AppleIDの「ファミリー共有」が色々便利で快適で素晴らしいです。 **一度登録さえ済ませてしまえば、家族の誰かが購入したアプリや映画、音楽などは無料でダウンロードできる**し「家族のiPhoneから自分のiPhoneを探してもらう」なんてことも可能。 また、カレンダーやリマインダー、写真についても自動的に「家族用」のものが作られるので「家族会議」を実施する際にも便利なことはいっぱいです。 [家族会議時にiPadで作る毎週の子育て・仕事分担カレンダー](https://goryugo.com/20180116/ipad_weekly_calender/) ## ファミリー共有の設定方法 ファミリー共有の設定は簡単で、iPhoneの「設定」アプリから自分のアップルIDのところ(1番上のやつ)を選んで「ファミリー共有」を選択。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2018/01/5742998d455d7068ca977f338d04dc65.png) あとは、ファミリーメンバーを追加、のところからファミリーに追加したい人に「メッセージで依頼」してやればオッケー。相手が「承認」すればそれで完了です。 ![](img/goryugo.com/wp-content/uploads/2018/01/3da1900486b14517f2228acbf8e07dcf.png) また、AppleIDには「子供用アカウント」というものも存在していて、**子供用アカウントはクレジットカードなしでも簡単にApple IDが作れる上に、アプリも「親が許可したアプリだけインストールできる」**という設定にすることが可能です。 ## iCloud容量の共有がお気に入り また、最近は**有料のiCloudストレージ(200GB以上のプラン)も家族間で共有ができるようになった**ことにより、我が家は月1300円の2TBプランを契約して、写真から書類からほとんど全てのデジタルデータはiCloudに保管するようになりました。 Dropboxなどと違ってApple標準の機能なので、iPhoneでもMacでも何も設定はいらないし、iCloudの「いい感じに容量を調節してくれる」のが大変俺好み。 (写真などは、古いものはサムネイルだけ。Macのファイルなども、使わないものを空き容量に応じて自動で「ローカルに置かない」ようにできる) Dropboxを使って「パソコンのストレージを節約しつつファイルは全部Dropbox」とかってやろうとすると「このパソコンでダウンロードするフォルダを自分で設定して管理」みたいなのが必要だけど、iCloudは良くも悪くも「一覧は全部あって、必要なさそうならファイルはクラウドのみで保存する」という仕様。 ## カレンダーやリマインダー共有の入り口にもなる また、ファミリー共有を作ると「自動で家族カレンダーや家族リマインダーが作られる」というのも大変に良いところで、設定とかめんどくさがるパートナー相手にスムーズに共有カレンダーや共有買い物リストを使ってもらうための助けになります。 これが超お手軽便利で、最近は様々な場面で「Apple標準」を利用することが増えてきました。 奥さんが予定を変更したり追加したりしたらiPhoneに通知が来る、ってのも結構便利で、気がつけばカレンダーもGoogleカレンダーはやめてiCloudカレンダーばかり使ってます。 ## 家族が買ったアプリを使えるだけでも最強 とりあえず家族で2人以上iPhoneを使ってる人がいれば、**家族が買ったアプリを使える**という一点だけのためにもファミリー共有しといて損はないかと。 結構色々便利なことが多くて、全部書こうとすると終わらないので、ファミリー共有について詳しく知りたい方は、Apple公式の説明をどうぞ。 [iCloud - ファミリー共有 - Apple(日本)](https://www.apple.com/jp/icloud/family-sharing/)