理系の料理の執筆以降、自分の生活の中で「料理」というものは完全に日常に溶け込み、人生の大きな趣味の1つとして確立しました。
そんな中、ちょいちょいブログに「これ買ったよ」みたいなのは書いてるんだけど、基本「買って書いておしまい」になってて、これは勿体無いぞ、と。
最近、ブログ書いて今でも使ってるお気に入りのやつ、ってのはちゃんともう1回ブログにまとめないともったいないなーと思うようになってきた。
買いました、よりも今でもずーっと気に入って使ってるって方が説得力強いよね。— 五藤隆介(⌚️あなたの知らないApple Watch🖋著者) (@goryugo) October 12, 2017
それよりも、今も使ってる、今もお気に入りのものをまとめた方がはるかに「正しい評価」ができるやん、と思いまして、今年すごーくいっぱい使ったお気に入りの台所用品、キッチングッズなどをまとめてみたいと思います。
保存期間が3倍以上延びる野菜保存袋
とにかく野菜の保存に関しては最強に素晴らしいのがこれ。
買ってきた野菜を袋に入れて、さらに冷蔵庫にしまうってのは正直めんどくさいけど、こういう面倒なこと嫌う妻でさえも1週間2週間使って長持ちすることを実感して、なんだかんだと文句言わず使ってくれるようになったもの。
1000円くらいで一式揃えられて、お試ししやすいのも良いところ。
ご飯を炊く鍋&おひつ&精米機
心の底から米が美味しいと思える3点セット「ご飯炊き鍋・おひつ・精米機」
まず最初に、玄米を買うことで「精米後の味の劣化を抑える」
精米するのはいつも基本1回分4合のお米。精米機は多分どれ使ってもあんまり変わらないけど、我が家ではこれを使ってます。
で、次に重要、というか一番重要なのが「ご飯釜」
使い始めて2年くらい。
Amazonレビュー欄でも絶賛されまくってるんだけど、とにかくこれでご飯炊くとご飯の美味しさが全然違って我が家では炊飯器を使わなくなりました。
最初の1回はちょっと失敗しておこげが出来たんだけど、以降は全く問題なし。
- 水を入れて蓋をしないで10分強火で沸騰させる
- 蓋をして12分弱火
- 30秒強火
- 火を止めて15分蒸らす
我が家ではこの手順で、ほぼ失敗なく「神がかって美味しいご飯」を食べてます。
鍋(お釜)本体は結構重くてゴツいんだけど、多分この重さが美味しさに大きく影響してる感じなので、重いのも苦にはなりません。
IHも利用可能とのこと(我が家はガス火)
で、このご飯釜で炊いたご飯を美味しいままにしておくのに超重要なのがご飯を保存しておく「おひつ」
いつもご飯釜で4合ご飯を炊いて食べ、その残りをこのおひつで保存。
おひつを使い始めてわかったんですが、炊きたてのご飯であれば炊飯器でも十分に美味しいんですが、全然違うのが「その後」
炊飯器で保温しておくだけで劣化する以外にも、ラップやプラスチック容器などの透湿性が低いものにご飯を置いておくことでの味の劣化というのがかなり大きいと思います。
我が家調べでは「ご飯釜で炊いたご飯をおひつに入れて、翌日レンチンしたご飯」すら炊飯器の炊きたてのご飯よりもずっと美味しいという結論になっております。
正直、ご飯釜でご飯を炊くのは火の前を離れられないという点で手間暇は大きく、万人にオススメはしづらいんですが、炊飯器で炊いたご飯でもすぐにおひつに入れておくだけでもかなり「美味しいままのご飯」を食べられます。
最近おひつの蓋を割ってしまったんですが、即座に新しいやつを買い直したくらいには気に入っています。
また、説明書には「冷蔵庫に入れたら翌日中には食べきってね(美味しくなくなるよ)」って書いてあるんですが、3〜4日くらいは美味しいままで保存できてるような気がしてます。
鉄フライパン
料理を覚え始めた時に、まず憧れて最初に買った「プロっぽい道具」
うまく扱うには言語化しにくいテクニックが結構あって「理系の料理向けではない」道具なんだけど、チャーハンはこれで作ると確実に美味しい。
テフロンフライパンよりも熱伝導性が高く、素早く食材に熱が伝わることが「美味しくなる理由」らしい。
買ったやつはリバーライト、28cmの炒め鍋というやつ。
鉄フライパンの中では錆びにくいもので、多少値段は高い(当時6000円くらい)けど、テフロンと違って無限に使えることを考えれば安い。(テフロンフライパンは2〜3年でテフロン加工がダメになり、基本買い替えor再加工の必要がある)
また、1個下の「せいろ」を蒸すのにも中華フライパンが役に立って、このためだけでも買う価値ありと言えるレベル。
中華せいろ
