2017年の目標の一つ「LINEスタンプを作る」を達成できました。
iPadと無料アプリだけでスタンプ制作できたので、使用したアプリと作り方の手順をまとめてみます。
今回制作したLINEスタンプ「果物園ふるっと」
まずAdobe Drawというアプリでスタンプ用のイラストを描いて、その後LINE Creators Studioアプリでスタンプの登録→申請→販売開始までの手続きができました。
今回はAdobe Drawでイラストを書きましたが、背景透過の画像が書き出せるお絵かきアプリならどれでもOKだと思います。
使用したアプリ
スタンプを描くために使用したアプリ
スタンプはすべてこのAdobe Drawアプリのみで描きました。
スタンプを登録&申請に使用したアプリ
基本はiPhone版のアプリですがiPadでも使用可能
スタンプを登録&申請するのに使用
LINEスタンプの制作手順
Adobe Drawでスタンプのイラストを描く
まずはAdobe Drawを使ってスタンプにしたいイラストを描いていきます。
1個づつバラバラに描くと統一感が失われそうだったので、一旦全てのスタンプを1つのキャンバスに描いていくことにしました。
Adobe Drawにはテキスト入力ツールはないので、文字も手書きで入れていきます。
LINE Creators Studioアプリで後から文字入力もできるので、文字はなしでもいいかも。
スタンプは最小8個から、16個、24個、32個、最大40個までセットにして販売できます。
スタンプ画像の書き出し
描けたら右上の設定(歯車のマーク)から「フォーマット」を選び「新しい形式」を選択。
名前はわかりやすく「LINE」幅370px、高さ320pxで「形式を保存」して、保存できたら「LINE」の形式を選びます。
キャンバスいっぱいになるようにそれぞれのスタンプを配置していきます。
ちょっと手間がかかるので、最初からLINEスタンプサイズの形式を作成してそこに直接描いていったほうが楽かもしれません。
背景レイヤーを削除するか非表示にして透過状態で画像書き出ししていきます。(背景がグレーのチェックになって入ればOK)
右上の共有メニュー(四角と上矢印のマーク)から「画像を保存」を選択
全てのスタンプを同じように保存していきます。
スタンプ画像全てカメラロールに保存できたらOK
スタンプを登録&申請する
LINE Creators Studioアプリを開いて、スタンプを登録していきます。
「+スタンプを作ろう」をタップして名前を入力(この名前は後から編集可能)
新しいスタンプセットが作れたら下の「+」マークからカメラロールを選択(真ん中の丸いアイコン)
カメラロールから先ほど保存したスタンプ画像を選択して、大雑把に指でイラスト部分を囲む。(囲った後に線を動かして調整できるので、あまり余白がはいらないように丸く囲む)
このアプリで文字を入力したり、色調補正などもできる。
ただし日本語フォントは種類が少ないので手書きの方が味は出る。
残りのスタンプも同じように読み込んでいけばOK
全て読み込みができたら右上の「販売」からスタンプを申請していきます。
メイン画像を選んで
スタンプ名やスタンプの説明文などを入力
申請完了するとLINEでメッセージが届きます。
LINEスタンプ申請から承認まで
2017年9月27日に申請して、約2週間で承認されました。
承認完了後は再度LINE Creators Studioアプリで販売開始をします。
LINEスタンプを作った感想
iPadだけでLINEスタンプが作れたので、かなり簡単にできました。
Adobe Drawなら手書きでも線は綺麗になる(スムージング)ので、ガタガタ感もすくなく塗りつぶしも簡単にできるので、おすすめです。
また新しいスタンプも作ってみようと思います。