つい先日、タスクシュート式ToDoアプリ「たすくま」を使って3年が経過したところなんですが、その際にこんな意見(感想?)をいただきました。
てっきり、クラウドの方に完全移行したものと思ってました。
— Toshi (@t8295084) July 27, 2017
そう言えば俺「たすくま使い始めたよ」って記事とか「タスクシュートクラウド使い始めたよ」って記事とかは書いたんですが、今現在の「たすくま」と「タスクシュートクラウド」の両方を併用してるスタイルについてはブログに書いてなかったことに気がつきました。
今現在の「両方併用してる」(だけどそんなに面倒ではないと思ってる)いいとこ取りスタイルをご紹介したいと思います。
たすくま&タスクシュートクラウドをどう使い分けるか
2つのタスク管理アプリを同時に使っていますが、基本的に、心の中での「メインツール」はiPhoneアプリの「たすくま」です。
そしてタスクシュートクラウドは、概念として「パソコンの前にいる時だけ使うもの」で「パソコンで仕事する時には最強のツール」
PCの前ではタスクシュートクラウド最強
たすくまというアプリはiPhone専用アプリなので、これで「タスク管理」をしていると、パソコンに向かってお仕事してる時に毎回iPhoneを持ち上げて「次にやることはなんだろうか」って確認するのはという、超メンドくさい事案が発生します。
対して、タスクシュートクラウドは基本的に「ウェブアプリ」で、しかも「キーボードのみで操作ができる」
これによって、パソコンに向かってる時はキーボードから一切手を離さず、肉体的な動作を最小限に抑えてお仕事が可能。
キーボードショートカット大好きな人にとってはこれだけで「タスクシュートクラウドすごい」
「リンク」を作ってWebページでもEvernoteでも好きなページを開けるのが最強
また、タスクシュートクラウドはタスク1つ1つに「リンク」を設定でき、それによってWebページもEvernoteの特定のノートなども自由自在に開ける、というのが最強に天才です。
今からこのタスクやる、って時に「その手順などが書いてあるEvernoteのノートを同時に開く」ことができるのは本当に神がかって天才です最強です。
例えば私の場合、最近は毎日真面目に帳簿付けをしてるんですが、どういう経費をどういう費目に割り振ってるかの確認だとか、どういうお金がいつ振り込まれる予定なのかとか、タスク「帳簿付け」を実行した時に、そういうが全部書かれたノートを同時にエンターキーを押すだけで開くことができる。
これによって、手順書を作ることは全然面倒ではなくなり、むしろこういう手順書というものが、日々のいろんな「やること」の効率をものすごく上げてくれるということが本当によくわかるようになりました。
もちろんウェブサイトのURLとかも開けるので「アクセス解析見る」みたいな場合でもそれに連動してGoogleAnalyticsのページも開けるし「Kindleセールを見る」とかでKindleのセールページを開くことも可能です。
(ちなみに例えばOmniFocusとかカレンダーとかでも同じように「ToDoとEvernoteのノートやURLを紐付ける」ことは可能です。とにかくこの方法はありとあらゆるEvernoteユーザーにオススメ)
Evernoteのノートリンクで https:// じゃなくて evernote:// を取得する方法 | ごりゅご.com
大量の「ちょっとしたこと」を記述しても実行が面倒になりにくい
また、基本的な操作をパソコンに向かってキーボードだけで済ませることができるため「いちいちタスクとして登録、実行するのが面倒に感じるレベル」の、1分もかからず終わるようなチェック項目も、繰り返し設定をしておけばこれを10個20個実行しても全然面倒ではありません。
3年くらい「タスク管理」してみてよくわかったのは、15分を超えるレベルの「タスク」はもうそれだけで実行しようとすると「重い」「手をつけづらい」
だから、可能な限り毎日「1個のことにかける時間を短くして」「それを毎日少しずつ繰り返す」ってのが最強かつ効率的。
ていうか、そういう仕組みであれば自分でもちょこっとずつ「お仕事」というものができるようになってきているのを実感しています。
で、このタスクシュートクラウドはその「細かいタスクを作る」とか「細かいタスクをどんどん実行する」ってのが実にやりやすい仕組みなのです。
こうやって「細かいタスクで埋め尽くす作戦」を実行することで、ようやく最近は大体ほぼ毎日「タスクリストに書かれてることを大体済ませる」ってのができるようになってきたのです。
パソコンの前にいない時、日記的な用途としては「たすくま」
で、そんな感じでタスクシュートクラウドは「仕事道具」としては最強に素晴らしいんですが、我が人生のもう1つの目的である「日記」には全然向いてないのです。
日記を書くことは何の役に立つのかということを真面目に考えている | ごりゅご.com
一応タスクシュートクラウドはウェブブラウザで操作するツールなので「iPhoneからでも操作できる」ようにはなってるんですが、時間過ぎたよって通知がたまに連発して鬱陶しかったり、電波弱いとうまく動かなかったりとか、パソコンの前にいない時には残念ながら使う気になれませんでした。(2ヶ月くらいタスクシュートクラウドだけにしたけど、不便を感じて諦めた)
また、タスクシュートクラウドというやつは「何回も自由にメモを残す」とか「写真を残す」っていう俺の中で大変に重要な「日記的な役割」を任せられないのと、記録をEvernoteに保存するのが大変にめんどくさいというのも大きな問題。
例えば子供と動物園に遊びに行った場合、タスクとしては「動物園に行く」というものを記録してます。
でも、記録としては「動物園に行く」なんだけど、その数時間の間にはいろんな出来事があるわけで、可能な限りそれらも「記録」として残しておきたい。
また、その最中の写真なんかも一緒に残しておけば、後日Evernoteから簡単にその1日を振り返ることができる。
この「実行した出来事」と「その場その場でのメモや写真」を同時に残しつつ、1日分をまとめてEvernoteに保存できるツールってのが結局今の所「たすくま」しか存在していないのです。
写真だけならGoogleフォト見れば簡単に全部振り返ることができるし、どこに行ったとかはSwarmの履歴とかカレンダーを見れば大体全部見返すことはできるんだけど、1箇所に必要十分な記録が残ってないと、結局面倒でその記録は活用しづらいんだって、3年考えてようやく気がつきました。
日記の場合、その1日で何をしたのか、どういうことを思ったのか、みたいなのが「1つの場所」(Evernoteの場合は1つのノート)にまとまっていないと、結局見返したりしないし、その記録を活用したりできない。
たすくまには「仕事」タスクでタスクシュートは「生活」タスクを登録
で、最終的には朝起きてからお仕事を始めるまでは基本的にたすくまで記録を残して、一通りのことを済ませたらたすくまで「仕事」を実行してパソコンに向かう。
パソコンの前で仕事をしている最中は「タスクシュートクラウド」を操作しながらお仕事。
パソコンの前から離れるときはタスクシュートクラウドは「昼ごはん」「夜」みたいな生活タスクを実行しつつ、再び「たすくま」を操作して生活モードに切り替え。
翌日に記録をEvernoteに保存した後は、前日の記録を見返しつつ「タスクシュートクラウド」上での特別な出来事だけ「日記」に転記する。
こんな感じのことを実行しています。
それにしても、慣れてどってことないと思うようになったけど、文字にすると大変ものすごくめんどくさいことをしていますねぇ。