最近日記の使い道について色々と考えるようになってから、長年やろうと思っていた「過去の日記のデジタル化」についに手を出すことにしました。
我が家には「なんかかっこいい気がする。でも使い道が見つからずただの日記として終わったほぼ日手帳」が、2004年から2009年まで存在しております。(その後、日記はEvernoteなら安いし便利じゃん、と思い立ってEvernoteにハマっていく)
これまでに卒業アルバムなんかも電子化したりして、もう大体家にある「残しておきたい紙」というやつはほとんど電子化は済ませているんですが、唯一残っていたのがこの日記。(ほぼ日手帳はまだもったいない気がして裁断できない)
で、これをどうしようか考えてて、一時はScrapboxに過去の日記を移行しようとしたりとか色々と考えていたんですが、最終的に「100年日記」というiPhoneアプリを使って過去の日記の写真を撮影し、それをEvernoteに同期する、という方法を取ることにしました。
100年日記でEvernoteに日記を移動
100年日記アプリはこんな感じのもの。
同じ日付を「年別」で閲覧ができるようになってたり、写真だけで振り返ったり、カレンダーで振り返ったりとかできますよ、っていうiPhoneの有料アプリです。
Evernoteと同期したりできるのもウリの1つ。
正直な所、1日の日記で3枚までしか写真を保存できないとか「今日」の日記を書き始めるための手数が多かったりで、現在進行形の日記アプリとして使う気にはなれなかったんですが、とりあえず「過去のアナログの日記を写真に撮ってEvernoteに整理する」というアナログな作業の手数を減らしてくれるアプリとして重宝しています。
Evernoteと同期をすると、100YearDiarySyncというノートブックが作られて、そこに1日1ノートの形式でノートが作られていきます。
Evernoteアプリで見てみるとこんな感じ。タイトルが自動で日付になります。
「日記の日付」をタイトルに入れてくれるだけでなく、その日付が「Evernoteのノートの作成日」になってくれればなお嬉しいんですが、現状そういう仕組みにはなっていませんでした。
(追記:2017年7月13日に「日記の日付をEvernoteのノート作成日にしてくれる」ようになっていたのを確認しました。ありがたい!)
まぁ難しいことは置いといて、このアプリのおかげで一応「ちゃんと日付が入った日記を作れる」というのはありがたい限りかな、と。(過去の日付を手で入力するのは大変面倒で、それが楽になるだけでだいぶありがたい)
一度に一気に日記の記録とか大変すぎるので、週に2〜3回、1回10分くらい、過去の日記を読み返すついでにボチボチとデジタル化を進めていこうかな、って感じでボチボチと進めています。
ちなみに、この100年日記は「タイトルのフォーマットを100年日記フォーマットにすれば」アプリ側からもEvernoteの日記とかを見たりできるようになります。
が、試しに「たすくま」で作った日記を入れてみたんですが、あらゆるレイアウトが崩れまくったり、写真が3枚しか入らなかったり何だったりで、結局やっぱり「過去の日記を整理して取り込むためのアプリ」になりました。
当初は、同じようなことをScrapboxを使ってやってみようと思った(いろんなタグがリンクしたら楽しそう)んですが、これは写真をGyazoにあげて、さらに日付のタイトルをつけて日記、みたいなのがめんどくさすぎて諦めました。
このアプリは、そんな風に俺がScraobpxoで100年日記を作ろうとしてるのをみて、それを羨ましがったうちの奥さんが見つけてきたアプリです。
この手の「日記」みたいなのを残しておくのは、色々試してみても結局はEvernoteに帰ってきてしまうんですよねぇ。
アプリ云々の使い勝手とかよりも、この辺の「外からの受け入れ力」みたいなのも大事なんだなぁと改めて思いました。