「蒸し料理」って作るの難しいイメージがあって敬遠してたんだけど、実はせいろを買ってフライパンに乗っけてやればそれで使える、ってことを覚えてから利用機会が増加。
もやしと豚の薄切り肉を買ってきて蒸篭で蒸して、ポン酢つけて食べればそれだけで超うまいせいろ蒸しの完成。
ていうか、サツマイモや人参などの根菜系のものは、とりあえずなんでも蒸篭で蒸せばだいたい超美味しい。
そして今年覚えたのが「茶碗蒸し」
中華蒸篭だと背が低いので、一般的な茶碗蒸しの容器は蓋が閉まらないんだけど、我が家ではコレールの多様ボウルで茶碗蒸しを作成。
レンジで「す」ができない茶碗蒸し、とかは全部失敗したけど、蒸し器で作る茶碗蒸しは簡単だし失敗なし。
しかも次項目の「袋入りのパック出汁」を煮出すだけで茶碗蒸しの味付けは完璧。
蒸篭での蒸し料理はこれからも色々新しいものを探していきたい、自分的にも盛り上がってる料理。
ちなみに、この記事書くためにAmazonを色々見ていたら、フライパンをそのまま蒸篭にしてしまうセット、ってのも売ってました。
これはこれで手間少なそうで良さげで気になる。
味噌汁もうどんも煮物も茶碗蒸しも超簡単に美味しく作れるパックの出汁
コミュ力高すぎるうちの息子が近所のおばちゃんと仲良くなって、お土産にもらってきた出汁パック。
これがなんというか驚異的に美味しくて、同じものを売ってるところを探し出して見つけたのがこれ。
![]() 鰹だし 鰹ふりだし(ティーパックタイプ)お徳用3箱セット(42パック×3箱) 国産原料厳選 和風だし かつおふりだし【出汁】【万能 和風だし】【だしの素】【かつおだしの素】【和風だし】【万能】【和風だし パック】★5,500円以上送料無料
|
何がすごいって、この出汁パック入れて沸騰させた「だけ」のうどんのつゆが驚異的に美味しい。
また、ほんだしを使った味噌汁を全く飲まなかった息子も、この出汁パックで出汁を取った味噌汁ならば残さず飲み干すようにもなりました。
120個くらい入ってるパックが約4000円で、単純計算すると、うどんのスープが1杯34円。
味噌汁ならば1杯10円未満。
ガラスみたいだけど割れない安心コップ
「ゆらぎ」っていう名前の、見た目はガラスみたいなんだけどガラスじゃない、プラスチックみたいな「トライタン」という素材でできたコップ。
食洗機でも使えるし、口が斜めになっていることで「重ねて乾かせる」
1個500円ちょっとで、パッと見の値段は「意外に高いなこれ」って感じなんですが、3個買って超気に入って、追加で3個購入した代物。
感覚的には「質感の高いプラスチックコップ」なので小さい子供にも安心して使わせられるし、キャンプやらバーベキューの外で使う用途でも使いやすい。
気に入って使ってるのは240ccの透明のものだけど、色が入ってるやつや、もっとサイズが大きいもののほか、同じ素材のワイングラスやビールジョッキ、プレート(お皿)なんかも売ってます。
シャトルシェフ
「放置しておける」「煮崩れしない」というのが実に便利なサーモスのシャトルシェフ。
仕組み的には「熱くした鍋を魔法瓶に入れといてあったかいままの状態で火を通す」って感じのもの。
火を消して「放置しておける」というのが便利なだけでなく、シャトルシェフだと「ジャガイモが煮くずれしないカレー」を作れるというのが重要。(もちろん肉じゃがも煮くずれしないし、あらゆる料理で同じことが言える)
お昼にカレーの下ごしらえしとけば、夜は超簡単にカレーが完成。
また、最近で超簡単チャーシューを作って「自家製のラーメン」を作って食べるてのもお気に入り。
チャーシューを作るときの煮汁にゆで卵入れとけばラーメンができるし、煮汁は煮詰めてそのまま「秘伝のタレ」に。(最近はこの秘伝のタレを冷凍庫で保存して、次回のチャーシューづくりに再利用してる)
タレをウェイパースープで割ってやればラーメンのスープもできるので、これで麺以外は一応「全部自分で作ったラーメン」のできあがり。
他にもこんな感じでお気に入りいっぱいあるんですが、長すぎになってきたのでこの辺で。
- 和平フレイズパンチングざる&ボウル
- イチョウのまな板(岐阜の商店街のイベントで買ったやつ)
- にしむら⭐︎めい器
- 大さじ小さじが測れるおたま
- 卵焼きフライパン
最後に。
食洗機は神です。とりあえず持ってないなら買って間違いないです。
最初は結局乾いたやつを片付けたりして大して手間暇変わらんと思ってたんですが、時間計測してみたら全然違いました。
さらに今年は、1ヶ月食洗機がない生活をして改めてもう一度食洗機の便利さを思い知りました。