチャージの仕組みはあるみたいなので、基本的には手間いらずで、クレジットカード感覚で使うこともできそう。

ファミマTカードを組み合わせるとさらに最大1%上乗せできる
そしてさらに、ファミマのTカード(クレジット機能付きのもの)を組み合わせてやると「LINE Payへのチャージでもポイントを貯める」という必殺技も利用可能。
ほとんどのクレジットカードは、公共料金や金券の購入、プリペイドカードチャージなどは現金以外での支払いには対応していないのが普通なんですが、ファミマTカードは「公共料金、保険取次ぎ、Famiポート収納票によるお支払い等」を支払う場合にも、200円につき1ポイントのポイントがつくようになっています。
で、LINE Payへのチャージというのが「Famiポート収納票によるお支払い等」(収納代行)の扱いで決済がされるみたいで、これによってファミマTポイントをもらいつつ、LINE Payの残高をチャージできる、という必殺技が利用可能になるわけです。
以下の表に、どのタイプのTカードがどんな支払い方法を選択可能か、というものが詳しく載っています。
ポイント早見表(貯まる)|ファミマTカード -Tポイント-|FamilyMart
ファミマTカードでもらえるポイントはT-ポイントなので、LINE Payのような万能のポイントではないんですが、ファミマやツタヤ、ガストなどT-ポイントの使い道がある人には便利なサービスかと思います。
そしてこのファミマTカードは、毎週火曜日と土曜日は「カードの日」という謎のキャンペーンをやっており、この日にファミマTカードを使ってやるとポイントが2倍になるという仕組みになってます。
カードの日|ファミマTカード -Tポイント-|FamilyMart
これによって、LINE Pay支払いが200円につき2ポイントのTポイントがもらえるようになり、LINE Payへのチャージで1%還元が達成できるようになります。
また、LINE Payのチャージ以外でも、公共料金の支払いにも使える、貴重なクレジットカードでもあります。(これも火曜日土曜日に支払いをするとお得)
ファミマでのLINE Payへのチャージの仕方
ファミマで実際にLINE Payにチャージする際にはちょっと注意する必要があって「LINEアプリで支払い金額を入力して」「ファミマのファミポートで指定された受付番号と予約番号を入力」
そして、ファミポートで発券されたチケットをレジに持って行って、レジで支払いをする、という方式。
【LINE Pay】コンビニチャージの方法をご紹介! : LINE公式ブログ
その際にファミマTカードで支払いをしてやればオーケー。
純粋な2%還元のカードとしてもすごいLINE Payカード
長くなったので、とりあえずまとめると、LINE Payカード、超優秀です。
純粋なクレジットカードとしては使えない場合があるので、もう1枚くらいは予備のクレジットカードを持っておきたい所ですが、普通に還元率2%のクレジットカードとして、可能な限り支払いはこれで済ませるようにしようと思ってます。
(以前作ったリーダーズカードは規約変更が繰り返され、全然お得なカードとは言えなくなってしまった)
還元率2%のクレジットカードとか、そう簡単に見つからないですからねぇ。
LINE PAYカードの申し込み方法
ちなみに、LINE Payカードは、LINEアプリから申し込みをするか、コンビニで買う(0円 初期チャージ金額を支払う)って方法で入手することができます。
せっかくだから今日中に手に入れようとついさっきファミリーマートに行ってLINE Payカードを探してきたんですが、田舎だからなのかなんなのか、店頭にカードが置いてなかったので、仕方がないからLINEアプリから申し込みをしました。
(12月3日現在取り扱いがあるコンビニはファミリーマートとローソンのみ)
コンビニで買ったカードは12月31日までなら120円分、下記のリンク経由なら300円分のポイントがもらえる(友達紹介的なやつ)ので、急いでないならオンラインで申し込みをした方がお得かもしれません。
LINE PAY申し込み(スマホからのみアクセス可能)
ネットを見てるととりあえず「Amazonの支払いカードには設定できた」と書かれているのは見つけましたが、Appleのウォレットには登録できませんでした。
詳細は後日改めてまとめます。
参考
LINE PAY申し込み(300円分のポイント付き。スマホからのみアクセス可能)