家族間で同じアプリを無料で利用できるiCloudのファミリー共有設定

AppleIDの「ファミリー共有」が色々便利で快適で素晴らしいです。

一度登録さえ済ませてしまえば、家族の誰かが購入したアプリや映画、音楽などは無料でダウンロードできるし「家族のiPhoneから自分のiPhoneを探してもらう」なんてことも可能。

また、カレンダーやリマインダー、写真についても自動的に「家族用」のものが作られるので「家族会議」を実施する際にも便利なことはいっぱいです。

ファミリー共有の設定方法

ファミリー共有の設定は簡単で、iPhoneの「設定」アプリから自分のアップルIDのところ(1番上のやつ)を選んで「ファミリー共有」を選択。

あとは、ファミリーメンバーを追加、のところからファミリーに追加したい人に「メッセージで依頼」してやればオッケー。相手が「承認」すればそれで完了です。

また、AppleIDには「子供用アカウント」というものも存在していて、子供用アカウントはクレジットカードなしでも簡単にApple IDが作れる上に、アプリも「親が許可したアプリだけインストールできる」という設定にすることが可能です。

iCloud容量の共有がお気に入り

また、最近は有料のiCloudストレージ(200GB以上のプラン)も家族間で共有ができるようになったことにより、我が家は月1300円の2TBプランを契約して、写真から書類からほとんど全てのデジタルデータはiCloudに保管するようになりました。

Dropboxなどと違ってApple標準の機能なので、iPhoneでもMacでも何も設定はいらないし、iCloudの「いい感じに容量を調節してくれる」のが大変俺好み。

(写真などは、古いものはサムネイルだけ。Macのファイルなども、使わないものを空き容量に応じて自動で「ローカルに置かない」ようにできる)

Dropboxを使って「パソコンのストレージを節約しつつファイルは全部Dropbox」とかってやろうとすると「このパソコンでダウンロードするフォルダを自分で設定して管理」みたいなのが必要だけど、iCloudは良くも悪くも「一覧は全部あって、必要なさそうならファイルはクラウドのみで保存する」という仕様。

カレンダーやリマインダー共有の入り口にもなる

また、ファミリー共有を作ると「自動で家族カレンダーや家族リマインダーが作られる」というのも大変に良いところで、設定とかめんどくさがるパートナー相手にスムーズに共有カレンダーや共有買い物リストを使ってもらうための助けになります。

これが超お手軽便利で、最近は様々な場面で「Apple標準」を利用することが増えてきました。

奥さんが予定を変更したり追加したりしたらiPhoneに通知が来る、ってのも結構便利で、気がつけばカレンダーもGoogleカレンダーはやめてiCloudカレンダーばかり使ってます。

家族が買ったアプリを使えるだけでも最強

とりあえず家族で2人以上iPhoneを使ってる人がいれば、家族が買ったアプリを使えるという一点だけのためにもファミリー共有しといて損はないかと。

結構色々便利なことが多くて、全部書こうとすると終わらないので、ファミリー共有について詳しく知りたい方は、Apple公式の説明をどうぞ。

iCloud – ファミリー共有 – Apple(日本)

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

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